4月30日
あっという間にTSUBASAのスペイン武者修行も最後の日を迎えることとなりました。
今日は、SISC監督のもと練習を行います。
練習に入ると、早速JAVIが「TSUBASA~」と声をかけて寄ってきます。どうやらチームメイトの中にも受け入れられている様子のTSUBASA。
トレーニングは、ハンドリングゲームからスタートします。ボールを手で回しながら最後はヘディングでシュート。ボールを呼ばなければなかなか回ってこない練習ですが、TSUBASAもだいぶ声に関しては慣れてきたのか、「へいっへいっ!」とボールを呼び込むシーンが目立ちました。
続いては、シュート練習。弾んだボールに走り込み、ダイレクトでシュートを打つ練習。TSUBASAはまだまだ小さいながら、体重を乗っけたシュートをするために工夫しているなぁという様子がうかがえました。ミートしたときは、ボールにその体重も乗り、力強くゴールを決めていました。
そして、最後のゲームを迎えます。
ゲームになり、中盤の真ん中でプレーするTSUBASAでしたが、なかなかオフェンス面でボールに絡むことができません。この辺りが今後の課題となってくるのかなという気がしました。ボールを受けるタイミング、体の向き等に気をつけてパスをいかに受けるかという部分をぜひ磨いてもらいたいと感じました。
一方で、ディフェンス面ではTSUBASAのプレーが冴えわたります。あわやゴールかと思った瞬間、どこからか走ってきたTSUBASAが全力でスライディングタックル!!味方のピンチを阻止します。コーチたちも驚きのこのプレー!!TSUBASAのこの危険察知能力はほんとに、素晴らしいものがあります。また、去年の夏から比べても、走力、激しさは一段と強くなったようにも見えました。
奪ってマイボールにしたボールをいかに活かしていくかという部分がTSUBASAの課題となりそうです。
さて、今日で練習もおしまい。TSUBASAにとって、カンテラで過ごした時間、スクールで過ごした時間がどのようなものに映ったのでしょうか?カンテラでのトップクラスのエリートたちと自分の現時点での差を受け止め、日本で必死に練習に取り組んでもらいたいと思います。
がんばれ、TSUBASA!
By Yuya Takaji
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