昨日、決勝トーナメントベスト16でエジプト代表に0-2で敗れ、大会を後にしたSAKUYOイレブン。
この日は、優勝候補に挙げられながらも、ベスト16でガンバ大阪に1-2で敗れたメキシコ代表との親善試合を行う事になりました。
SAKUYOは大会が4試合で2勝2敗。その前のエジプト代表との親善試合を加え、5戦2勝3敗。特に、強い相手に勝ちきれていないだけに、この試合、一国の代表相手とは言え、良い試合をしたいところです。
この日の布陣は、大会が終了し、親善試合ということもあり、野村監督は少しメンバーを入れ替えて臨んで来ました。
GK:YAMADA
DF:NAKAMURA、KAWAZU、ASADA、GOTO
MF:MASUDA、KISHIDA、SAKAI、SUDO
トップ下にTAKEDA、そして、1トップがIWASAKIです。
試合は序盤、メキシコペース。ボールポゼションで優位に立ち、SAKUYO陣内に攻め込みます。
すると、左サイドからのショートカウンターからの展開で、20番の折り返しをFWの9番が流し込み、あっさりとメキシコ代表が先制点を奪います。
出鼻をくじかれた形のSAKUYO。反撃を試み、10番のTAKEDAが左足でミドルシュート。しかし、力無くGKにキャッチされます。その後、試合はメキシコが優勢にゲームを進め、20番のミドルシュートを皮切りに、19番→9番と繋がれ、GKと一対一の場面を作られるも、ここはGKのYAMADAが判断良く飛び出し、相手のシュートを体でブロックして事無きを得ます。
SAKUYOも右サイドを突破したMASUDAがセンターリングを入れますが、中とは合わず。
すると、再三再四ボランチの位置から左サイドを飛び出す20番が再びチャンスを作り、センターリングを入れると、走り込んで来たFW19番が左足で合わせ、メキシコ、2点目を奪います。
苦しい展開のSAKUYO。後半の巻き返しに期待します。
野村監督曰く、「練習試合なので、相手が格上であろうと、引かずに、自分達のフットボールが何処まで通用するのか、チャレンジさせたい」との方針。そして、この戦術プランが徐々に、効果を表して行きます。
徐々にSAKUYOらしいスピーディーなパスワークを発揮し出すと、途中から1トップに入った12番のYAMANAKAがドリブル突破でチャンスをこじ開けようとすると、今度は4番のKISHIDAが左サイドからクロスを上げると、中央の12番のYAMANAKAがヘッドで合わせようとするも、僅かに合いません。しかし、徐々に攻撃のチャンスの形を作れるようになって来ました。今度は、左サイドからTAKEDAがクロスを入れると、4番のKISHIDAが飛び込むシーンも。
一方、メキシコ代表もフリーキックや19番のミドルシュートなどで、SAKUYOゴールに迫ります。
一進一退の白熱した攻防が続きます。
すると、メキシコ代表、コーナーキックから、19番が豪快にヘディングシュートを決め、3点目の追加点を叩き込みます。
しかし、SAKUYOも諦めずに最後まで反撃、4番KISHIDAの中央からのミドルシュート。11番NAKAMURAのクロスに5番ASADAが得意のヘディングシュート。更には、15番KATO(T)や17番MITEKURAを投入し、一矢を報いようと意地の反撃を試みるも、ここでタイムアップ。試合は0-3でメキシコ代表の勝利となりました。
敗れはしたものの、特に後半、自分達のフットボールを貫き、何度もシュートチャンスを掴めていた事は、それを一国の代表相手に出来た事は、チームとして大いなる収穫になったのでは無いでしょうか!?
新チームはまだ立ち上がったばかり。これから、プリンスリーグやインターハイ、そして、冬の選手権に向けて、どんどんパワーアップして行って欲しいと思います。
今後の緑のユニフォームの動向から目が離せません!!!
by Keita Uematsu
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