7月12日(土)、今日は終日バルセロナ観光です。
朝食後、まずはあの!憧れのヨーロッパ最大の収容人員を誇るFCバルセロナのホームスタジアム。そう!カンプノウです!がしか~し、その有難みも薄れる程、宿泊先のオスタルからカンプノウまではたったの徒歩2分。
「えっ!もう着いたの!?」「そりゃそうじゃん、昨日タクシーから最後見えたじゃん」とまぁ、すっかり軽口を叩ける程に仲良くなった少年達。
朝の10時過ぎにもかかわらず、早くも強い日差し。今日も暑くなりそうです。少なくともこの時は誰もがそう思っていました。。。
さて、早速カンプノウの中へ。ロッカールーム、選手達がスタジアムまで辿り着く渡り廊下、そして、いざピッチへ!「うわぁ~!」「やべぇ~!」「でかっ!」
植松「さてここで問題です。このカンプノウのピッチでプレーしたことのある日本人は誰でしょう!?」
全員「・・・・・」
植松「5人います」
全員「・・・・・」
植松「1人ぐらい出ないかぁ!?」
名古屋出身「玉田、じゃないしなぁ。。。」
植松「YOSHIKI、君は神戸だろ!」
YOSHIKI「あぁ、大久保!」
植松「ピンポン!他には!?」
全員「・・・・・」
結局ヒントにヒントを重ねて全員の名前を捻出しましたが、意外に出てこないものですね。
これはジェネレーションギャップというやつでしょうか!?彼らには相当な難問だったようです。
その後もカンプノウのプレスルーム、VIPエリア、記者席と見て回り、バルサ博物館を経て、念願の!?バルサショップへ。
キャンプへ突入してしまうと、帰国まで買い物のチャンスは無い為、皆こぞってお土産を買い漁っていました。
いや~、皆家族、友達思いですねぇ~!!!
植松「KOSHIRO、それ2つお揃いだけど、誰のお土産!?」
KOSHIRO「お父さんとお母さん」
植松「TAKUYAは誰にお土産買ったの!?」
TAKUYA「俺も母さんと父さん」
植松「兄弟はいないの!?」
TAKUYA「あっ、やべぇ姉ちゃんの買うの忘れた。。。いいや、お金が無くなったって言おう」
さて、続いてはスーペルメルカドで飲み物を買って、地下鉄に乗ってサグラダ・ファミリアへ。 地下鉄の中での少年達の表情は、やや疲れ気味。時差、慣れない環境への緊張、暑さ、そしてカンプノウで結構エネルギーを使い果たした!?ことなどによる疲労はやはり隠せません。
それでも、サグラダ・ファミリアの姿を見るや否や、「すっげっ、何これっ!」「城!?」
皆がカシャカシャ写真を撮る中、 1人手持ち無沙汰そうにしている YURI 。そうです、 YURI のスーツケースは只今紛失中なのです。しかし、エールフランスから午前中に連絡があり、午後一には届けてくれるとのこと。何とか午後の観光前には届いて欲しいものです。
「YURI、俺ので撮ってあげるよ!」 YURI「うん!」 パシャ!
昼食はサグラダ・ファミリアの傍。サラダの盛り合わせと、ホットプレートの盛り合わせを皆でモグモグ。サラダもホットプレートも地中海沿岸の町バルセロナらしく、魚介類がふんだんに使われています。ここで苦戦していたのがYURI。そう、彼は魚介類が苦手なのです。それでも、サラダやポテト、ミートパイなど、食べられるものを頑張って探していました。
RYUYA「何この豆腐、うめ!」植松「それはチーズだから!」
TAIKI「この黒いのまじぃ」植松「それはオリーブの実。こっちの人は良く食べるけど、日本人は苦手な人が多いかも。まぁ、梅干みたいな存在かな」YOSHIKI「じゃぁ、逆の気持ちになればいいんだ」植松「?????」
オスタルに戻り、少し休憩をした後、皆が楽しみにしていたビーチへ出発。ひやひやしましたが、出発10分前に無事にYURIのスーツケースも到着!
バスに揺られること35分、ようやくビーチに到着。ところが、バスに乗り込んだ頃から雲行きが怪しくなって来ました。どんよりとした雲。ちょっぴりひんやりとした風も結構強い。さっきの灼熱の太陽は何処へやら。。。
シャツを脱ぎ、「寒みぃかも」とちょっと縮こまっていた雰囲気を打開したのはTAKUYA。そう言って海へ向かってダッシュ。そして水に足を付けて再びこちらへダッシュ。その様子を見ていた皆は、「水冷てぇんじゃん!?」ところがTAKUYAは「まぁまぁぬるいかも」どうやら大丈夫のようです。「よっしゃぁ!」と言って皆ゴーグルを手に波ほとばしる海へ飛び込んで行きました。
その後、40分以上は陣地に戻ってきませんでした。。。ひたすら戯れ、ひたすら波に足をさらわれ、ひたすら流され。。。その後、リフティング大会や3vs3のミニゲームをやりました。
程よい揺れの中、バスの中では皆疲れから爆睡状態。その爆睡の凄さたるや、皆なかなか体を揺すっても起きず、は揺する手を寝ぼけながら振り解こうともがく始末。何とか起き上がった他の4人は直ぐに降りられたものの、KOSHIROに悪戦苦闘する植松と同じく寝ぼけていたRYUYAが降り口を通り越してバスの奥の方へ歩いて行ってしまう始末。植松「お~い、!そっちじゃないぞ!」そんな中、無常にもバスのドアが閉まり。。。事態を理解した周囲のスペイン人のおじちゃんやおばちゃんがドライバーに向かって「エスペラ!アブレ・ラ・プエルタ!(待って!ドアを開けて頂戴!)」とフォローしてくれ、そんな助けもあって、無事に皆降りることが出来ました。
怒号の如く雨は降り注ぎ、道路は半ばクリーク状態。そんな中でオスタルに辿りついた6人。
植松「よし、お疲れ、まずは体をふいて、シャワー浴びて、着替えよう。30分後に夜飯行くぞ」
30分後。。。
皆、相当疲れたのでしょう。今日はそっとそのまま寝かせて上げることにします。
明日からはいよいよキャンプ。まずはぐっすり寝て、元気に明日を迎えましょう!美味しい料理は明日のお楽しみです。
P.S.明日からは山と海に囲まれた自然の奥地へ。当然ネット環境は期待出来ません。写真は毎日数枚の掲載になるので、どうぞご了承下さい。
by 植松 慶太
植松さん。ご面倒おかけして、申し訳ありません。m(_ _)m うちの子の天然が出てしまってるようで。サッカーになると多少まともになると思いますので、よろしくお願いします。
これからも楽しみにしています。
投稿情報: 龍哉 父 | 2008/07/13 15:12
植松さん。ご迷惑おかけしているみたいですね。日本でも車の中で寝たら起きなくて大変なやつです。キャンプも朝おきれるかどうか?です。少しでもたくましくなって帰ってきてくれることを期待しています。
投稿情報: koshiropapa | 2008/07/13 15:16