MGF 現地レポート

El Diario de KAZUKI ~ ハットトリック！！！ ~

　プレシーズンマッチ、KAZUKI擁するエウロパのCadete Dは、ホームにMercantilを迎えての対戦。ここでは、我らがKAZUKIがやってくれました！

　後半から１－４－３－３の左ウイングで出場したKAZUKIは、ボールを持つ度に相手に脅威を与え続けます。前線で左から中へ上手くスペースを見つけて走り込んだ際にタイミング良くボールを受けてチーム２点目となるゴールを決めると、続いてはゴール正面の混戦の中で、相手を欺く形で上手くすり抜けてのシュート。最後は、後方からの一気のロングパスにディフェンダーの裏へ抜け出し、そのままキーパーとの一対一を難なくループシュートで決め、見事にハットトリック達成！！！

　この日の試合は、“KAZUKIデー”となりました。

　こうした際立った活躍を続けて行けば、必ずやCadete B（１９９８年生まれの１軍）からお声が掛かる事でしょう！

 

KAZUKI「今週は空回りしてしまい自分のプレーができなくなっている苦しいときでの３ゴールだったので自分にとって大きかったと思います。しかしながら、今日は相手が弱かったこともあるし、課題も多くありました。今日の３ゴールで余韻にひったっている暇もないので、謙虚にひたむきに努力していきたいと思います。今日チームが勝てた１つとして気持ちがあったことだと思います。１点目のセルヒオのゴールからも気持ちが伝わってきました。今日の３ゴールはチームみんなのお陰だと思うので感謝しています。これからも日々頑張っていきたいと思います。」

 

 

個人留学2012冬 KAZUKI 【 鍛えて戻って来る！ 】

３週間の短期留学も、あっと言う間に帰国の日を迎えました。朝７：４５分の便の為、寮を出たのは朝の５時代。手にした沢山のお土産を、たまたま日本の中学校を卒業する為に一時帰国するGINJIのスーツケースにも入れてもらい、帰国の途に着きました。（今回、３週間通った語学学校の証明書も、日本の中学校の単位扱いになるとの事で、しっかりと持って帰りました。）

 

“フットボールではこっちで色々と感じる事があったと思うけど、それ以外で何か感じたことある！？”

「寮では、自分で食べた後の食器とかを自分で洗ったり、洗濯物を自分で洗濯機に掛けて、干したりと、普段日本ではやらないような事を自分でやった。いつも当たり前にやってもらっていた事が、ここではそうでは無かった。」

“親の存在の有難さが少しは分かったって事！？”

「少しどころか、かなりですね。」

 

ある意味、今回の留学の彼にとってのもう一つの意義が、この言葉にあったのかもしれません。

その気持ちを、今後、日本に戻っても、活かして欲しいと思います。

 

技術は通用する。がしかし、スピードやパワーと言ったフィジカル面では、差を感じた。こっちで通用する為には、“技”だけでは駄目。高いレベルでの“体”も、そして、何よりも、“心”が無ければならない。

今回の体験を下に、自分に足りないものに少しでも気づき、精進してもらいたいと思います。

「またいつか、本気で挑戦したい。」その言葉を現実の、身近な目標として、努力し続ける事が出来るか。

これからのKAZUKI次第です！

 

ANIMO ! KAZUKI !

HASTA LUEGO !!!