7月15日(日) 今日はいよいよキャンプスタートの日。
昨日はタップリ遊び過ぎて疲れたのか、9時の朝食の時間まで3人はぐっすりと眠っておりました。
さて、朝食後、出発まで2時間半ほど時間があったので、「公園でサッカーするのと市内観光バスに乗って効率よくバルセロナの見所を見て回るのとどっちがいい!?」と聞くと、満場一致で「サッカー!」と答えが返ってきました。バルセロナの観光には全く興味が無いのか、それとも今回のバルセロナ遠征の主旨をしっかりと理解しているのか。いえいえ、どうやらどちらでもない様です。彼等はとにかくサッカーが好きなんですねぇ。
というわけで近くのフットサルコートへ。 するとそこでは偶然にも同じ年ぐらいの少年少女が沢山集まっていました。ここはすかさず6対6の試合ということに。日本から来た少年達もそれぞれのチームに分かれてなかなか奮起していました。元気印K君は3歳年上からボールを奪ってそのままシュートを決めるなど、見ていた周囲の大人から「あのちびっこいの、やるじゃないか」とお褒めの言葉が飛び出すほどでした。 思わぬミニゲーム体験が出来き、満足気な彼等。
昼過ぎにはいよいよキャンプ地へ向けて出発です。
まずはバルセロナ中央駅から列車に乗ること1時間半。途中、地中海沿いを走る列車の車窓からは、眩しい陽光に照らされた青々とした海が映し出され、その景色は美しいの一言でした。子供達も「うわぁ~綺麗!うわぁ~、波たけぇ~」を連発。極めつけは車窓の直ぐ真横に迫るビーチで寝そべっている全裸の海水浴する人達。「まじぃ~!!!」と流石にここでは皆目を丸くしておりました。
その後、バスに2度乗り換え、夕刻にキャンプ地へ到着しました。
そして今回参加するスペイン人の少年達とご対~面~!彼等は自分達の言葉が当然通じるかのごとく普通のスピード、普通の口調で喋りかけてきます。日本から来た少年がスペイン語を理解出来ないとは微塵も思っていないかのように。そんな彼らの勢いにやや押され気味の3人。ついつい日本人同士で固まってしまいがち。
宿はバンガロー形式で、意図的に!?日本人3人は別々の部屋に配分されました。バンガローは5~6人部屋。まずは相部屋の仲間の名前を覚えたいところ。日本でしっかりと勉強してきたほんのちょっとの基礎知識を駆使しながら悪戦苦闘してコミュニケーションを図ろうとしていました。アニモ(頑張れ)!
練習では、天然芝のグラウンドに感動しつつ、皆元気にボールを追っかけていました。
何から何まで初めてのキャンプ。
戸惑いがあるのは当たり前。でも、好きなサッカーを糧に、どこまでこの環境で自分らしく過ごせるか。
いよいよ明日から本格的にキャンプが始まります。
皆、頑張れ!!!
by 植松 慶太
フットサルコートで現地の子とミニゲームができて きっと楽しかったでしょうね。いろいろと臨機応変に融通をきかせていただいて、ありがとうございます。アスラックさんにお願いして 本当によかったです。
いつも遠慮がちな息子なので、スペインっ子たちの前でどうやって自分をアピールするのか、楽しみです。
投稿情報: ami | 2007/07/16 14:39