【MGFニュース】
Cadete Liga Preferente grupo 2
リーガ最終節、KOI&GINJI擁するL'Hospitaletは、アウェイでのEspanyol戦に挑戦です。この試合、残留争いが掛かっているL'Hospitalet。しかし、相手は1歳年下のチームとは言え、何と言ってもEspanyol。リーグ2位を行くチームは、高き壁です。
KOIが1-4-2-3-1のトップ下で先発したこの試合、Espanyolがボールを支配する形で進展して行きます。それでも、Espanyolに最後の最後はやらせず、粘り強く守るL'Hospitaletは、0-0でハーフタイムを迎えます。
ボールを持った際、Espanyolのプレスを恐れてか、前線の1トップ、黒人のサムに長いボールを蹴り込むシーンが多いオスピ。しかし、キックの精度の問題もあり、殆ど前線に収まる事無く、Espanyolボールになってしまうお粗末な展開が続きます。
時折サムが良い形でボールを収めようとするシーンでも、KOIとの距離があり過ぎて、マイボールに出来ないシーンも。ここだと言うボールに対しては、積極的に上がり、サムをサポートするプレーが欲しいところ。
また、サムへのどか蹴りを警戒してか、Espanyolのディフェンスラインが下がり、中盤との間にスペースがある為、そこでKOIがもっとボールを受ければ、ただ単にEspanyolにボールをプレゼントする形よりもより可能性があるものの、チームとしても、KOIとしても、そういうプレーに持ち込もうとする意図が感じられません。
後半、Espanyolがコーナーキックからの展開で、遂に、オスピのゴールを破ります。
高さでは負けてはいけない試合だっただけに、これは痛い痛い失点です。
終盤、GINJIが投入され、右サイドにGINJI、左サイドにKOIが両ウイングとしてプレーするも、ゴールに繋がるチャンスを演出する事が出来ず、試合はそのまま1-0で敗れる結果となりました。
幸いにして、降格争いのライバルの一つが首位のSant Andreuとの試合で引き分けた為、12位に留まり、かろうじて残留が確定しました。
これで、9ヶ月に渡るリーガ30試合の全日程が終了、L'Hospitaletは11勝7分12敗の勝ち点40と言う成績でした。
個人成績ではGINJIが4ゴール、KOIが7ゴール。7ゴールは、イヴァイと並んで、チーム得点王でした。
GINJI「今回の試合は、1-0で負けました。僕は後半から出ました。エスパニョールにボールを持たれていて、あまり僕たちのプレーが出来ていませんでした。あとはもっと点を入れられていても、おかしくないと思いました。僕のプレーはあまりよくありませんでした。もっとボールを叩いてリズムを作れたらいいと思いました。」
KOI VS Espanyol 0-1 負け 前後半フル出場
「ずっとボールをもたれててずっときつい時間だった。自分はボールを持ったときはとられずにしっかりプレーできたけど、持ってないときは消えてしまった。これで今シーズンの試合は終了。来シーズンは結果を残すためにしっかりやっていきたい。」