早いもので、TSUBASAの4週間に渡るスペインフットボールへの挑戦も、間もなく終わりを迎えようとしています。今日は、今回最後となるカンテラとの練習です。
本人はいつものように、淡々とトレーニングに入って行きました。
この日は純粋にBenjaminBのみのメンバーで行われました。GKアンジェルの他、ソトー、オスカル、ジュアン、セルジ、ママドゥ、アドリー、ダニ、ジョエル、キリアン、マキシ、そしてTSUBASA。本当に皆、一癖も二癖もある、くせものばかりです(色んな意味で)。
彼等の凄い所は、特にゲームになった時に、一気にスイッチが入る事。ボールへの反応、ゴールを奪う執着心、相手からボールを奪い取る激しさ、そうしたものが、体のDNAに染み込んでいるかの如く、突然反応し出すのです。
そんな彼等の中に混ざり、普段、日本ではブルトーザー的な活躍を見せるTSUBASAも、スペインのブルトーザー達の迫力に、フットボールの本場の奥深さ、偉大さ、目指すものの大きさ、厳しさ、様々な事を、感じ取った事でしょう。
8歳という小さな少年が、この現実を、どう感じ、それがこれからどう活かされて行くのかは、誰にも分かりません。
しかし、8歳の少年は、彼なりに、この強烈な感触を、忘れずに持ち続けるでしょう。
そして、やっぱり最後は君自身が、これを糧にしていなかければいけない。
8歳の少年にとっては、厳し過ぎる衝撃だったかもしれません。自分のプレーがこれ程同年代に通じないという体験は、彼にとって恐らく初めてだったかもしれません。
それでも、
「日本に帰りたく無い。ねぇ、どうすればここに残れるの!?」
という彼の言葉から、少年なりに、今回の留学の意義と価値と魅力を見出しているのでしょう。
まだまだ挽回は出来る。
もっと、もっと頑張れ!TSUBASA!!!
by Keita Uematsu
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今回のスペインで最後にようやく、いつもの笑顔。自分の自信・プライド、全てを打ち砕かれながらも、何か吹っ切れたように見えます。
まだ8歳。本人が諦めずこの貴重な体験を帰国後に生かせれば、必ず道は開けると思います。世界トップレベルを8歳で体験できたことが、非常に大きいのではと思っています。
4歳の弟もあと何回寝たらスペインからTSUBASAが帰ってくるの?毎日カウントダウンしています。一緒にサッカーやるとも言い始めています。そして妹も、毎日のように「TSUBASAは?」と言っています。PCの写真を見ては、いたよ~と言っています。
投稿情報: TSUBASA PAPA | 2010/04/30 23:55