さぁ、今日は、今遠征のハイライト、FCBarcelona戦です。とは言え、相手は1つ年下のU13、意地でも、良い結果を残したいところです。
バルサは前半、韓国人のパク君がキャプテンマークを付け、PBJを迎えます。
試合は序盤、ほぼ互角の展開。そんな中、PBJは裏に抜けた絶妙なスルーパスに対し、YUTAが走り込んでミドルシュート!これが、ドライブ回転が掛り、相手のGKの頭上を抜けてゴールイン!PBJ、先制点を叩き込む事に成功します。
その後も、拮抗した展開が続きます。
何度か、バルサにチャンスを作られるも、GK Seijyoのファインセーブなどで、ゴールを死守します。
PBJのベンチからは、「これ、行けんじゃねぇ。俺達の悪い癖が出なけりゃな。」と、手応えを感じる声も。
しかし、そう思った束の間、前半終了間際に、同点ゴールを叩き込まれ、1-1でハーフタイムを迎えます。
1歳年下とは言え、スペイン、いや、世界から集まった精鋭達の軍団バルサのカンテラ。彼らとの対戦で、前半を終えて1-1と言う状況に、PBJの選手達は、自信と手応えを掴み、非常に良い表情をしています。
がしかし、彼らに衝撃が訪れるまでに、そう時間は掛りませんでした。
後半からがらりとメンバーを変えて来たバルサ。どうやら、こちらがレギュラー組のようです。
パス回しのリズム、パススピード、何もかもが、1速、いや、2速はギアーが変わった感じです。
そして、前線に陣取る黒人Alexisは、強烈でした。
開始早々30秒で守備陣をかいくぐって勝ち越しゴールを決めると、次々とPBJゴールを遅い、瞬く間にハットトリック。アシストも1つ決め、後半の4ゴール全てに絡む格の違いを見せつけ、バルサが5-1と勝利しました。
それにしても、「これが13歳かと言う程の大人びたフットボールと、そこに加味された個の力。」世界ナンバーワンのクラブ、そして世界屈指の下部組織を有するバルサの実力を、まざまざと見せつけられました。
千葉の強豪クラブへの道を進むPBJ。そんな彼らの前に突き付けられた世界。少年達は、涙の奥に、自分達の目指す真のフットボールを、脳裏に焼き付けた事でしょう。