さぁ、そして、開幕戦の中でも、最もビッグネームと当たる事になったのは、PBJ(ペーニャ・バルサ・ジャパン)U13。長友選手が所属するインテル・ミランといきなり対決です。
しかし、この試合は、PBJイレブン達が、世界の壁を否が応にも突き付けられた過酷な試合となってしまいました。スピード、パワー、テクニック、どれを取っても次元が違う。いつもは自分達でしっかりとパスを繋げるPBJも、この日はインテルの速いチェイスに何もさせてもらえません。
これが同じ98年生まれなのか。身長も、体格も、全く違う。まるで、小学生vs高校生を見ているかのよう。
これが世界。
それでも、監督の鼓舞の下、PBJ選手達の中には、懸命に走り、果敢に挑戦しようと言う選手達もいました。
ベンチに座っていた2000年生まれのただ一人の年下KEIRYUは、「早く出たい!」とワクワクする気持ちを抑えながらウォーミングアップを続け、そして、僅かながら出場時間をもらうと、前線で小さいながらも体を張り、フリーキックのチャンスを創出していました。
が、ここでタイムアップ。終わってみれば0-12。世界の凄さをまざまざと見せつけられました。
試合後の選手達「相手、やばかったっす。」「日本の同じ歳では味わえないレベル。」
目指すべき頂は遠い。
でも、それを体感し、痛感しただけでも、貴重な体験です。
ここからがスタート。ここから、どう進んで行くかです。
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