3月30(月)~4月3日(金)
さて、1ヶ月に渡る2人の若きサムライの挑戦は、残すところ最後の1週間となりました。
最初の2週間と同様、月、水、木のカンテラの練習をベースに、火と金にスクールの練習、そして、4日(土)のスクールリーグへの参戦が最後の活動機会となります。そして、5日(金)には帰国の途に着く事になります。
この1ヶ月、2人は何を感じ、何を得たのでしょうか!?
彼等の中に進化はあったのでしょうか!?
毎日彼等と接している僕には、その変化ぶりが実感としてあまりありません。
しかし、彼等が間違いなく感じ取った事は、ここには本物のフットボールの舞台があるということです。
フットボール(サッカー)を志す少年達にとっては、ワクワクするような楽しい土壌が、この地には存在するということです。
RYUYAはしきりに、「ここに住みたい!ここでやりたい!」を連発していました。フットボールが上手くなる為の環境、より良い選手に育って行く為の舞台、よりフットボールを楽しめる土壌、世界に通用する選手になる為の環境がここにはあると、全身で感じ取ったのでしょう。本当に、滞在中、楽しそうにしていました。そして、持ち味を存分に発揮してやろうとする気持ちに満ち溢れていました。
YUKIも自分なりに懸命に頑張っていました。8歳の少年が一人、スペインに挑戦する。素晴らしいじゃありませんか!今回、YUKIは9歳のエスパニョールのカンテラで揉まれに揉まれました。上には上がいることを体感しました。自分のプレーが思うように通用しない“壁”にもぶち当たりました。謙虚にそれを乗り越える気持ちを持ち続ければ、彼はまた一歩成長するでしょう。
最終的に2人はバルセロナの地でチャンスを掴みました。
しかし、それは決して大手を振って喜べる内容のものではありません。
家族と共に、真剣に今後の事を考える必要があるでしょう。
しかし、誰もがそう簡単には掴むことの出来ないチャンスを手にしたとも言える訳です。
どういう結論を出そうとも、悔いの無いよう、そして、どんな選択肢を選ぼうとも、これからの2人の活躍を大いに願いたいと思います。
Yuki , Ryuya, hasta pronto !!!
by Keita Uematsu
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