【MGFニュース】
Cadete Liga 1a Divición grupo 2
遂に!遂にやって来ましたこの瞬間!新たにバルセロナにやって来た若者、HIKARUがカタルーニャ州リーグの公式戦デビューを飾りました!!!
1999年生まれの新中学3年生のHIKARUは、マドリードでおよそ2年前からスペイン挑戦を始めたものの、FIFAのレギュレーションの制約等で紆余曲折を経て、今回、久々の公式戦出場となりました。既に、スペインでの公式戦出場経験のあったHIKARUにとって、リーガデビューではありませんでしたが、1年半もの間、公式戦から遠ざかっていただけに、本当に本当に待望の公式戦出場だった事でしょう。試合に出られる事が、どれほど嬉しく、楽しく、ありがたいことか。HIKARUは、長く辛抱した分、その喜びと価値と意義を十分に噛み締めて、これからプレーして行く事でしょう。
おめでとう!HIKARU !!! さぁ、君の挑戦は、これからが本番だ!!!
HIKARUは、シーズン途中からの加入と言う事もあり、強豪クラブに入り込むのに、なかなか困難を極めました。そんな中、強豪クラブの一つ、Sant Andreu(サン・アンドレウ)の1999年生まれチームの2軍、Cadete D(カデテ・デー)と言うチームからスタートする事になりました。実力では、十分に1軍でもやれるものを持っている為、週のトレーニングは、1軍と2軍を掛け持ちさせてもらえる事になりました。
Cadete Dが所属しているリーガは、Cadete(カデテ)と呼称されるU16リーグ(今シーズンは1998〜1999年生まれ対象)のPrimera Divición(3部リーグに相当)で、Sant Andreuは現在2位に就けています。首位のSantsとの勝ち点差は4。残り試合数は4と僅かなだけに、優勝し、2部リーグ昇格を果たす為には、一つも負ける訳には行きません。
しかし、今節の相手は、同組3位に就けるPOBLE SEC、相手は1998年生まれを主体としたチームだけに、フィジカル面で劣勢を強いられる事でしょう。いずれにせよ、非常に重要な試合である事に間違いありません。
さぁ、そんなHIKARUのデビュー戦はどうだったのでしょうか!?
リーガ第27節、敵地に乗り込んでPOBLE SECと対戦したHIKARU擁するSant Andreuは、前半の内に2点をリードされる苦しい展開。そして、後半頭からいよいよHIKARUが登場します。3部リーグだけに、全体的に足元の技術のレベルが劣る中、HIKARUは持ち味のしっかりとした技術でプレーに臨みます。ポジションは、バルサ的な1−4−3−3の最初は中盤の左でスタートし、後半10分ぐらいから、ボランチの位置に移りました。が、緊張と遠慮からか、周囲に合わしてしまい、自分の良さを十分にアピール出来ていません。
試合は、Sant Andreuが1点を返したものの、試合は2−1で敗れる結果となってしまいました。ライバルのSantsが勝利した為、勝ち点差は7に開いてしまいました。HIKARUにとっても嬉しくも、ほろ苦いデビュー戦となりました。
残り3試合、最後まで諦めず、そして、来シーズン、1軍に昇格する為にも、全力でアピールして行って欲しいものです!!!
辛口フリオのレポート
「2−0で負けてる状態で後半開始から出場しました。蹴るサッカーの中で、唯一足元が上手い選手ではありましたが、これっていう目立つ事はなかったのも事実。チームに合流して間もないので合わない事や、堅いとこが見られたデビュー戦でした。試合は2−1で負けたので優勝は非常に厳しくなりました。評価は4!」