MGF 現地レポート

El Diario de MASATOU ~ 中学校へ入学！ ~

外国人が初期移住段階で通う語学・文化学校、EBE（Espai Benvinguts Educatiu）を卒業したMASATOU。月曜日から、地元の中学校、Francesc Macia中学校に通学する事になりました。

言葉の問題で、授業に付いて行くのが大変だと思いますが、いつかはクリアーしなければならない問題。言葉の壁は、若ければ若い程、その障壁を乗り越えられるはず。フットボール同様、勉学も頑張って欲しいと思います。

Animo ! MASATOU !!!

El Diario de MASATOU ~ すっかり右サイドバック定着!? ~

【MGFニュース】

ホームにGAVAを迎えたMASATOU擁するInfantil D。相手は現在5戦5勝の首位のチーム。

しかし、ホームの利を活かしたコルネヤが優位にゲームを進め、前半を2-0とリードします。この日、前半のみの出場となったMASATOUは右サイドバックで出場。タイミング良い上がりから一度、良い形を作るも、攻撃参加したのはその1度だけ。攻撃でのセンスを発揮したいなら、もっと積極的な攻撃参加が欲しいところです。一方、守備では相手のパスを読んだパスカットや、激しく体を当てての守備など、ディフェンスぶりが板に付いて来たようです。MASATOU、何処へゆく！？

El Diario de MASATOU ~ 終盤の歓喜 ~

【MGF速報】

4試合を経て2勝2敗の7位ともう一つリズムに乗れないInfantil D。

この日は、アウェイでHristo Stoitchikovと対戦です。ブルガリアの英雄が名誉会長を務める同氏の名を冠とする同チームは、ここまで3勝1分で2に就けている相手。

試合は、両者互角の展開となります。MASATOUは1st、2nd、そして4thレグに右サイドバックとして出場、すっかりとタイミングの良いパスカットをマスターした彼は、堅実な守備でチームに貢献します。一方、機を見てのオーバーラップが殆ど影を潜め、攻撃参加の部分で物足りなさを感じさせます。また、ボールを呼び込む声、積極性もまだまだ足りません。現在の環境に無難にまとまってしまっているMASATOU。今の環境で、際立った存在になる為、ギアーを切り替える必要がありそうです。

試合は終盤にイヴァン・アルカルデのロングシュートが決まり、0-1でコルネヤが勝利を収めました！

El Diario de MASATOU ~ 3点目に絡む！ ~

【MGF速報】

リーガ第三節、MASATOU擁するInfantil D はアウェイでSant Boia と対戦。0-3で勝利を掴みました。先週の大敗を引きずる事無く、きっちりと勝利したチーム。これで2勝1敗と勝ち星先行です。

MASATOUは1stレグと2ndレグを右サイドバックで出場、4thレグには4-2-3-1の右ウイングとして再登場、チーム3点目のゴールは、右からのMASATOUのシュート性のセンターリングを相手DFがクリアーミスしてのオウンゴールによるものでした。

El Diario de MASATOU ~ アシストするも、、、 ~

【MGF速報】

コルネヤから車で1時間強のOLERDOLAの町までアウェイ遠征したMASATOU擁するInfantil D。

MASATOUは右ウイングで先発出場し、先制点となるアシストを決めたものの、試合はその後、ホームチームの怒涛の攻撃を止め切れず、1‐6と惨敗を喫してしまいました。

MASATOUは前半のみでベンチに退きました。

まだまだチーム内での信頼を掴み切れていないMASATOU。これからガンガン行ってもらいたいものです。

El Diario de MASATOU ~ 待ちわびた瞬間 ~

Hola !!! ¿Qué pasa?

さぁ、続いてはInfantil D に所属するMASATOUの試合です。

待望のスペインでの公式戦。今年の春に初めてスペインの地を踏んでから、急展開に本格渡西が決まり、入団テストで自分の居場所を掴み取り、そして迎えたこの試合。遂に、この時がやって来ました。

ピッチに登場する際、選手が一列に並んで走って来ます。会場の拍手で迎えられる中、緑と白のユニフォームをまとった11人のメンバーの中に、MASATOUがいます！そうです、スタメンに名を連ねているのです！

そして、ポジションは右ウイング。キャプテンの11番イヴァンを右サイドバックに追いやっての希望する攻撃的なポジションでのスタメンデビューです！！！

そのMASATOU、サイドに開いてボールを受けると、そこから縦パスや中に切れ込んでのドリブルを見せるなど、まずまずのプレーを見せます。

 

しかし、なかなか仲間との連動したプレーを繰り出す事が出来ず、相手にとって危険なシーンを演出する事が出来ません。

そんな中、ホームにEsparregueraを迎えたコルネヤは、着実に加点し、前半を4‐1で折り返します。

と、後半はMASATOUはベンチへ。そのままこの日は出場機会がありませんでした。

試合後、「まずまず自分のプレーは出来たけど、シュートとか、もっと積極的なプレーをやれば良かった。」と反省するMASATOU。

確かに、この日のMASATOUは無難に卒無くプレーしたという印象はあるものの、攻撃の一旦を担った選手としては、やや危険性に欠けていたきらいがあります。

チームの他のオフェンシブな選手達は、良くも悪くも自分で何とかしようというオーラをぷんぷんさせています。その争いに勝つ為には、MASATOUもどんどん、自分の最高のプレーを発揮して行く必要があるでしょう。

 

by Keita Uematsu

El Diario de MASATOU ~ 左ウイング ~

　Hola !  Muy buenos dias !!!

　いよいよリーガの開幕を来週に控え、今週は最後の強化試合、アウェイでの対Vilanova Geltru 戦に臨みます。このチームとは、リーガでも対戦する相手、負ける訳にはいきません。

  この日、4-2-3-1の左ウイングで先発出場したMASATOU。監督は、右サイドバックと左ウイングと言う、対角線に位置するポジションで、それぞれMASATOUと試しているようです。

　コルネヤは、車でおよそ40分の距離にあるVilanova Geltruで9時半の試合のキックオフに間に合わせる為に、皆6時起き。その為、まだ頭が完全に目覚めていなかったのか、いきなり開始早々に先制点を許してしまいます。

　そこからは拮抗した戦いが続きます。MASATOUはこれまでとは打って変わり、左ウイングとして、攻撃に加わります。すると、左サイドで相手の右サイドバックがボール処理をもたつく間に素早く寄せてボールを奪い取り、左サイドをえぐって最後は中央で待つ7番の小兵ジェラールにマイナスのお膳立て。しかし、なんとこのボールをジェラールがふかして外してしまいます。左足とは言え、GKも完全に振られた無人のゴールに押し込むだけのボール。決めたいところです。一方、このプレーに対し、チームメイトやコルネヤの父兄から、「Muy bien ! MASATOU !!!」の声が飛びます。

　来たボールをパスワークを使って崩そうとするMASATOU。しかし、味方となかなか意図が合わず、ワンツーを2度連続で失敗してしまいます。

　まだまだ遠慮がちにプレーしているオーラを醸し出すMASATOU。時にはドリブル、時には中に切れ込んでのシュートと、積極的に行きたいところですが、この日のシュート数はゼロ。無難なパスばかりを選んでしまい、こじんまりとしたプレーに終始していました。相手DFが怖がるような積極果敢なプレーが、今のMASATOUには必要です。

　この日の評価は10点満点中、6点程度。相手のボールを何度か奪ったり、守備のチェイスで精力的に動くなど、良く頑張っていたとは思いますが、このポジションをやるからには、ゴールに直結するプレーをもう少し積極的に繰り出す必要があります。MASATOUになら、それが出来るはずです。この日は第4クールの途中で交代するまで、ほぼ全てに出場したMASATOU。監督やチームメイトの信頼を勝ち取るには、地道にアピールを続けて行くしかありません。

　by Keita Uematsu

El Diario de MASATOU ~ 10/11シーズンのスケジュール~

　さぁ、待望のMASATOU擁するコルネヤInfantil D が入ったInfantil 2 部リーグ・グループ6のスケジュールが発表されました。10月初旬より、およそ8カ月の長期戦、リーガがスタートです！

　顔ぶれを見れば、どこも横一線、如何に自分達の戦い方を確立し、勝利の方程式を描けるかがポイントになりそうです。

　コルネヤInfantil D が所属する２部リーグ・グループ6の日程表は こちら

　※尚、試合開催日時は、直前に変更になる場合があるので、あくまでも予定です。

El Diario de MASATOU ~ 守備を学ぶ ~

　Hola ! ¿Cómo están ustedes ?

  MASATOUは昨日に引き続き、今日も強化試合に臨みます。

　場所は、昨日RYUYAが試合をしたSitgesにあるBlanca Subur 。

　スパイクとトレシューを入れ間違えるというミスを犯してしまったものの、監督のアレックスは、MASATOUを右サイドバックのスタメンで起用します。

　試合は、どちらが主導権を握るとも無く、ボールは両陣内を行ったり来たりします。MASATOU擁するコルネヤInfantil D は、個々に能力のある選手が揃っているものの、チームとしてのプレー、パスワーク、組織的なプレーにやや物足りなさを感じます。個々が共通のイメージを持ってプレー出来れば、もっとずっと良いチームになるのになぁと感じてしまいます。

　そんな中、MASATOUは右サイドで堅実なプレーを心掛けます。今日の課題はずばり“ 守備 ”。特に、守備の際の、相手の左ウイングとの間合い、敢えてある程度の距離を空け、そこにパスを出させて、それを前でパスカットすると言う駆け引きをテーマに取り組みました。

　そして、それをまずまずのレベルでこなしました。まだまだ、マークを外してしまったり、寄せが甘かったり、簡単に前を向かせてしまうシーンはあるものの、少しずつ、守備面での堅実さを発揮するようになって来ました。

　また、空中でのヘディングも、落下地点に素早く入り、尽くボールを弾き返していました。

　一方、逆サイドで相手に展開されている際の中に絞ってのカバーリングや、不用意に中盤まで上がってしまい、自分の味方をフリーにしたところを突かれたシーンなど、経験不足を露呈したシーンもありました。

　それでも、カウンターから決定的なシーンを作られたシーンでは、GKがシュートを弾くものの、ゴールに吸い込まれそうになったボールをラインぎりぎりでクリアーするなど、守備面ではまずまずの仕事ぶりを見せていました。

　一方、攻撃面では、今日は殆ど仕事をする事が出来ませんでした。サイドバックの醍醐味は、攻守に貢献出来る事。やるからには、マイコンやダニ・アウベスのように、攻撃でも活躍したいもの。とは言え、チームの中で、中盤にタメを作るシーンが少ない為、確かに上がり辛いのも事実。

　とにかく、このやりがいのある、近年の花形ポジションを極めるべく、MASATOUの挑戦が始まります。

　試合は4‐2で、コルネヤは敗れてしまいました。

　

　写真　by Shogo Saotome

　記事　by Keita Uematsu

　

El Diario de MASATOU ~ チームの居場所を探して ~

　Hola ! Muy buenos dias !!!

　渡航可能残存期間の関係でバルセロナ入りが遅くなったMASATOU。今週末は、ようやく本来のチーム、Infantil D に加わっての初の試合です。

　この日の相手はVilassar de Mar。

　MASATOUは右サイドバックで先発です。本来はボランチやオフェンシブなMF、はたまた、ウイングといったポジションでプレーするMASATOU。しかし、復帰したばかりのMASATOUに与えられたポジションは、右サイドバックです。

　不慣れなポジションでどのようなプレーをするのか、注目です。

　試合序盤からコルネヤが押し気味に展開します。MASATOUは右サイドでシンプルなプレーを心掛け、まずまずの仕事をしています。特に、攻撃時にはオープンスペースに顔を出し、右からクロスボールを供給して行きます。

　周りのチームメイトもMASATOUの足元がしっかりしている事を既に把握しているようで、何の違和感も無く、右サイドバックのMASATOUを使ってくれます。

　がしかし、守備面で不用意なファールを犯したMASATOU。このゴール左45度、25mの直接フリーキックを豪快に決められ、先制ゴールを献上してしまいます。

　接触プレーの際に、手で押すような手のひらを見せてのディフェンスは、プッシングのファールを取られ易い為、注意が必要です。

　しかしその後、相手GKのミスも手伝い、コルネヤが2‐1と逆転します。

　2ndレグをベンチで見守ったMASATOU。後半から再び右サイドバックで登場です。

　ディフェンス面での駆け引き、間合い、体を張った激しいプレー、チームメイトとの声を使ってのコミュニケーション、積極的なオーバーラップなど、多くの課題がここで浮き彫りになります。

　それでも、不慣れなポジションを彼なりにこなします。攻撃では、押し上がって中にドリブルで切れ込み、左足でシュートするも、ボールはクロスバーの上を越えて行きます。

　しかし、このプレーに味方の父兄から「ムイ・ビエン！MASATOU！！！」の声が飛びます。

　試合は結局、8‐2でコルネヤの勝利。

　もっとも、まだまだ自分の実力をチームの中で活かせていないMASATOUは、満足とまでは行かなかった様子です。

　自分のやりたいポジションを掴み取りたいなら、普段の練習から猛アピールすると共に、チームに溶け込んで行く事が肝要です。

　by　Keita Uematsu