MGF 現地レポート

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 完敗 ~

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Cadete Divición de Honor

 

リーガ第１０節、ホームに強豪GIRONAを迎えての一戦、KAKERU、MASATOU、共に先発出場したこの試合でしたが、試合は０－５で完敗を喫する結果となりました。

これでリーガは３分の１を終え、チームは１勝２分７敗の勝ち点５で、１６チーム中、最下位という結果となりました。とは言え、１部残留圏内の１２位とは、まだ勝ち点差は僅かに３。当面は、２部降格圏脱出を目指し、チームを立て直して行く事が重要です。

 

 

El Diario de KAZUKI, MASATOU y KAKERU ~ サムライダービー ~

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リーガ第９節、この日は、KAZUKI擁するEuropaのホームに、KAKERU & MASATOU擁するSabadellを迎えてのサムライダービーとなりました。この試合、唯一先発したのはEuropaのKAZUKI。Sabadellの２人は、後半残り１０分間の出場となりました。

試合は、Europaがソトの２ゴールで２－０と勝利、Europaは８試合ぶりの、今シーズン２勝目を上げ、最下位から脱出する事に成功、１６位から、一気に１３位に浮上しました。

一方、逆に最下位に転落したのがSabadellとなりました。

 

KAZUKI　　　対 Sabadell 2-0 勝利 後半残り数分まで出場

「今日勝ったことによって、やっと連敗を脱出しました。これを機に勝ち続けたいです。個人としては、本当にゴールが欲しいです。去年からチームメイトの Sotoがこの日も2点決め、今シーズン7ゴール目。僕も負けてはいられません。そういう面で、勝ったことは心から嬉しいのですが、悔しい気持ちの方が上 です。」

 

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 強豪相手にドロー ~

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リーガ第８節、ホームにSant Andreuを迎えたKAKERU & MASATOU擁するSabadellは、先制するも、直ぐに追いつかれる展開で、１－１の引分けとなりました。

現在４位の強豪相手にホームとはいえ、勝ち点１を手にした事を良しとみるべきか、第２節以降、６試合勝ち星から遠ざかっている現状を憂うべきか。

いずれにせよ、現在最下位とは僅か勝ち点１差の１６チーム中１５位と苦境に立たされているSabadell。なんとか、浮上のきっかけを掴みたいところです。

KAKERUは今節、怪我の為に欠場となりました。

 

MASATOU　　　1-1　 前半30分から左サイドで出場

「チームは先制を決めたのですが、勢いに乗れずすぐに同点にされてしまいました。個人的には持ち味であるドリブルをあまり出せなかったです。ですが中盤でパスやコンビネーションプレーでボールに絡めました。行けるところは自分でゴールまで持って行きたいです。」

 

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 痛い3連敗 ~

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リーガ第７節、敵地に乗り込んでBORDETA DE LLEIDAと対戦したKAKERU & MASATOU擁するSabadellは、３－１で敗れる結果となりました。これでチームは３連敗、１勝１分３敗の勝ち点４で１６チーム中１３位の状況となりました。下位４チーム（１３～１６位）が２部に降格する為、まずはこのゾーンから脱出する事が求められます。

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 初の連敗 ~

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リーガ第６節、ホームにGAVAを迎えたKAKERU & MASATOUコンビ擁するSabadellは、１－４で敗れる結果となりました。

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ DHの厳しさ ~

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リーガ第５節、敵地に乗り込んでJABAC I TERRASSAと対戦したKAKERU & MASATOU擁するSabadellは、３－０で敗れる結果となりました。

　両サムライ青年はベンチスタートとなったこの試合、前半終了間際、３７分にMASATOUが投入された際には、既にスコアボードは２－０でホームのジャバックがリードしている展開でした。

後半からはKAKERUも投入されました。１－４－４－２のMASATOUは左サイドハーフ、一方、KAKERUは２トップの一角に入りました。左サイドに張るMASATOUには、殆どボールが来ない展開、一方、KAKERUは前線から相手ディフェンダーにプレスを掛ける仕事や、後方からディフェンスの裏へのボールに走り込む仕事に奔走しました。しかし、屈強なジャバックのディフェンス陣とのボールを巡る攻防でなかなか勝機を見出す事が出来ません。ここでの勝負を制さない限り、フォワードとして、良い仕事は出来ません。また、簡単には前を向かせてくれなかったり、相手のハードなマークに自分のプレーを殆どさせてもらえず、イライラ感を募らせている様子です。

　途中、監督のマネルはシステムを１－４－２－３－１に変更、MASATOUはダブルボランチの左に、KAKERUは右ウイングに入ります。ポジションを中央に映したMASATOUは、徐々に存在感を発揮して行きます。システム変更は僅か残り５分間程度だったものの、その時触った回数は、それまでの後半の３５分間と同等な程でした。

そんな中、MASATOUのスルーパスがKAKERUに供給されるも、これは惜しくも相手DFにカットされてしまいます。
KAKERUは、相手の厳しいディフェンスを前に、なかなか自分のプレーをする空間を見出す事が出来ず、苦戦を強いられます。もっと、恵まれた体を存分に生かした球際の屈強なプレーも身に付けなければなりません。

MASATOUは、左サイドハーフの時に消えていた３５分間の改善が、レギュラーを確保する為のポイントになるでしょう。ボールが来ないのなら、ボールを受ける事が出来る位置を模索する。裏に走るのか、スペースがある所へスルスルと動くのか、引いてボールを受けるのか。もしくは、相手からボールをかっさらうのか。とにかく、何とかしてやろうと言うオーラを、もっと発揮する必要があるでしょう。

 

これでチームは５試合を戦って１勝１分３敗、勝ち点４で１６チーム中１３位、出遅れる滑り出しとなりました。ここから、どこまで這い上がれるのか。屈強な猛者達が集うDH（Divicion de Honor／１部リーグの略）は、生半可な力では、太刀打ち出来ません。

 

 

 

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 待望のMASATOUデビュー！！！ ~

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リーガ第４節、この日の嬉しいニュースは、何と言っても、MASATOUの今シーズンデビュー。FIFAの厳しくなる外国人ルールにもかかわらず、最終的にはカタルーニャ・フットボール協会が選手登録をO.K.としてくれました。ならば最初から出してくれ！と言いたいところですが、全く持って、不可解です。

いずれにせよ、素直に、出場資格を得た事は喜びましょう！！！

さて、この日、KAKERU & MASATOU擁するSabadellは、ホームにMANRESAを迎えます。MASATOUは先発出場を果たします。試合は序盤に１点ずつを取り合うと、それ以降は拮抗した状態が続き、試合は１－１のドローに終わりました。

 

MASATOU　　　対manresa1-1 　左サイドハーフで70分出場
「左サイドから何度も仕掛けて自分を出せたのでよかったです。ただゴールが決められなかったのが残念です。チームもいい流れで試合を運んでいてよかったですが、チームにも自分にもゴールが足りませんでした。でも3週間も試合に出ていない自分をほぼ最後まで使ってくれた監督に感謝したいです。」

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ バルサ戦、そしてKAKERUのデビュー ~

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リーガ第３節、アウェイに乗り込んでこの日はFCBarcelonaとの対戦となったMASATOU&KAKERU擁するSabadell。そして何と！驚く事に、来年４月の１６歳の誕生日まで選手登録が出来ないと言われていたKAKERUに選手証がおり、この試合で今シーズンのデビューを飾る事が出来ました！まったく嬉しい誤算ですが、そうなると、MASATOUがまだなのは何故！？本当に不可解な事が頻発するお国です。

とにかく、KAKERUにはおめでとう！と言いたいですね。そして、そうであれば、MASATOUにも一刻も早く選手証が出るよう、関係者には取り計らってもらいたいと思っています。

 

さて、試合は自力に勝るバルサが着実に得点を重ねるSabadellにとっては苦しい展開。結局、５－２で敗れる結果となりました。

 

【辛口Julioの突撃レポート】

「KAKERUは後半からの出場となりました。前半は１－１と点数的にはイーブンで折り返し。KAKERUは右のトップで出場。しかし内容は頂けなかった。初のバルサ戦もと言う事もあり、動きが固く、ただ無駄走りだけでゲームに入っていけていない。そこをバルサが見抜いたかどうかは知らないがKAKERUサイドから相手はしきりに攻めて来た。Sabadellは終了間際に２点返す健闘はしてましたが、力の差は歴然でしたね。KAKERUは見た限りでは僅か２回しかボールに触ってない。正直、もっと奮闘して欲しかった。」

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 初勝利！！！ ~

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外国人選手登録の問題が未解決のまま、MASATOUとKAKERU擁するSabadellは、リーガ第２節を迎えました。この日はホームにGIRONES-SABATを迎え、４－０で快勝しました！！！

 

El Diario de MASATOU y KAKERU ~ 降りかかる外国人選手登録問題 ~

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いよいよ１３／１４シーズンの開幕です。

ところが、ここに来て、突然、暗雲がスペイン在住の外国人選手達に襲い掛かっています。それが、FIFAの「未成年者外国人選手移住制限」と言うルールです。つまり、「１８歳以上になるまで、フットボールを理由とした海外移住はしてはいけません。」と言うものです。そもそもこれは、数十年前、アフリカや南米から身体能力の高い子供達をヨーロッパに連れて来て、ビッグクラブに売り込むと言う悪質な人身売買を端にして生まれたルールです。その後、ものにならなかった多くの子供達が、学も受ける事無く、そのままヨーロッパに留まり、犯罪の温床となっていた為、そういう動きに歯止めを掛けようとするFIFAの意図は理解できます。

しかしながら、このユニバーサルでボーダーレスの時代、親の同意の下、そして本人の強い意志の下に海を渡って来て、そしてしっかりと現地でも地元の学校に通ったりと勉学にも励んでいる若者達をも、一緒くたにして制限されてしまうのは、少し話が違うと思います。

スペインには日本人を始め、世界中から多くの少年が、フットボールの世界を夢見て、やって来ています。そんな彼らの夢を取り上げないで欲しい！

そんな中、一筋の光と言うかカタルーニャ・フットボール協会が独自のルールを設定し、「満１６歳からプレー可」と言う方針を掲げました。その他、「１１歳以下でスペインに選手登録している外国人は問題無し」や、「５年以上連続してスペインに住んでいる子も問題無し」等、色々な例外措置はあるものの、当のMASATOUとKAKERU（共に現在１５歳）にとっては、それぞれ来年の３月と４月の誕生日まで半年以上も待たなければならない状況である訳で、２人にとっては非常に辛い措置です。

２人共に、それぞれスペインで４年目、３年目を迎える訳で、突然そんな事を言われても、困ります。何とか、この状況が好転しないものか、所属クラブやカタルーニャ・フットボール協会を交え、解決策を模索して行くしかありません。

 

そんな中、この日は２人が選手登録出来ないまま、開幕戦を迎える事となりました。

敵地に乗り込んでMANLLEU戦に臨んだKAKERU&MASATOU擁するSabadellは、FIFA規制の余波か、Sabadellが元気なく、０－１で敗れる結果となってしまいました。