2009年3月15日(日)
今日はつかの間のオフ。2人は、バルサのカンテラ(下部組織)が練習をしたり、週末の公式戦を戦ったり、そして、バルサのトップチームが練習するバルセロナ郊外のサン・ジョアン・デスピ市にあるジョアン・ガンペール・シウダード・デポルティーバへやって来ました。
お目当ては、バルサのベンハミンA(1999年生まれ)の試合を見る為です。すなわち、RYUYAにとっては同世代、YUKIにとっては現在練習参加しているエスパニョールのベンハミンAと同じカテゴリーのバルサのチームということになります。すなわち、2人共に興味津々です。
バルサのベンハミンA(1999年生まれ)チームはベンハミンというU9リーグの1部リーグでここまで21試合を戦い、19勝2敗で2位に就けています。1位は現在YUKIが練習参加しているエスパニョールのベンハミンAです。エスパニョールはこのバルサにホームでもアウェイでも勝利を収めているのです。
さて、試合はバルサが総合力で圧倒し、6-2で勝ちました。
試合後、YUKI「上手いけど、エスパニョールの方が強ぇ~」、RYUYA「ここなら入れそうな気がする」と思い思いの感想を口にしていました。
(オリンピック・リヨン戦でゴールしたエトーがアンリと共に見せたパフォーマンスの真似。RYUYAが中に来ているユニフォームは実はバルサのライバル、エスパニョール。隠せ!RYUYA!)
さて、午後はモンジュイックにあるオリンピック・スタジアムにてリーガ・エスパニョーラ1部リーグ、エスパニョールvsマジョルカの試合観戦です。
下部組織の充実ぶりに比べ、今シーズンのトップチームはピンチです。現在20チーム中20位。2部降格の危機です。来シーズンは新スタジアムのデビューが予定されているだけに、その栄えある初戦を2部で迎えることになるのだけは避けたいところ。相手のマジョルカは降格争いの直接のライバルだけに、なんとしてでも勝ち点3が欲しいところ。
試合は、1-3とリードされる展開も、エスパニョールが驚異的な粘りで3-3とし、勝ち点1を手にしました。試合展開としては面白かったのですが、もはや勝ち点3しか価値を見出せない苦しい状況は変わらず、スタジアムは重苦しい雰囲気に包まれておりました。
(オリンピック・スタジアムに向けて、颯爽と歩く2人。空には地中海の抜けるような青空が広がっています)
by Keita Uematsu
コメント