今日は、いよいよ昨日のスクールとは打って変わり、2005年コンビのTOMONARIとYUTAは、エスパニョールのカンテラ、2005年チームのPrebenjamin(プレベンハミン)との練習に挑戦です。
通常、なかなかカンテラ(育成・下部組織/アカデミー)との練習は実現しないものですが、今回は何とベンフィカのコーチからの推薦と言う事で、特別に許可がおりました。もっとも、2週間の練習参加の中で、実力が伴わないようであれば、2週目は断られる可能性もありと言う、条件付きです。
2005年(小学校1年生)チームは、エスパニョールが選抜チームを構成する最初の学年となります。その為、まだまだそれほど淘汰されていないだけに、まだまだ皆荒削りな部分があります。しかし、スピード、パワー、キック力などなど、個々のポテンシャルは皆、何かしらを持っています。
そんな中、監督のペドロに褒め言葉を連発されていたのがYUTA。早生まれの小2の彼は、ドリブル、スピード、キックなどなど、全てにおいて、一定レベルのスキルを持っており、やや小柄な分、球際の攻防に難を見せていたものの、その他は、このエスパニョールの猛者達の中でも、十分にやれていました!
一方、このレベルの高い中で苦労していたのがTOMONARI。相手の寄せの速さに、少しでもコントロールが乱れると、ボールを奪われてしまうスピード感に、なかなかついて行けていない様子でした。
この日は、フリーマンを付けたボールポゼションの練習が行われ、そこでは、ボールを奪ったら素早く相手の圧力の少ない、遠くの味方に展開する意図が取り組まれていました。その後、ディフェンスが追いかけて来る中で、猛スピードでドリブルするトレーニングや、15m幅にゴールを2つ置いて、3vs3+GKの味方同士3回パスを通したらどちらのゴールにでもシュートを打てると言うシュートゲームが行われました。そこでは、如何に狭いピッチの中で、パスを素早く通すか、また、如何にパスを受ける為にスペースを見出し、素早くポゼションを取るかの技量が問われました。