こちらに来て、早くも半分の2週間が経過しようとしています。
今日はエスパニョールのカンテラの最後の練習です。
現在、1999年生まれのRYUYAは、1998~99年生まれのスクール、カンテラの2000年チーム、そしてカンテラの1998年チームと練習をしています。
スクールは誰でも入れる為、まあまあ上手い子もいれば、普通な子、そしてちょっぴり下手糞な子も混じっています。そこでは、当然ながら!?目立っています。入団を目指して志高く来ているわけですから、ある意味当然です。
RYUYAにとって1つ下に(日本では場合によっては2つ下)に当たるベンハミンB(カンテラの2000年生まれチーム)でも、特別際立っているわけではありませんが、高い水準でやれています。
そして、アレビンB(カンテラの1998年生まれ)では、皆背丈が大きい中、フィジカルやパワーでやや見劣りするものの、持ち味のスピードはトップクラスと言えるでしょう。早生まれの彼にとって、普段日本でも同じ学年が1998年生まれなだけに、そして、時には更に年上とやっている彼にとって、それ程の特別な環境では無いようです。
特筆すべきは、彼の本来の持ち味であるスピードと、そして小さいながらも怖がる事無くボールに向かって行く姿勢が、ここでもしっかりと発揮され、そして評価されている事です。
日本の少年がここに来てまず衝撃を受けるギャップに、”激しさ”があります。
こちらでは競り合いの中でガンガンに当たり合います。
日本ではその部分が’緩い”為、皆大抵驚きます。
しかし、彼の場合、その部分がこっちの選手と同等にやれているのです。ルーズボールに対するボールへの執着心、粘り強さに置いて、彼は素晴らしいものを持っています。
一方、足りないものもあります。強いて上げれば”状況判断”と”積極性”です。彼はボールを持てば良い仕事が出来る。特に、スピードに乗ったドリブルでの仕掛けは非凡なものがあります。
それをもっと適切な状況で積極的に披露する必要があります。ここへはアピールをしに来ている訳で、一番近い選手への簡単なパスを(楽な選択を)しに来ている訳ではありません。
一方、2000年生まれのYUKIは、1998~1999年生まれのスクール、そしてベンハミンB(カンテラの2000年生まれチーム)、そしてベンハミンA(カンテラの1999年生まれチーム)の3段階で日々、トレーニングに励んでいます。
RYUYAと同様、スクールではかなり目立っており、チームの仲間から、「お前らこのチームに正式に入れよ。土曜日は俺達のチームで試合するんだろ!?」とモテモテの状態です。
そして、同じ年代のベンハミンBでも彼の得意分野において、かなりの高水準を発揮しています。すなわち、得意の左足を活かしたドリブルやパスセンスです。そして、壺にはまった時の左足のシュートもなかなかのものです。
そして、1999年生まれのベンハミンAはスター選手揃い!皆個性的で、素晴らしい選手達ばかりです。現在ここまで22戦21勝1分、バルサからもホーム、アウェイでいずれも勝ち点3を手にしているこの世代の最高峰のチームです。
ここでは、流石の勇輝もアップアップ。スピード、パワー、激しさ、判断力の速さ、どれをとっても周囲の凄さの中で戸惑う彼の姿が見受けられます。
恐らく、日本では向かう所、敵なし!?の彼にとって、こんな衝撃はあまりなかったのではないか思います。
彼も日本では年上とやっているはずですが、そこでも十分にやれているのでしょう。
しかし、ここでは、荒野に放たれたうさぎちゃん。周囲の荒くれの狼達の中に迷い込んでしまったようにも見えます。
果たして、彼はここで何を感じ、どう対処して行くのでしょう!?
by Keita Uematsu
スクールで満足せず、アレビンBでも胸を借りるつもりでがんばれぃ!
残り半月だ!アピールアピール。
ゆうきくん、リュウヤファイト!
植松さん、引き続きよろしくお願いします。
投稿情報: リュウヤ父 | 2009/03/20 11:49
リュウヤがんばってんの?リフティング10回いったよ。うまくなったよ。ぼくも4年生になったらスペインにいくよ。リュウヤがんばれ!
投稿情報: リュウヤ弟 コウヤ | 2009/03/20 23:32