4月17日(土)
Buenos dias!
今週もスクールリーグの日となりました。
先週は、カンテラでの練習で自信を失いつつあったTSUBASAでしたが、少しずつ復調の兆しにあるようです。
第1試合目は、ジョアン・カルロス監督率いるEloyでのゲーム。
しかし、こちら上級生ということもあり、先発出場するものの10分ほどでお役御免。右サイドのポジションに入ってのプレーとなりましたが、目立ったプレーをすることができません。この1週間で少しずつ出てきた声は・・・・
こちらも残念ながら、なし。どうしたTSUBASA!?
そして、2試合目です。こちらもジュアン・カルロス監督のSOLSOSOZA。
先発で左サイドとして出場します。
休憩中に、「声はどうした?」という声に対して、「ちょっと出せなかった・・・」と弱気な声を発していたTSUBASA。
今回は、どうでしょうか?
試合が始まりますが、相変わらずTSUBASAのリズムは変わらず、周りの選手に合わせてしまいます。
本来の持ち味であるはずのボールを奪いに突進するTSUBASAのプレーはここでも見られません。
しかし、今日のSOLSOZA。先週とは一転して、攻撃一方。1点、2点と得点を重ねます。そして、ついにTSUBASAの足元にパスが入ります。すると、左サイドをドリブルで駆け上がり、ほぼゴールキーパーと一対一。シュートを打つか?と思ったところで、判断よく味方へパス。フリーの味方はこれを簡単にゴールに決めます。TSUBASA、本日、1アシスト達成。
そして、10分ほど経過したところで交代。
チームも4対1で対戦相手のLOPOを引き離して前半を折り返します。
後半さらに得点を重ねるSOLSOZA。6対1となったところで再びTSUBASAが登場します。
しかし、体格差こそありますが、このゲームでもいまいちぱっとしません。ボールを呼ぶ声、そして運動量が絶対的に足りないのです。
そして、ゲームは8対2で終了。
チームは快勝でしたが、TSUBASAのプレーは物足りなさが残りました。
そして、本日最後のJose Mariaでの最終戦。対戦相手は、Didac Vila。ほぼ体格も同じ相手との試合です。
TSUBASAは途中からの出場です。
0対1の状況から出場したTSUBASA。イエローカードまで崖っぷち感のある本日のプレー。このゲームでようやくTSUBASAのエンジンがかかり始めます。
このゲームは右サイドとしてプレー。
しかし、まずこれまで大きく変わったことは動きがダイナミックになったことです。右サイドライン際、前後にダイナミックな動きをするようになります。すると、逆サイドでボールを奪ったときにすっと前方へ走りだし、ボールを呼び、何度か攻撃のいいチャンスに絡むようになります。
そして、ついにビックチャンスがやってきました。後ろから受けたボールを中央へとドリブルで運ぶとちょこっと相手を右足でかわし、豪快に右足を振りぬきます。ボールは、低い弾道でゴール右はじへと突き刺さります!
Gooool de Tsubasa! Golazoでした。ピッチを囲む観客からも拍手が聞こえます。
勢いのついたTSUBASA。ディフェンスも一段と強さを増します。
腰の低い粘り強いプレーも見られるようになりました。
そして、前半終了。
後半も途中から出場。
今度は、左サイドとして出場。
こちらでもダイナミックな動きを継続します。
試合も拮抗した状況で、互いに1得点ずつ重ね、2対2。
TSUBASAも相手のボールを奪い、前線へのスルーパスを出しチームに貢献しますが、これは、味方が決められず。
このまま試合終了。
同点で試合を終了しました。
試合後、チームメイトのお父さんから「小さいけど、ガッツがあって俺は好きだぜ!」
というコメントをもらいました。
やれば、そういうプレーができるTSUBASAです。このプレーを練習、どんな試合でも出してほしい!
そう思った今日の試合でした。
Hasta luego!
By Yuya Takaji
キーパーと1対1でパスを選択するとは、今の精神状態が分かりました。かりにその選択肢が完璧だったとしても。
ツバサのチームはスペインとは対象的な南米スタイルのドリブルサッカーなので、パスを出すことはありません。ボールを持ったら、先ずは仕掛ける。自軍ペナルティ内で絶対絶命のピンチでもクリアせずドリブル。
恐らく言葉の壁もあるのでしょうが、1番はボールの貰う動き方に迷いがあり自信を持ってプレーできないのでしょう。だから、声が出ない。
ツバサの頭の中は、パスをすることが最優先になっており、点を取るといった本来の目的を失っていると思います。
ポジションもトップチームになるまでなく自由。自分でボールを取りに行かなければ、ボールに触れないチームなのに。
夏は、FWだったのである意味自由に本能だけでプレーができ、KOSHIRO君 SORA君もいたおかげで、たまたま結果が出せた。
しかし、前回とは格段にレベルの上がったスペインでは、よりパスを求められ、ドリブルはしてはいけない、パス出さないとになっているのでしょうね。混乱状態。
日本の場合はパス出せと言うと、意図もなく蹴るだけ。強いチームになればなるほど、前線の身体能力の高い子供が、運よくDFに競り勝って勝つ。
未来に繋がらないサッカー。世界レベルでは何も出来ない選手。
パスサッカーをする最低レベルのボールを正確に止める、正確に蹴る技術がない。ツバサの所属チームもバルサのようなサッカーをしたいが、今このジュニアの時期に身につくなければならない技術。スペインではあって当たり前のものが意識させ練習しないと日本人は身に付かない。
世界と同じ練習をしても、日本人には合わない。環境が違い過ぎるし、サッカーを知っている大人が少ないと。
日本代表を見れば明らかなのに、基礎がないのに、いきなり応用問題からスタートです。
原石は同じでも日本の育成環境では、スペインような世界レベルにはならないですね。
日本人のテクニックは高くはないです。試合に生きないテクニックなんて無いに等しい。あれは社交辞令なのを真に受けているおめでたい日本人。
悩んで悩んで、考えて考えて成長してほしい。そういうのがプレーに出てしまうのは仕方がない。でも、闘うことだけは、絶対に絶対に止めるな!。自分のプレースタイルを生かしながら、スペインサッカーを融合してこい。
投稿情報: TSUBASA PAPA | 2010/04/18 02:14