7月18日(土)
Muy Buenos dias!!!
さて、エスパニョール・キャンプも最終日を迎えました。昨日の午後の最後のゲームで、力強い動きを見せた選手たち。今日はどのようなプレーをするか注目です。
朝食を食べて、いつも通りグランドへと向かいます。最初のトレーニングは以前にもやったことのある、ボールを使ってのサーキットトレーニング。すでに経験している選手は、順調にトレーニングをこなします。そして、迎えた最後のゲーム。5対5+GKの形で行われました。今日もTATSUKIは左サイドからドリブルとパスでゲームをつくります。まだまだ、課題のディフェンスや球際の強さは発揮できませんが、攻撃面においては起点を作れるようになりました。キーパーの頭上を抜くループシュートで1点マークしました。完全に復調したKOSHIROは、中盤真ん中にポジションを取り、ドリブルでしかけます。TSUBASAは今日はFWに入りました。いつも通り前線からのディフェンスを怠りません。TATSUKIの左サイドからのクロスボールを頭で合わせたシュートは、わずかゴール右にそれましたが、試合を見に来ていた子どもたちの親からも拍手喝采でした。SORAは左サイドにポジションを取り、右サイドからのクロスをうまくコントールし、1ゴール。ドリブルも少しできるようになってきました。KYOSUKEは右サイドの高い位置にポジションを取り、クロス、強烈なシュートを見せました。TAIGAは今日もFWに入り、くさびを受け、中央で攻撃の起点となりました。今日も攻守に渡って、激しいプレーをすることができました。日本で、皆がどれだけこのようにプレーできているかはわかりませんが、コーチたちも各選手のプレーを見て、とても誉めていました。最後のゲームはラモン率いる、TAIGA・KOSHIRO・SORAチームの勝利にて終わりました。
試合終了後、突然、涙を流すTSUBASA。エスパニョール・キャンプが終わり、せっかく仲良くなったコーチ・友達との別れがとても悲しかったようです。TSUBASAは、お気に入りのコーチ・アレックスに抱きかかえられながら、しばらくその別れをともに惜しんだのでした。そして、1週間サッカーを楽しんだピッチでコーチ・仲間と共に記念撮影。その後、各自メールアドレスを交換したり、コーチからサインをもらったりしました。
部屋を掃除し、最後にコーチたちと、またグランドで再開することを約束し、バルセロナへの帰路へとつきました。この1週間子どもたちは貴重な体験ができたはずです。言葉を理解できない中ではありましが、全員の口から「え~、もう終わり?もっと、ここにいたいよ~」という言葉が発せられたように、異国の世界で、今まで磨いた自分の足一つで憧れのスペインサッカーに挑戦し、そして言葉を越えて、仲間たちとの友情できたことに大きな自信を手に入れたはずです。
ここで、学んだことを次なるステージである トーナメントで存分に発揮してもらいたいと思います。
キャンプ地「Club Aire Libre」からは行きと同じで、バスと電車を使って移動しました。キャンプで多くのスペインの仲間と接したため、初日のような街を歩く際の不安な表情も見られません。2回の乗り換えを経て、次の滞在先であるエスパニョールのユース寮へと到着しました。今日から5日間ここで寝泊まりすることとなります。エスパニョールキャンプのみの滞在のはずだったSORAも期間を延長することができ、この6名+新たに参加する1名でトーナメントに挑む予定です。今日からトーナメントまでは、バルセロナ市内観光とフットサルでの体の調整となります。
ここで、一度エスパニョール・キャンプ2009のblogも終了したいと思います。何か、特別なことが起こった時のみ、blogはアップしたいと思いますので、次のトーナメントまでしばらくお待ちください。
次回、ワールドカップ・トーナメントは7月24日から8月2日までの開催となります。
それでは、また24日に会いましょう!
Hasta luego!
Muy Buenas Noches
by Yuya Takaji
植松さん・高司さんやエスパニョールのコーチ陣に支えられ、TSUBASAが楽しく伸び伸びサッカーに打ち込めるようサポートして頂きありがとうございました。そして、5人の頼もしいお兄さん達にも、可愛がってもらえている様子が写真からも本当に伝わってきます。思い切って参加させて本当によかったと、心から感じています。
いつもとは違う練習メニューやスペイン人とのコミュニケーションを通じ、恐らく今は、何も分かっていないと思いますが、頭の奥にしまいこんだ今回の経験が何年も先になって生きる日が、必ず来ると思います。サマーキャンプはまだ1/3が終わったばかりなので、今後もできるだけ多くの壁にぶち当たり、そこで、もがきながらも自力で乗り越え、成長して日本に戻って来てほしいです。チームの皆もTSUBASAの帰りを楽しみに待っているようです。
SORA PAPAさんへ
SORA君本人も喜んでいると思いますよ。どんな高価な贈り物よりも価値有る、最高の親からのプレゼントですね。SORA PAPAだけではなく今回このキャンプに参加させた保護者の方々は、本当にすばらしいと思います。今は気づかなくても、大きくなって親のありがたさを感じる日が、必ず来ると思います。楽しみですね。
投稿情報: Tsubasa papa | 2009/07/19 01:34
とうとうキャンプが終わってしまったんですね。植松さん、高司さん、そしてコーチのみなさん、充実した一週間のサポート、本当にありがとうございました。また、急な延長のお願いに対応して頂いて感謝しています。
後半戦のワールドカップトーナメント、も楽しみですが、試合が始まるまでバルセロナで過ごす4日間というのも非常に貴重な経験になると思います。
街や人々の雰囲気を感じて、みんな、より一層将来の夢が膨らむといいですね。
投稿情報: Sora papa | 2009/07/19 12:14
あっという間の1週間でした。関係者の皆様おせわになりました。
毎日、ブログを家族全員で読んでいました。(いつもパソコンを使わないおばあちゃんやマケドニア在住のトルコ人の親戚も・・・)
指摘していただいた課題は、日本での課題と同じです。前線から強いプレスを掛けられるように成長してもらいたいと願っています。Tatsuki自信が気づき、しっかりと意識して、プレーできれば一つレベルアップできるのではと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
母としては5日間の調整期間、何日間かは子ども達の様子がわかるとうれしいです。植松さん、高司さんよろしくお願いします。
投稿情報: Tatsuki 母 | 2009/07/19 12:30
一緒に時を過ごしたエスパニョールのコーチ達、キャンプでプレーした仲間たちとの思い出を胸にいろいろな可能性を秘めた未来に突き進むことでしょう。この思い出が壁にぶち当たっても必ずそれを乗り越える勇気となって子どもたちを支えてくれると思います。スペインでであった仲間たちありがとう。
<天からの声>
Koshiro
5日間はしっかり調整し、大好きな真剣勝負をたのしんでくれ。いつも日本で見せる誰よりも勝ちにこだわる王様のサッカーをピッチで表現してみろ。サッカー選手としてのプライドを最後まで忘れることなく。
参加のみなさんへ
皆さんが投稿されたコメントはすごくハートがこもっています。子供と離れたことでストレートな思いが表現されています。
息子に感じ取ってほしいことがたくさん詰まっているので、このコメント欄は帰国したら必ず子供に見せたいと思います。
SORAPAPAへ
同年生まれの仲間が残ってくれてKoshiroも喜びまた燃えると思います。
東海コンビには引き続きがんばってもらいたいですね。
投稿情報: koshiropapa | 2009/07/19 21:34