MGF 現地レポート

PBJ U14 スペイン遠征2012春 【順位決定L vs HESSLE SPORTING CLUB】

この日の午後の試合は、順位決定リーグの第２節、イングランドのHESSLE SPORTING CLUBとの対戦です。

そして、この試合で遂に、やってくれました。ポテンシャルがありながらも、良い所無くここまで来ていたPBJフットボールがようやく爆発！

３－１で見事に勝利を収める事に成功ました！

残念ながらTERRASSAが２勝した為、準々決勝進出はなりませんでしたが、ようやく掴み取った１勝。選手達は、海外で掴み取る１勝の重みを噛みしめた事でしょう。

どこに行っても、どんな時でも、どんな状況下でも、１００％の力を発揮する術を、皆には身に着けて欲しいと思います。

今回味わった悔しさを、日本に帰ってぶつけ、大いに千葉で暴れてもらいたいものです！

 

 

PBJ U14 スペイン遠征2012春 【順位決定L vs TERRASSA】

今日から始まる順位決定リーグ。ここでは、２４チームが３チームずつの８グループに分かれ、総当たり戦を行います。そして、各グループ１位のチームのみが、順位決定トーナメント準々決勝に駒を進める事が出来ます。

我らがペーニャ・バルサ・ジャパン千葉U１４のライバルチームとなるのは、カタルーニャの強豪TERRASSAと、イングランドのHESSLE SPORTING CLUBです。

まずは、TERRASSAとPBJが対決です。

ここまで大会で１つも勝利を味わっていないPBJ。手ぶらで日本に帰る訳にはいかないと、奮闘します。

しかし、TERRASSAもトップチームがスペインの３部に所属する強豪。カンテラの実力もスペインで中の上レベルの実力があります。

試合は、３－０で、TERRASSAの勝利となりました。

これで、PBJの準決勝進出は非常に厳しくなりました。

 

PBJ U13 スペイン遠征2012春 【決勝Tベスト32 vs SOUTHAMPTON 】

さぁ、今日から決勝トーナメントがスタートです！グループMを見事に２位で決勝トーナメントに進出した我らがペーニャ・バルサ・ジャパン（PBJ）U１３は、決勝トーナメント第１回戦（ベスト３２）で、イングランドの名門サウサンプトンと対決する事になりました。

ノックアウト方式、負けたら終わりのトーナメント戦です。

試合は、尻上がりに調子を上げて来ていたPBJが奮闘するも、チャンスをきっちりとものにして行ったサウサンプトンが、３－０で勝利を収めました。

 

これで、PBJのバルセロナでの春の挑戦は、終わりを告げました。

 

大会で戦った４試合は、ヨーロッパのビッククラブと名門相手に世界の壁を見せつけられ、一方で、スペインの中堅どころには見事に２勝を上げるなど、悔しさと自信を感じた大会となりました。

 

 

（編集後記）

この後、大会は進み、ベスト４ではASPIRE FOOTBALL DREAMS（セネガル）がバルサを０－０からのPK戦で破り決勝へ進むと、もう一方ではレアル・マドリーを２－１で破ったインテル・ミラノが勝ち上がり、ファイナルでは、１－０でASPIRE FOOTBALL DREAMSが優勝を手にしました。

何と、Juvenil（U１８）、Cadete（U１５）、Infantil（U１３）の３つのカテゴリーで、ASPIRE FOOTBALL DREAMSが優勝を飾ると言う、まさに彼らの為の大会となりました。

 

ASPIRE FOOTBALL DREAMSは、W杯で５つの異なる国を率いて戦った経験のある、あのボラ・ミルチノビッチ氏をディレクターに据えるフットボール・スクールで、カタールを中心に、世界各地で展開している団体。バルサのコーチ陣も引き抜かれ、組織的な強化を図っているとか。特筆すべきは、カタールを本拠地にしているとは言え、選手の殆どがセネガルを中心としたアフリカから集められている点。将来的には、カタール国籍を取得したアフリカ人達が、カタール代表として、アジアの中で旋風を巻き起こし、日本に大きく立ちはだかる可能性があるのです。

 

PBJ U13 スペイン遠征2012春 【第3節 vs ATLETIC PALS】

さぁ、雌雄を決する時がやって来ました。１勝１敗同士の対決。勝った方が、決勝トーナメント進出です。奇しくも、インテル・ミラノに敗れたスコアーも両チーム共に０－１２。RACING SARRIA戦は我らがPBJが６－１なのに対し、ALTETIC PALSが４－１。すなわち、同点でもPBJが決勝トーナメントベスト３２へ進む事が出来ます。（Infantil大会＜U１３＞は６４チームが参加で、上位２チームが決勝トーナメント、下位２チームが下位トーナメントへ進む）

試合は激しい中盤での攻防の中、次第にリズムに乗り始めたPBJが、第２戦に引き続き、攻撃陣の爆発を見る事になります。

３－１！

見事な勝利で、グループリーグを２勝１敗としたPBJは、見事！決勝トーナメント進出を果たしました！

いいぞ！PBJ！！！

 

PBJ U13 スペイン遠征2012春 【第2節 vs RACING SARRIA】

インテル戦の衝撃から一夜明けた大会２日目。直ぐに気持ちを切り替えて、次の試合に挑まなければ行けません。グループリーグ第２節は、地元カタルーニャ州のRACING SARRIA戦です。Palafrugellの町で行われたこの試合、吹っ切れたように戦ったペーニャ・バルサ・ジャパンU１３の攻撃陣が爆発します。終わってみれば６－１の大勝で、見事に大会初勝利を上げる事に成功しました。次節は、決勝トーナメント進出を懸け、ATLETIC PALSと対戦します。

PBJ U14 スペイン遠征2012春 【第3節 vs UTRECHT】

グループリーグも最終戦となる第３節。我らがPBJ千葉U１４は、オランダの名門ユトレヒトと対戦です。現在は、元プロ野球選手の高木豊氏の次男、善朗が活躍している事でも有名なクラブです。ちなみにこのUTRECHTと第２節でPBJが０－７で敗れた相手、ALBORAYAの対決は２－２のドローでした。それだけに、苦戦は必至です。

試合は、パワーとスピードで上回るユトレヒトが主導権を握る展開、そんな中、PBJは１点を返す反撃を見せたものの、試合は１－６で敗れる結果となりました。

これで、グループリーグは３戦全敗となり、順位決定リーグへ進む事となりました。

何とか、PBJイレブンの笑顔が見たい。

明日からの戦いに期待しましょう！

 

PBJ U14 スペイン遠征2012春 【第2節 vs BANYOLES】

開幕戦を打ち合いの末、落としてしまったPBJ千葉（ペーニャ・バルサ・ジャパン）U１４。グループリーグの中で、一番勝ち点３を取らなければいけない相手だっただけに、ショックは隠しきれません。次なる相手は、ALBORAYA、バレンシア州の強豪クラブです。

試合は、９６年生まれの体格面で一回り大きいALBORAYAの一方的な展開。PBJも９７年生まれながら、日本人としては体格に恵まれた選手が揃っているものの、それでも、ALBORAYAのスピード、パワーに圧倒されます。PBJは、局面で戦えている選手もいるのですが、中には、ALBORAYAの迫力に圧倒されて、気持ちで負けてしまっている選手も。

試合はALBORAYAが７－０で勝利を収めました。

この瞬間、PBJ U１４の決勝トーナメント進出は絶望的となりました。

こうなったら、一矢を報いる為に、もう一度本来の力を発揮すべく、集中してもらいたいところです。

PBJ U13 スペイン遠征2012春 【開幕戦 vs INTER MILAN】

さぁ、そして、開幕戦の中でも、最もビッグネームと当たる事になったのは、PBJ（ペーニャ・バルサ・ジャパン）U１３。長友選手が所属するインテル・ミランといきなり対決です。

しかし、この試合は、PBJイレブン達が、世界の壁を否が応にも突き付けられた過酷な試合となってしまいました。スピード、パワー、テクニック、どれを取っても次元が違う。いつもは自分達でしっかりとパスを繋げるPBJも、この日はインテルの速いチェイスに何もさせてもらえません。

これが同じ９８年生まれなのか。身長も、体格も、全く違う。まるで、小学生vs高校生を見ているかのよう。

これが世界。

それでも、監督の鼓舞の下、PBJ選手達の中には、懸命に走り、果敢に挑戦しようと言う選手達もいました。

ベンチに座っていた２０００年生まれのただ一人の年下KEIRYUは、「早く出たい！」とワクワクする気持ちを抑えながらウォーミングアップを続け、そして、僅かながら出場時間をもらうと、前線で小さいながらも体を張り、フリーキックのチャンスを創出していました。

 

が、ここでタイムアップ。終わってみれば０－１２。世界の凄さをまざまざと見せつけられました。

試合後の選手達「相手、やばかったっす。」「日本の同じ歳では味わえないレベル。」

 

目指すべき頂は遠い。

でも、それを体感し、痛感しただけでも、貴重な体験です。

ここからがスタート。ここから、どう進んで行くかです。

PBJ U14 スペイン遠征2012春 【開幕戦 vs BANYOLES】

PBJ（ペーニャ・バルサ・ジャパン）の兄貴分、U１４は、開幕戦で地元のBANYOLESと対戦、グループリーグでは一番組しやすい相手と予想されていましたが、試合は乱打戦の末、３－５でまさかの敗戦。苦しいスタートとなってしまいました。

MIC 2012 開幕！！！

さぁ、いよいよこの季節がやって参りましたぁ！

MICこと、MEDITERRANEAN INTERNATIONAL CUP（地中海国際サッカー大会）の開幕です！！！

２００１年から始まった今大会も、はや第１２回目を迎え、今や、ヨーロッパの下部組織の大会としては、最大規模のイベントと言っても、過言ではありません。

今年は、Juvenil（ユース）カテゴリーが２８チーム、Cadete（U１５）カテゴリーが４８チーム、Infantil（U１３）カテゴリーが６４チーム、そして、Alevin（U１１）カテゴリーが１１人制３２チーム、７人制３２チームと、総勢２００チーム以上が大集結する形となりました。

 

その中には、バルサやレアル・マドリーを始め、アトレチコ・マドリーやアスレチッククルブ・ビルバオのスペイン勢、マンチェスター・ユナイテッド、やインテル・ミラン、アヤックスやFCポルトなどのヨーロッパの名門、そして、ブラジル代表やコートジボワール代表も出場します。

日本からも多くのチームが参加しており、MGFでも、岡山の名門、作陽高校、その弟分！？HAJAXS、千葉からPBJ（ペーニャ・バルサ・ジャパン）、群馬からWERDERKING、そして埼玉から埼玉地域連合選抜U１２のサポートをさせて頂く事になりました。

 

果たして、どんな戦いが待ち受けているのでしょうか！？

選手達には、熱き戦いを期待したいと思います！