長かったようで、あっという間にAOSHIの8週間は経過して行きました。
課題であった、球際、守備意識は、毎回の留学で、少しずつ成長して来ている。普段、日本では味わえない、周囲の屈強なフィジカルや、厳しさを求められる守備を体験できているのは素晴らしい事。ただ、平和ボケした国からやって来たAOSHIは、スペインでは、闘争心が足りない選手と映ってしまう。そして、それは、スペインでは、選手としては最も手にしたくないレッテル。回を重ねる毎に、それを肌で感じ、少しずつ浸透して来てはいる。でも、まだまだなのも事実。これまでの感触、スペインで客観的に指摘されている部分を本人がどれだけ痛切に感じ取り、真摯に受け止めて日本でも取り組んでいけるかどうかだろう。
生活面では、1ヶ月、月~金の週5で2時間ずつ語学に通い、それとは別に個人レッスンも毎日受け、普段のトレーニングでもどっぷりとスペイン語の世界に浸り。語学力はかなり向上しているだろう。
元から学業面では賢しこさはあるし、スペイン語を覚えてやろうという意気込みもあったので、覚えは早い。学校で知り合った友達らと出かけたり、サッカー観戦しに行ったりしていたので、本人なりに現地に溶け込み、充実した日々を送っていた様子。
AOSHI
「2軍のINFANTIL Cは、最後の1週間だけ、3回練習参加したけど、DやEと比べると、しっかりボールが蹴れて、パススピードもテンポあるし、ボディーコンタクトの当たりの強さも、スピード感も、色々な面でレベルが高かったです。日本ではなかなか味わう事のできない経験になった。長く練習したINFANTIL Dは、Eと一緒でそんなにレベルは高くないけど、去年も一緒にプレーした仲間もいたから楽しかった。練習はEよりも少し難しい内容があった。監督がカタラン語しか喋らないのでさらに内容を理解するのが難しかった。でもチームメイトの誰かに聞いたり、見たりして、最終的には理解してやれた。
(通用した部分は!?)
フリーでボールを持てた時は、普通にやりたいプレーが出来た。それと相手が近くにいて、ボールを持った時は、トラップがうまくいけば通用しましたが、ちょっとでもミスをすると寄せられた。
(なかなか通用しないと感じた事は!?)
守備です。寄せた時に、日本だと出されないような所にボールを運ばれて突破されてしまったり、ボールを奪いきれなかったり。守備はとても大事なことなので、もっと出来るように普段の練習から心がけたい。
(生活はどうやった!?)
いろんな寮生と遊んだり出かけたりして、とても充実でした。それから語学学校もいけたので、練習中や普段出かけた時、積極的にスペイン語を話せたので、語学力をアップできたのがよかったです。」
もはや短期という領域を超え、8週間の中期留学に挑んだAOSHI。また、今回も様々な収穫を手にしたことだろう。こんな誰もがなかなか出来る事では無い機会を与えてくれた家族に感謝し、日本でまた、新たに頑張って欲しい。そして、もっともっとピッチ上では、激しく闘える勇者となって、また戻って来て欲しい!
Felicidades por haber hecho buen trabajo y haber cumplido tu misión en estas 2 semanas.
Esperamos que esta experiencia te sirva mucho en tu gran futuro !!!
Muchisimas gracias y hasta pronto !!!