さぁ、いよいよペーニャ・バルサ・ジャパン千葉U14のバルセロナ遠征も、最終日を迎える事となりました。遠征第4戦は、Bellvitge U15との対戦です。
4連敗だけは避けたい。そう意気込むPBJ千葉。
が、しかし相手は1歳年上のU15。
皆一様に相手を見て、「でかっ!」
それでも、今遠征での良い思い出を掴み取ろうと、気合は十分です。
試合は序盤、拮抗した展開で進みます。それでも、随所に個の力で際立つBellvitgeは、徐々に、試合の主導権を握って行きます。
PBJは、時折、イージーなミスを犯してしまい、それが相手のゴールに直結してしまいます。
4-3-3と本家と同じ布陣で臨むPBJ。しかし、この遠征を通じて、自慢のスピードある3トップがなかなかゴールチャンスを演出する事が出来ません。ボールを丁寧に繋ぐバルサ的フットボールを志すPBJ。ボールを繋ぎながら、攻撃の糸口をじっくり探りたいところですが、相手の激しいアプローチを前に、なかなか思うようにボールをポゼション出来ません。それでも、GKのSeijoの神懸かり的なセーブで、ピンチを何度となく防いで行きます。
しかし、自力で上回るBellvitgeは、徐々に本領を発揮し、ボールを次々とPBJゴールに切り込みます。
終わってみれば6-0。Bellvitgeの快勝に終わりました。
今回の遠征で気づいた事。それは、スペインのチームは、どのチームでも、それなりの力を持っていると言う事。流石に、10人少年がいたら、7~8人はフットボールをするお国柄だけあって、その層が分厚い事この上無し。日本と比べ、下手のレベルが全然違う気がします。
そんなフットボール先進国スペインの環境、文化を目の当たりにしてPBJの選手達。この強烈で、ほろ苦い経験を、是が非でも、今後に活かしてもらいたいと思います。
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