スペイン サッカー・サマーキャンプ2009速報2 【バルセロナ観光】

7月11日（土）　
今日は、午前の部：バルセロナ市内観光　午後の部：ビーチ・サッカーという２本立てのコース。昨日夜にバルセロナについたにも関わらず、体調はすこぶる良 さそうな６名。岐阜から参加のSORAは、朝５時半にはもう目が覚めてしまったということでしたが、そんな時差ボケの影響も朝のうちは誰一人として感じら れない元気っぷり。
朝食をホテルの外で済ませると、早速第一の目的地であるFCバルセロナのホームスタジアム、サッカー少年なら誰もそこでプレーすることを夢見るサッカーの 聖地「カンプノー・スタジアム」に到着。いざ、スタジアムツアーだ!!という意気込みより先に彼らの興味をそそったのは、バルセロナのオフィシャルショッ プBOTIGA。ツアーのチケットを買う間に許された10分間で各々、家族・友達・コーチといった人々へのお土産のチェックに走ります。集合は、10分後 にイニエスタの看板の前とだけ伝えていましたが、人一倍気の利く、大分から参加のTATSUKIの呼びかけにきっちりと時間どおりに集合も完了。下見を終えて、いざカンプノウへ入場。Vestuario（選手控室）、ベンチの真裏、選手の記者会見を行うミックスゾーンで一人一人目を輝かせながらス タジアムを見ると同時にカメラのシャッターを切りました。現在オフシーズンの芝生張り替え期間ということで、緑のピッチを拝むことができなかったことが非 常に残念でしたが、スタジアムの大きさ、バルセロナというクラブの栄光の歴史を各々心にとめていた様子がとても印象的でした。

実は、スタジアムツアーよりも彼らの心を止めていたのはお土産の時間だったのかもしれません。終わるや否や一直線、お目当てのグッズを購入。大阪の TAIGAはコーチ、チームメイトへのお土産を早くも大量購入。お店のスタッフも少々びっくりしている様子がうかがえましたが、非常に友達思いな TAIGAなのでした。
さて、カンプノーツアーを終えると、次の目的地は、サグラダ・ファミリア。「でっけー!!」「なんだこれ～？」という感嘆の声と驚きで目を丸くしている子どもたちなのでした。
サグラダ・ファミリアの前でも、早速TSUBASAの買った、バルサのボールで「はい、チーズ」

午前の部を終了する前から、「午後はサッカーするんでしょ？？」と尋ねる子どもたち。そうです、観光よりも何よりもやっぱりそこはサッカー好きな彼ら、ま ず何よりもサッカーの街バルセロナでボールを蹴りたいのでした。そんな興奮からか、お昼の休憩時間も寝る子は一人もおらず、と思ったら早速移動の時間で６ 人中４人が就寝。そんな周りが寝ているバス車内でも、東京のKYOSUKEはコロンビア・エクアドルの女性からの「Como te llamas?」の質問に、そつなく、「Me llamo KYOSUKE. Como estas?」と答えている様子が光っていました。う～ん、予習ばっちりですね。

さて、30分程度のバス移動を終えて到着した目的地、バルセロナの人々が多く集まるビーチ、バルセロネータで早速待ちに待った３対３のビーチ・サッカー。 12分・5点マッチというルールでキックオフ。足のとられやすい砂浜の中でも本日そのテクニックを発揮したのは、愛知のKOSHIRO。

昨年に引き続き２ 年連続の参加ということで、バルセロナという街でプレーする適応性を見せます。「負けたチームは海へダッシュ!!」という罰ゲームで白熱したゲームでした が、１本目はKOSHIRO・TSUBASA・TAIGAのチームが５－１で勝利。この試合KOSHIROはハットトリックの活躍。負けたチームの KYOSUKE・TATSUKI・SORAは、水着になって海へ一直線。冷たい水に、ぎゃーと悲鳴をあげながらも楽しそうに波と遊んでいました。10分ほ どの休憩を挟み、チームを変えての２本目。

先ほど敗れたKYOSUKEがお返しと言わんばかりのハットトリック。負けてはしまいましたが対戦相手の最年少 埼玉のTSUBASAのハットトリック。年上にも負けないアグレッシブなプレーで活躍しました。そして、もう一度負けチームは海へダッシュ!!と言おうと したのですが、本当のところは、実はみんな海に入りたかったのです。というわけで、みんなで海へダッシュ!!!!今日は気温もそれほど高くはなかったので すが、子どもたちの元気っぷりにはかないません。30分ほどバルセロナの海を楽しみました。

 

そんな時にアクシデント発生！長旅の疲れと海水を大量に飲んで しまったTATSUKIがもどしてしまいました。少々寒かったというのも影響していたかと思いますが、無理してしまったのかもしれません。しかし、その後 向かった海辺のレストランでは、さすが大分といわんばかりに、海の幸をばくばく食べて、元気も復活。「もう。平気か？」とTATSUKIに質問すると、 「海のしょっぱい水をたくさん飲んだだけ。もう大丈夫だよ。」返事。するとぼそっとTSUBASAが一言。「海の水ってしょっぱいの??」という天然発言 に一同大ゴケ。食事もそれぞれの自己紹介とともに盛り上がりました。このレストランで、ウェイターのアルゼンチン人から、とあるオファーがSORAに。ど うやらこのウエィターのお孫さんにSORAが似ていたらしく、すっかりお気に入りとなったSORA。「SORAはみんなと一緒に帰らず、このアルゼンチン のおじさんと一緒にバルセロナ残留かな？」とまた一笑い。
食事も終わると、どっと疲れが出たのか、みんなの体がふらふらに。まだ、バルセロナについて１日と経たないうちに移動して、サッカーして、泳いで。やっぱり体は嘘はつけないのでした。
明日は、午前中に体を動かした後、早速エスパニョールキャンプの行われるTOSSA DE MARへ移動します。みんな宿に帰ってぐっすり睡眠をとれることでしょう。そして、明日からの本番に備えて、心も体も準備してほしいものです。

 

P.S.：本日食事中、子どもたちにあるアンケートを行いました。そのアンケートの内容と結果について明日以降のブログで公表したいと思います。お楽しみに。
また、明日からは山と海に囲まれた自然の奥地へ。当然ネット環境は期待出来ません。極力写真のアップを試みますが、毎日数枚の掲載になるの可能性もあるので、どうぞご了承下さい。
ｂｙ　高司　裕也

 

Comments

[投稿情報: Tsubasa papa]

心配した体調も、今の所は大丈夫そうなので安心しました。7歳にして、スペインに行き、バルサのホームスタジアムも見学し羨ましい限りです

「海の水ってしょっぱいの？？」には私も大爆笑してしまいました。たまに、ボケたことを言うのは、ママに似てしまったのかなと思います（ママが見たらぶち切れるかも）。

明日からいよいよエスパニュールキャンプなので、6人の戦士達の頑張りを楽しみにしています。俊輔が移籍したことで、日本人の注目も高くなると思います。悔いの無いよう、精一杯頑張ってください。応援しています。

[投稿情報: koshiropapa]

写真をみてなかなかいい雰囲気だなと。
明日からのキャンプでは、どんどんスペインの子供たちと交流をもって日本人とは違う感性を身をもって感じ取ってほしいです。植松さん、Koshiroはスペイン人になりたいみたいなのでよろしく（笑）。
テクニック云々ではなく今年は自己主張をしながらキャンプをすごしてくれるといいなと父としてはのぞむばかりです。

tatsuki父へ
どうも。1年前に神戸で熱弁した甲斐がありました。こうやって、交流ができるのはうれしい限りです。また、私の自己中心的な理論に興味があれば、いつでも語りますよ。
更に引き出し増えましたから。
送っていただいたゆず商品特にドレッシング病み付きになりました。それでは、息子たちのスペインでの武者修行を最後まで応援していきましょう。

[投稿情報: Sora papa]

憧れだったCamp Nouを実際に見ることができたSora、どんな気分だったか帰ってから聞いてみることにします。
・・・にしても、海、寒そ〜〜！
明日からのキャンプの様子、いまからとても楽しみです。

[投稿情報: tatsuki 母]

ブログをみて無事についてよかったと安心したやさき、海水飲んで、吐いたとか・・・・（ー。－）
いろいろハプニングを起こしているようですみません。
tatsuはいつもどんぶりでご飯をたべているので、ご飯たくさん食べると思います。

母としては、思ったよりも寂しく「寂しいね」とtatsuの妹と２人で言っています。子離れの練習だとおもって、親も頑張らねばなりませんね（＾－＾）

いよいよ、キャンプが始まるのですね。自分の力をしっかり出して、激しいあたりの中でも負けないプレーが出来るようになって欲しいです。

[投稿情報: tatsuki 父]

カンプノウ、サグラダ・ファミリアを見学したとは、うらやましい。スペインに来ていることを日々実感していることでしょう。
明日からのキャンプの様子も楽しみです。よろしくお願いします。
koshiropapa へ
さらに新たな引き出しができたとは、またお会いするのが楽しみです。子どもたちだけでなく、親同士の交流も楽しみの一つです。ゆずドレッシングの評判の良さをお店にも伝えておきます！