MGF　現地レポート: バルサスクールでの一週間

2009/03/28

バルサスクールでの一週間

2009年3月23～27日

２週間のエスパニョールの練習参加を終えたYUKIとRYUYA。
しかし、彼等の旅はまだ終わっていません。これからはまた新たに2週間、今度はバルサに挑戦です。

しかし、エスパニョールと違い、バルサの敷居は高い。入団目的でカンテラの練習参加を依頼したものの、「最初は皆バルサスクールに入り、そこで実力が抜きん出ていると認められた場合に限り、カンテラでの練習参加を認めます」という方針とのことで、２人の実力者はまずはバルサスクールからスタートすることになりました。

奇しくも、ちょうどこの週には、“本場の”バルサスクールを体験する為、日本から少年達１０数名の団体が来ていました。

“目立つほどの活躍をしなければバルサのカンテラ（育成下部組織）ではやれない”
この言葉に危機感を感じたのか、２人は初日に行われた紅白戦で際立ったプレーを連発していました。RYUYAは相変わらずスピードに乗ったドリブルが切れ切れ！一方のYUKIもばしばしゴールを決めていました。

バルサスクールはエスパニョールスクールと違い、定員オーバー分を振るいに掛ける為、極端に下手糞な少年はいません。
2人も、「エスパニョールのスクールよりはレベルが高い」と語っていました。

しかし、飽くまでもスクールはスクール。
エスパニョールのカンテラの猛者達の中でもがいて過ごした２週間に比べれば、やや物足りないのも事実。
よりレベルの高い所でやる為にも、カンテラへの道を手繰り寄せたい所。

バルサスクール側の話では、「土曜日のスクールの試合が最終的な判断材料となる」との事。う～ん、ちょっぴりじれったいです。。。

しかし、少年２人は憧れのバルサのお膝元で、向こうにカンプノウスタジアムを見渡しながら、日々ボールを楽しそうに追っかけています。