遂に、お別れの時です。
ATSUSHI「一ヵ月、あっと言うまでした。あと一ヵ月はいたいです。」を連発していた彼。
「ここに来て、自分が通用する部分と、まだまだ足りない部分が色々と見えて来ました。」
“足りない部分はどこだった!?”
「こっちは、寄せが早く、激しいので、ちょっとしたファーストタッチのぶれも許してもらえない。どんなボールが飛んで来ようと、ファーストタッチで直ぐに自分のボールにする精度、技術は、まだまだだと思いました。こっちのやつらは、本当にピタリと自分のものにしますからね。
あとは、スルーパスなどのラストパスの精度や強度。日本では通っていたボールが、簡単にインターセプトされてしまう。こっちのやつらは、読むのが上手いし、でかいから単純に足が届くと言うのもある。レベルの高いディフェンダーを相手にした時、もっともっと質の高いボールを供給しないと、通用しないと言う事を体感しました。」
4月からは、東北の某サッカー有名校に進学し、高校サッカーライフをスタートさせるATSUSHI。その先には、スペインでのプレーを夢、いや、目標に設定したようです。
「また必ず来ます!その時は、チーム探しです!」と笑顔で搭乗ゲートへ向かったATSUSHI。
これからの彼を、応援して行きたいと、背中を見送りながら、思いました。
ANIMO ! ATSUSHI !
HASTA PRONTO !!!
そうそう、最後に、彼の感想を下に掲載し、今回のATSUSHIの章を締めくくりたいと思います。
楽しかった・うれしかったことベスト5
1位スペインでサッカーできたこと
2位今回の留学で80ゴール取れたこと
3位オスピ最後の練習で胴上げしてもらったこと
4位オスピの監督に「残るなら選手登録してやるぞ!」と言ってもらったこと
5位サムライ寮のみんなとのサッカー
つらかったことは考えてみたのですが、
1つも思い浮かびませんでした。