さぁ、TSUBASAの4週間に渡る挑戦も、あと残すところ1週間とちょっと。
今日は、5度目のカンテラ(BenjaminB)とのトレーニングです。
練習前、“TSUBASAはスペインに住んでみたいと思う!?”
TSUBASA「そりゃ、当たり前じゃん!!!こっちにいる方が、絶対サッカー上手くなれるし。でも、お金が掛かる事だし、難しいよ。」
”もし、TSUBASAが本気になって取り組むなら、親は家を売ってでも協力してくれるかもしれないぞ。”
TSUBASA「え”~、そんな事するわけないじゃん!」
”君が全力で頑張ると言うなら、家族はそれぐらい、君の事を応援するよって事だよ”
TSUBASA「でも、俺全然下手くそだし、、、」
”世界には、凄いやつが沢山いるってことだな。でも、今からガンガン、もっともっと上手くなればいいんじゃないの!?”
TSUBASA「そうだけどさぁ、、、。うん、でも頑張る!!!」
さて、この日は2002年生まれのPrebenjaminの集まりが少なかったということで、急遽合同練習に。
1歳年下だけに、彼等には負けるわけにはいきません。
ウォーミングアップのボール回しや1対1の後、グラウンドを広く使い、ロングフィード、そのボールを受けた選手がセンターリング、そしてシュートと、3人が絡んでのダイナミックな展開からのシュート練習が行われました。それを逆側のゴールでも行い、それぞれのゴールで、左足シュート限定、右足シュート限定と設定されます。
キック力では、TSUBASAはこのBenjaminBではなかなか適わない。特に、体重を乗せた、重心の低い体制から周囲がびしびしとシュートを突き刺す中、TSUBASAはなかなかボールを鋭くミートさせることが出来ません。どうやら、サムライ少年全てが、【シュート】という課題に、真剣に取り組む必要がありそうです。
当たり前の事ですが、シュートはゴールを奪い合うフットボールの重要な要素。シュート力は、とても大切な武器となります。こちらでは、ディフェンスも激しいし、GKも専用の練習をしているので、生半可なシュートではゴールネットを揺らす事は出来ません。枠内に飛ばす事はもちろん、鋭いシュートをGKが取れない4隅に飛ばす事が常に求められます。
シュート力。これは、スペインのトップクラスの子と、サムライ少年達との決定的な差となってしまっています。
さて、この日は上述のシュート練習を長めに行った後、最後は4チームに分けての総当りのミニゲームを行いました。人数の関係で、Aチーム4名、Bチーム4名、Cチーム5名、Dチーム5名で、TSUBASAはジョアン、ママドゥ、マキシ、そして、2002年生まれのジョルディと共に、Dチームを形成します。
2-2-1の1トップに入ったTSUBASAは、Aチームとの初戦、2ゴール1アシストに絡む活躍で、3-0の勝利に貢献します。そこでは、声、激しさをしっかり表現する事も出来ており、今回あまり見られなかった”躍動”するTSUBASAの姿がありました。
続いてのBチーム戦でも、1人多い事もあり、TSUBASAにチャンスが次々と回ってきて、それをきっちりとゴールに繋げます。ここでも、TSUBASAの2ゴールで、Dチームが3-1の勝利を収めました。
そして最終戦、同じ5人で編成されるCチームとの対戦。いきなり、先制ゴールを許してしまいます。続いてのプレーで、ゴール前でボールを受けたTSUBASAが相手の寄せに合いながらも強引にシュート。ボールは、相手の足に当たり、GKの頭上を越えて入ったかに見えたが、クロスバーに。しかし、その跳ね返りが再びTSUBASAの下へ。これを再びゴールへ向かって蹴りこみますが、再びクロスバーに!これをGKに懸命にクリアーされてしまいます。結局、試合はそのまま0-1で敗れてしまいました。
しかし、この日のミニゲームでは、人数的に有利だった点はあるものの、チームの中で逞しく機能しているTSUBASAの姿がありました。
今回、彼の中のフットボールに対するプライド、自信は大きく打ち破られたかもしれません。
しかし、そこから這い上がる事が出来れば、彼は更にパワーアップする事が出来るはずです。
頑張れ!TSUBASA!!!
by Keita Uematsu
次のスペインに繋がるように、残りの1週間を頑張れ。悔いのないように。
投稿情報: TSUBASA PAPA | 2010/04/23 23:16
埼玉のルーニー復活のようですね。
(たしかルーニータイプ好きでしたよね)
投稿情報: koshiro papa | 2010/04/24 06:12
KOSHIRO PAPAさんへ
カンテラレベルになると、同学年なのに何もできないレベルであることが分かりました。サッカーの基本は1対1。そこで、最低でも互角にできないと自分のプレーは何もできませんね。KOSHIRO君のように1対1で負けないものを身に付け、またスペインにチャレンジしたいと思います。
今回は1対1の技術に差がありすぎて、持っている力すら100%出し切ることができませんでした。
親子共々、次の挑戦までに、世界との差が少しでも縮まるよう悪あがきしたいと思います。KOSHIRO君の活躍楽しみに応援しています。日本人でも、できることを証明してほしいですね。またYUKI君にも頑張ってほしいですね。
私の中では、ルーニーが世界最高プレーヤーだと思っています。見習ってほしいですが・・・。
投稿情報: TSUBASA PAPA | 2010/04/24 09:22