10月3日(土)
Hola ! Muy buenos dias señoras y señores.
Hoy ofrecemos la segunda jornada del grupo 7 del alevin en la primera división de la liga Catalana. Un autentico partidazo entre Cornellá Alevin D contra Vilafranca Alevin A.
さぁ、今週はAlevinグループ7の第2節、ホームにVilafranca AlevinAを迎えての一戦です。この間も言ったように、3部リーグとは言え、狭き門の1部、2部に入れなかった1998年生まれのチームがこのカテゴリーにひしめき合っており、今日の対戦相手もその一つ。RYUYA擁するCornella Alevin Dにとっては1年年上のチーム。この年代の1年の差、フィジカルの差は決して侮れません。
さて、今回は本来の監督であるハビ、そしてコーチのアレックスのコンビが指揮を取ります。4-4-2のシステムの中で、我等がRYUYAは左サイドハーフで先発出場です。
試合は序盤、互角の攻防。しかし、徐々に体格に勝るVilafrancaがCornella陣内で展開する割合が多くなります。そんな中、左サイド30mのフリーキック。Vilafrancaの6番のキックは、一気にゴール前へ。これをキーパーがキャッチしたかに思えたが、強烈なシュートに対し、ファンブルしてしまい、これを詰めたVilafrancaがあっと言う間に先制ゴールを上げる事に成功します。
Cornellaも懸命に反撃。RYUYAも左サイドで前を向いてドリブルを繰り出し始め、相手を押し込みます。そんなRYUYAが再び左サイドをゴールに向かって斜めにドリブルで駆け上がると、ペナルティーエリア前で3人がRYUYAを囲んでファールで潰して来ます。痛がるRYUYA。しばらく立ち上がる事が出来ません。目に涙を浮かべながら歯を食いしばって立ち上がるRYUYA。そんなRYUYAが自らフリーキックを蹴る事を懇願しますが、チームナンバー1のキック力を持つキャプテンのエリックに断られてしまいます。
しかし、そんなエリックの直接ゴールを狙ったシュートは、力なくゴール正面でGKがキャッチ。
その後は一進一退の攻防で、前半の30分を終えます。RYUYAは先ほどのシーンで太腿を痛めたのか、やや走りにスピード感がありません。
しかし、後半もハビ監督はRYUYAを使い続けます。Cornellaは相手のプレスに対し、思うように中盤でボールを繋ぐ事が出来ず、苦し紛れの前線へのキックが目立ち始めます。左サイドにもバウンドしたボールが飛んでくるのですが、空中戦では分が悪いRYUYAは、なかなか自分の得意な形にボールを収める事が出来ません。また、デスマルケ(相手のマークを外すオフ・ザ・ボールの動き)やチェックの動きが無い為、見方から良い形でボールを受ける事も出来ません。更には、スローインの際のボールの受け方、味方へのボールの呼び込み、そしてこの日は、足が痛いのか、持ち味である激しいチャージにもやや精細を欠きます。
そんな中、ゴールほぼ正面25mの位置で得たCornellaのフリーキックのチャンス。エリックがベンチに退いた為、第2キッカーのパウがボールをセットします。そして、左足で振りぬかれたキックは、
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!
見事にゴール左上に突き刺さり、Cornellaが1-1の同点に追い付きます。
しかし、その後はVilafrancaの圧力が勝り、Cornellaは防戦一方に追いやられます。懸命に守るCornella。しかし、再びVilafrancaに勝ち越しゴールを奪われてしまいます。Cornellaは反撃を繰り出すにも、中盤の攻防でなかなか勝てず、ディフェンダーの苦し紛れの前線へのフィードもVilafrancaの高いディフェンス陣に弾き返され、さらにはなかなかこぼれ球を拾う事も出来ません。むしろ、Vilafrancaにヒヤリとさせられるシーンを何度か作られてしまいます。
それでも終盤は再び盛り返し、右サイドからのセンターリングをペナルティーエリア付近で中に詰めていたRYUYAがワンタッチ、ツータッチからシュート!しかし、ボールはGKほぼ正面に飛んでしまいます。
しかし、これがRYUYAの公式戦初シュートです。
結局、試合はそのまま1-2。Cornella Alevin Dは開幕2連敗となりました。
思うようにプレー出来ず、そしてチームも結果が出ないだけに、悔しさを滲ませるRYUYA。
「シュートまで行けた事は良かったけど、あとはあまり良いプレーが出来なかった」とぼそりと呟く様に語っていました。
RYUYAの持ち味は前を向いてボールを持った時に、スピードを活かしてドリブルし、もしくはパスを繰り出してチャンスメイクして行く所。しかし、その得意な形に持って行く為の動き、そういう場面を作り出す工夫が殆ど出来ていません。待っていても、足元に綺麗なボールがいつも入って来るとは限りません。むしろ、一試合の中でそんなシーンは1度か2度。それを、5度、6度、、、そして10度と増やして行く為には、もっと工夫する事が肝要です。
味方に対してここに欲しいんだという意思表示。ディフェンスを欺く、スペースを作り出してボールを受けやすくする動き、浮き球の処理、そして、相手からボールを奪い取る執念、、、
如何にして自分の得意なパターンに持ち込む為の下準備をするか。今のRYUYAは、そこの部分を徹底して身に付ける必要がありそうです。
試合後、不幸のどん底に遭ったような表情のRYUYA。しかし、日本のトーナメント戦とは違い、これは30試合の公式戦を戦えるリーグ戦です。次があります。明日があります。重要な事は、悔しさと反省点を次に活かす事です。1週間後には直ぐに別の試合が待っています。気持ちを切り替える事が肝要です。
Cornella Alevin Dの初勝利、そしてRYUYAの初ゴールは果たしていつやって来るのでしょうか!?来週のアウェイのODENA戦に期待です!!!
P.S.この日はその後にRYUYAと同じ1999年生まれのCornella Alevin B vs FCBarcelona Alevin Bの2部リーグの試合が行われ、ホームのCornelláが0-2で敗れました。やはり、バルサはバルサでした。
by Keita Uematsu
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