MGF 現地レポート

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ ほろ苦い勝利 ~

【MGF速報】

Alevínリーグ Primera División Grupo 2

リーガ第７節。ホームにSant Andreuを迎えた一戦は、４－１でコルネヤが勝利！順位も４位に上げて来ました。雨で水を含んだ人工芝のピッチでは、細かいパスは繋げません。その為、この日は、蹴って走るダイレクトなプレーと、ルーズボールを取り合うフィジカルな戦いが繰り広げられました。そんな中、トップ下の位置に入ったKOSHIROは、自分の上を飛び交うボールと体をぶつけ合う攻防に、なかなか存在感を見せる事が出来ません。それでも、最後の４パルテ目には、ジャニスとの鋭いワンツーを繰り出してチャンスメークするなど、ゴールチャンスに絡んで行きます。あとは、最後の右サイドの至近距離から、誰もがシュートを思ったプレーで、パスを選択。アイデアとしては、面白いのですが、味方のジャニスも感じきれない意外性。やはりあそこは、思い切って自分が左サイドネットにぶちこむ気持ちで打って欲しかった。

一方のYUKI。先週のフル回転での活躍とは打って変わり、この日は１パルテ半の出場にとどまります。２トップの右サイドで起用されたYUKI。気になったのは、パスを第一の選択肢としてプレーしていた事。彼の持ち味であるスピードを大いに活かす為に、空いた右サイドのスペースにドリブルで突進して行くとか、泥臭く自分で行こうとする姿勢が欲しかった。綺麗にプレーしようとするのもいいが、時には、「俺が決めてやる！」と言うオーラが伝わってくるプレーをして欲しい。いい子から、ファイターに変身出来れば、君はもっと凄い選手になれる！

 

と言う訳で、チームは４－１で勝利したものの、サムライ少年達にとっては、やや勝利に乗り遅れた感のある試合でした。来週はアウェイでのSant Cugat戦。そして、その次はバルサ戦です！

 

KOSHIRO「１、２パルテは、両チームぼんぼん前に蹴っていたから、あんまりボールが来なかった。その時に、もっと激しいディフェンスが出来ればよかった。最後、マヌ―とワンツ―で抜いたときに、あそこでジャニスに出さないで、打てばよかった。次はもっと走り回る！」

本日のショット

El Diario de YUKI y KOSHIRO ~ ゴールラッシュ！ ~

【MGF速報】

Alevínリーグ Primera División Grupo 2

リーガ第６節、ホームにグラマネットを迎えた一戦は、９－１の圧勝劇で、コルネヤが勝利を収めました！

この試合、YUKIが何とハットトリック、KOSHIROもYUKIからのアシストを叩きこみ、サムライ少年揃い踏みの活躍でした！

 

YUKI「GRAMANET MILANは最下位だから得失点差を稼ぐために大差で勝つ必要があったので、ハットトリックできて良かった。先週木曜日の練習で動きの良くなかった選手が試合に招集されなかった。だから、今日の試合はFWでの出場時間が多くなるのはわかっていたし、ゴールのチャンスが沢山あると思っていた。１点目はKOSHIROのコーナーキックをデスマルケでニアに入ってフリーで合わせた先制ゴール。２点目は相手サイドバックのトラップミスを見逃さずに奪い取って持ち込んだ。３点目はデスマルケでうまく相手の裏をとれた。サイドバックのときは相手選手２枚を引きつけてKOSHIROにアシストパスもできたし、全体的に動きは良かったと思う。

今週の練習もしっかり取り組んで、来週の試合に招集されるように準備したい。」

 

 

KOSHIRO「 トップ下でした。3パルテでました。トップ下だからロングシュートをもっと打って行きたかった。
真ん中なので、もっと全部にディフェンスに行かないと。」

 

 

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ 痛い黒星 ~

【MGF速報】

Alevínリーグ Primera División Grupo 2

アウェイでのMollet戦。先発したのはKOSHIRO。トップ下の位置で、１トップのジャニスのプレーをサポートします。そのKOSHIROから、何本かスルーパスが前線に通るも、味方FWがなかなか決め切れません。拮抗した試合は、前半終了間際まで、０－０の戦いが続きます。

すると、前半終了間際にMolletが先制点を上げ、試合の均衡が破れます。その後、YUKIも奮闘するも、試合は２－０と敗れ、ここに来て、まさかの痛い黒星を喫する形となりました。

 

YUKI「今節は自分も含めてチーム全体の動きが悪かった。自分がボールを持った時に、パスコースがない、と監督とも話をして、チーム全体にもサポートに動くように指示が出ていたんだけど、なかなか改善されなかった。また、自分も含めてチーム全員が何度も決定機を外してしまった。試合自体は圧していたので悔しい。」

 

KOSHIRO「 横のパスばっかだから、もっと縦のパスを狙った方がよかった。シュートを打てるチャンスがあったから、それを逃さないようにしないと。チーム全体が決定力が無かったから、そこを改善しないと。もうちょっと、ポジショニングも良くしていかなければいけない。次は、俺が勝たせる！」

El Diario de YUKI y KOSHIRO ~ スカっと快勝！ ~

【MGF速報】

Alevínリーグ Primera División Grupo 2

ホームにJabac i Terrassaを迎えた一戦は、６－１でコルネヤが快勝を収めました！

先制点の口火を切ったのは、２トップで先発出場したYUKI。その後もコルネヤが得点を重ね、KOSHIROも１つアシストを決めるなど、勝利に貢献しました。

 

KOSHIRO「この試合は３－１－２の中盤として起用された。俺は受ける時のポジションが上手く出来たから、もらってからXAVIみたいにパスをさばく事が出来た。トップ下だから、ロングシュートも狙った。自分としては良かったと思う。でも、まだちょっといけない所で取られるから、そこを体を張って取られないようにして行きたい。ディフェンスは、もっと激しくやらなければ。」

 

YUKI「今日は絶対に負けられない相手だったけど、開始早々、相手の死角から上手く裏に抜け出して、キーパーとの１対１をきっちり決めることが出来て良かった。そのあとは、相手がスペースを消して来たので、ボールを受けるスペースを探すのに苦労した。２レグ目は、サイドバックで出て、センターバックのカバーリングと味方のサポートは上手く出来ていたと思う。最近はFWとサイドバックの両方での出場が多いけど、どちらかと言うとサイドバックの方が好きになってきたかも！」

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ エスパニョール戦 ~

【MGF速報】

Alevínリーグ Primera División Grupo 2

早くも、リーガ第３節を迎えたYUKIとKOSHIRO擁するコルネヤAlevin Aチーム。この日は、シーズンの山場の１つ、敵地での強豪エスパニョール戦に挑みました。

試合は、左サイドバックに入ったYUKIの豪快な今シーズン１号となるミドルシュートがファーサイド隅に突き刺さり、コルネヤの先制でスタートします。今や、バルサやエスパニョールとの対決が日常茶飯事になって来た彼らにとって、アウェイでの公式戦と言うシチュエーションにもかかわらず、こうして力を発揮出来るようになって来た事は、成長して来た証拠。本当に嬉しい限りです！

さて、試合はその後、一進一退の攻防が続き、２－２でハーフタイムを迎えます。

続いて３パルテ。ゴール前の攻防から、ジャニスの折り返しをKOSHIROがスライディングで押し込み、２－３と再びコルネヤがリードする事に成功します。この日のKOSHIROは、何度もファールで削られながらも、激しく体をぶつけて戦い、ルイス監督からも評価されていました。

その後、ジャニスが２－４と突き放すゴールを決めた時は、誰もが金星を期待しました。

がしかし、その後、エスパニョールがホームの意地、１部リーグクラブの下部組織の意地を見せ、猛攻。コルネヤはこれに耐えられず、２点を献上、試合は、４－４のドローに終わりました。

強豪相手に敵地で勝ち点１は価値あるもの！しかし、試合展開上、十分に勝てる試合だっただけに、最後の試合の終わらせ方に課題を残した試合となりました。

 

KOSHIRO「今日はトップ下のフリーのポジションだったから、自由にやれたし、いっぱい走った。もっとシュートを打てれば、もっと獲れた。次は勝つ！」

 

YUKI「今節は、１レグに左サイドバック、４レグにFWで出場した。１レグの先制点はゴラッソだった！ジャニスが落としたボールにシュート回転をかけてファーポストの上に叩き込んだイメージ通りのシュート。蹴った瞬間に入ると思った。今日はボランチがやられていて、エスパニョールの中盤へのパスがノープレッシャーで入ってしまい、そこから精度の高いパスをサイドに散らされたので、自分のサイドを崩されないようにするのが大変だった。２点リードの４レグで布陣を３－２－１に変更して守備固めに入ったんだけど、カウンターとコーナーから同点に追い付かれてしまった。とても残念な結果。」

 

 

 

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ 11/12開幕！ ~

【MGF速報】

Alevin１部リーグ開幕！我らがYUKI＆KOSHIRO擁するコルネヤAlevin Aは、アウェイでVIC RIUPRIMERと対戦、３－３で引分けました。

KOSHIRO「スルーパスが何本も通った。ディフェンスも激しくやれた。けど、開幕戦、勝ちたかった。」

El Diario de KOSHIRO ~ 11/12 リーガスケジュール表 ~

11/12 リーガスケジュール表 Cornellá Alevin A 1er divicion grupo 2

El Diario de YUKI y KOSHIRO ~ 宿敵を破る！ ~

【MGF速報】

グラマネットのSinguelinグラウンドで行われた８チームによる大会に、KOSHIROとYUKI擁するコルネヤAlevin Aは参加しました。ここには、バルサ、エスパニョール、ダム等も参加し、カタルーニャ州の最強の２０００年生まれ達が一堂に会す大会となりました。

４チームずつに分かれたグループリーグ、コルネヤは初戦でエスパニョールと対戦。先週も顔を合わせた両者は、この時コルネヤが２－５で完敗を喫しており、どこまで食い下がれるかが注目されました。

ところが、蓋を開けてみれば、モチベーションの高いコルネヤが、厳しいチェックと、前へ前への勢いを駆って、エスパニョールを押し込みます。そして、エースのジャニスが２ゴールを上げると、KOSHIROが一度はシュートを弾かれるも、こぼれ球を先に蹴り込み３点目。締めくくりは、この日２トップの位置に入ったYUKIが、FWチャビの粘り抜いてのシュートをキーパーが弾いた所を素早く詰めて蹴り込みゴール！なんと！宿敵エスパニョール相手に４－０の快勝劇を演じました！

その後、ジャバック・イ・テラッサには接戦の末２－１で勝利、ダムには０－１で敗れたものの、３チームが勝ち点６で並んだ中、得失点差で１位となり、準決勝進出を決めました。

そして、準決勝では、もう一方のグループで２位通過だったジローナを４－０で一蹴、決勝では、エスパニョールを２－１で破ったバルサが順当に勝ち上がって来ました。

 

その決勝戦、相手は、流石にバルサでした。巧みなパス回し、相手のスペースを的確に突き、相手の寄せが甘いとみるや、ドリブルやミドルシュートを放って来ます。

そして、怪物セルヒオに２ゴールを許すなど、０－４で完敗、この日２度目の金星を上げる事は出来ませんでした。

宿敵エスパニョールに快勝した歓喜と、強豪バルサに完全にやられた落胆。２つの相対する境遇を味わった、ほろ苦い、しかし、貴重な経験値を得た大会となりました。

 

El Diario de KOSHIRO y YUKI ~ 上を目指せ！ ~

２０００年生まれのコルネヤの１軍、Alevin Aに昇格したYUKIとKOSHIRO。２人にとっての、新たな挑戦が始まりました。今週は、３日間の大会に出場です。テラッサと言う、バルセロナの北西にある町で行われた大会には、Alevin（１０～１１歳）、Infantil（１２～１３歳）、Cadete（１４～１５歳）、Juvenil（１６～１８歳）の各カテゴリーが集結し、そこには、FCバルセロナ、エスパニョール、サラゴサ等のビッグネームも何を連ねています。

Alevinカテゴリーは、８チームが集結し、２人のコルネヤが入ったブロックには、Natacio Terrassa、San Gabriel、そして、Espanyolが入っています。ここで総当たりのグループリーグを行い、上位２チームが、もう一方のグループの上位２チームと準決勝、そして決勝を戦う事になります。

昨日の初日は、コルネヤが地元のNatacio Terrassaを５－０で破り、続く強豪San Garbielも２－１で下しました。

 

そして、この日、優勝候補のエスパニョールと対決です。

２０００年生まれのエスパニョールは、YUKIもKOSHIROも良く練習参加したチーム。しかし、この日登場したチームの顔ぶれは、知っている顔はミゲル、ダニ、ブルーノぐらいで、後は皆、新しいメンバーばかり。聞けば、バルサに移籍して行ったり、解雇されたりと、相当の移動があったようです。少年世代にして、トップレベルのクラブでは、出入りが激しい、厳しい世界なのが、ここスペインです。

 

さて、試合は自力に勝るエスパニョールが、猛攻を繰り出す形でスタートします。３－１－２の布陣で臨んだコルネヤ。KOSHIROは、２トップながら、シャドウ気味に、１．５列目で左右に自由にポジションを移動します。コルネヤは、GKの再三再四に渡るファインプレーによって、何とか失点だけは免れます。すると、徐々にペースを掴み始めるコルネヤ。次第にエスパニョール陣内に割って入って行きます。

前半２０分も半分以上を過ぎた頃、先制点がエスパニョールに入ります。右からのコーナーキックを、ファーサイドで待ち受けていたミゲルがヘッドで叩きこみます。それまで、集中力高く、粘り強く守っていただけに、コーナーキックの守備では、一瞬の隙を突かれた形となりました。が、そこを逃さなかったのは、流石エスパニョールと言った感じです。

何とか反撃に転じたいコルネヤ。すると、お返しとばかりに得たコーナーキックにて、ファーサイドの位置で待ち受けたKOSHIROがインサイドで合わせるようにボレーシュート！

これが、見事に決まり、コルネヤが１－１の同点に追い付きます。

喜ぶKOSHIRO、コルネヤの仲間達。コルネヤの父兄達、そして、何よりも大興奮ぶりを露わにしていたのは、KOSHIRO父でした（笑）。

 

前半はそのまま１－１で終了。

 

後半からは、YUKIの登場です。３－１－２の左サイドバックに入ったYUKI。持ち味のスピードを活かした縦の突破から、チャンスメイクします。そして、右からのコーナーキックのキッカーを任されるYUKIからの展開で、こぼれ球を拾ったYUKIが、中央へパスを送り込むと、これを味方の選手が豪快に蹴り込み、コルネヤ、２－１と逆転に成功します！勝ち越しのアシストを決めたYUKIも、ガッツポーズ！！！

 

が、コルネヤの選手が笑顔を見せたのもここまででした。

ゴール前の混戦の中、球際の攻防で勝利したダニがそのまま同点ゴールを決めると、中盤でボールを奪われたコルネヤの切り替えの遅さを突き、カウンターから得点。その後も、コルネヤDF陣のミスや、ミゲルの絶妙なフリーキックが決まり、終わってみれば、２－５の敗退となりました。

 

しかし、グループリーグで２位以上に入ったコルネヤは、明日、反対側のブロックで１位となったJabac y Terrassaと言う、やはり地元のクラブと準決勝を戦う事になりました。このセミファイナルに勝てば、再びエスパニョールにリベンジをするチャンスを得られるだけに、明日もまた、注目が集まります。