3月17日(水)
この日は、いよいよスペインでもトップクラスのレベルを誇るエスパニョールのカンテラ(育成/下部組織)、Alevin A(1998年生まれチーム)での練習です。監督はAlbert、コーチはXaviです。
さて、気になるMASATOUのプレーぶりはと言うと、なかなか良いじゃないですか!
10vs10のボールポゼションの練習では、トップ下の位置に入り、細かなポジション取りでパスコースに顔を出し、鋭い相手のプレスも巧みにかわし、初日から違和感無く入り込めています。しかし、まだまだ声出し、呼び込むプレーが足りません。プレーも、やや軽い面があり、スペイン人少年の激しいボディーコンタクトにやや戸惑うシーンも見られます。しかし、元々150cmとまずまずのフィジカルを持つMASATOUは、決してそれに怯むことなく、徐々にこちらのリズムに対応しようと頑張ります。
もう一つの課題は思いっきりの良いシュート。日本ではフォワードやオフェンシブMFをこなすMASATOU。攻撃的なプレーヤーなら、やはり相手ディフェンダーにとって怖い存在にならなければいけません。そういう意味で、打てるシーンでパスを選んだり、強引に行くという姿勢が殆ど皆無。この辺の意識も今後の課題となりそうです。
もっとも、ドリブルやボール捌きでは通用すると感じたのか、練習後は、「結構激しいけど、面白かった。」と頼もしい一言が返って来ました。
練習後は急いでカンプノウへ移動し、チャンピオンズリーグ、FCバルセロナvsシュツットガルトの試合を堪能。メッシの2ゴールなどで4-0の快勝劇に、「凄かった。スタジアムの雰囲気とか、日本と全然違う。」と興奮状態で話していました。
すっかりスペインフットボールの世界に入り込んだMASATOU。これからの日々の進化が楽しみです。
by Keita Uematsu
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