さぁ、土曜日は、いつものようにスクールリーグです。
KOSHIROも滞在を３週間延ばし、YUKI共々あと３週間の滞在が残っているものの、今回がスクールリーグ参戦最後になるかもしれません。何故なら、Benjamin の公式戦が今週で全日程を終了し、来週末から、ミニ大会や練習試合を繰り返す事になり、KOSHIROとYUKIはコルネヤの一員として、そちらに出場する可能性が高いからです。
最後になるかもしれないスクールリーグ。精一杯、闘って欲しいものです。
ここ数日は雨や雷が続いていたものの、今日は気持ちの良い快晴模様。コンディションは整いました！
まずは初戦、レベル７リーグのMagic Diazに２人とも参加し、Didac Vilaと対戦です。
ベンチスタートとなった２人。しかし、自力に勝るMagic Diazが、エースの小兵Davidを中心に、次々と加点して行きます。前半も半ばを過ぎた時点で、６－１。一方的な展開となりました。ここで、監督のオスカルはがらりとメンバーを代え、KOSHIROとYUKIも登場します。３－２－１のMFの左にYUKI、右にKOSHIROという布陣です。すると、これまで圧倒していたMagic Diazが、更なる圧倒ぶりを見せます。右と言うよりも、中央から左まで、縦横無尽に動き回るKOSHIRO。逆に、左に張ってウィングプレーに専念するYUKI。いずれにせよ、２人から次々とチャンスが生まれます。ゴール右でボールを受けたKOSHIROは、シュートすると見せかけて切り返し、左サイドに持ち込みながら、左足でシュート！これが見事に決まり、Magic Diazが追加点を上げます。
後半も同じ布陣でスタートするチーム。立ち上がりは拮抗した展開となりますが、KOSHIROを中心に中盤を制し始めたMagic Diazは、再びKOSHIROが左足のシュートを決めると、YUKIも左サイドを縦に突破して左足のシュートを押し込み、Magic Diazはお祭り騒ぎ。結局、１２ｖｓ２で圧勝する事に成功しました。
続く２戦目は、レベル４リーグ。Flores vs Amasの対戦です。ここでちょっとしたハプニング。現在、唯一火曜日のみ、エスパニョールのスクールに参加しているKOSHIROとYUKIは、通常なら、Floresに参戦します。ところが、今日の対戦相手は、KOSHIROがコルネヤの練習に行くようになる前、金曜日のエスパニョールスクールで練習参加していたダニ監督率いるAmasなのです。KOSHIROを大のお気に入りとしているダニは、「KOSHIRO、こっちに来い！」と手招きします。戸惑うKOSHIRO。しかし、Floresの監督は、先週、対戦相手が５人しかいないのに、潤沢な自分のベンチの選手を貸さなかった頑固者のオスカル監督です。当然、答えは「NO」。かくして、試合前の移籍交渉は不成立に終わったのでした。
さて、Flores vs Amas の試合は、緊迫した互角の展開となります。
連戦となったわれ等がサムライ少年達はベンチスタートです。
試合は白熱したバトルが展開されています。お互いにシュートチャンスを掴むも、それぞれのディフェンス陣がしぶとく守り、相手にゴールを割らせません。
試合が動いたのは前半１５分過ぎ、Floresのミゲルが、カウンターから見事にゴールを決め、先制点を上げる事に成功します。
しかし、Amasも負けじと反撃に出ます。年齢では、Floresが１９９９年生まれチーム、Amasは１９９８年生まれチームということで、体格に勝るAmasは、球際の攻防で優位に立ちます。何度か危ないシーンがあったものの、Flores、辛うじてゴールマウスを死守します。
すると、ここからオスカル監督がメンバー交代を告げ、YUKIが投入されます。２－３－１の左ハーフに入ったYUKIは、いきなり左サイドを縦に突破してシュートを放つも、ボールはニアサイドに外れて行きます。
逆に押し込むAmas。
そんな中、KOSHIROも投入され、ピッチの中央に入ります。KOSHIROからYUKI。YUKIからKOSHIRO。そしてまたYUKIへ。２人の間でスムーズなパスワークが展開され、再びFloresが優勢に出ます。
しかし、懸命に守るAmasの守備陣を破る事が出来ません。すると、前掛かりになったFloresを尻目に、カウンターからの展開から、最後はミドルシュートを叩き込まれ、Flores、同点に追いつかれてしまいます。
ここで、前半終了。１－１の白熱したゲームは、後半勝負となります。
後半、サムライ少年達はそのまま出て来ます。
先週は拮抗した試合をいずれも落としているだけに、この試合は絶対に勝ちたい２人。
そんな気持ちが表れ、２人を中心に、Floresが攻勢に出ます。
後半、YUKIは右ハーフにポジションを移します。すると、左からのセンターリングを右サイドから中に入って来たYUKIが胸トラップし、落ち際をハーフボレーシュート。ゴール至近距離の絶好のチャンスも、なんと、ボールはクロスバーの上を越えてしまいます。頭を抱えるYUKI。決定的なシーンでした。
しかし、尚も攻撃を繰り出すFlores。KOSHIROは中央からやや持ち過ぎの感はあるものの、次々とドリブルを仕掛け、Amasのゴール前に迫ります。すると、左サイドからのコーナーキックをファーサイドで待ち構えていたYUKIがダイレクトでボレーシュート！！！これが見事に決まり、Floresが再び勝ち越しに成功します！
YUKIの"ｺﾞﾗｯｿ(ｽｰﾊﾟｰｺﾞｰﾙ)”です！！！
すると今度は、KOSHIROが中央でドリブルで３人をかわし、左サイドのゴール前へ。飛び出して来るＧＫに対し、右足で体を開き、ファーサイドを狙ったと思ったらシュートはニアサイドへ。完全に騙されたＧＫ。しかし、ボールはポストの外側を叩き、外へ外れてしまいます。惜しい！！！決まっていたら、スーパーゴールでした。
周囲の観客からは、「¡Qué japoneses! （何んて日本人達だ！）」と感嘆の声を上げています。
行け行けムードの中、Floresは尚も１点を追加。
その後、２人のサムライ少年はお役御免になるも、チームはそのまま３－１で勝利し、接戦をものにしました。
YUKI＆KOSHIRO「第一試合より今の試合に勝った事の方が嬉しい！！！」と喜ぶ２人。
緊迫した接戦でなかなか勝てなかった２人にとって、今日は本当の勝利の味を堪能する事が出来ました。
さぁ、明日は、バルサｖｓバジャドリードのリーガ最終節、リーガのタイトルが懸かった大一番です。
対するバジャドリードも、１部残留が懸かっているだけに、決して気を抜く事は出来ません。
巷では、名将ハビエル・クレメンテ監督は、先のチェルシーのように、スーパーディフェンシブな布陣で勝ち点１を狙いに来ると囁かれています。チャビ、イニエスタを欠く中盤に不安を残すバルサですが、果たして、どのような戦いが繰り広げられるのでしょうか！？
とても楽しみです！！！
by Keita Uematsu
tt
ｳﾞｨｼﾞｬが移籍決まったようですね。
セスクに関しては現地ゴシップどんな情報が出回っていますか？
Koshiroは逆に３００ユーロ払ってｳﾞｨｼﾞｬとセットバルサに入団させてもらえば。
もしくは、同じ靴履いているからセスクになりきって交渉の席についちゃえ～。
レアルまずいな～。夏の移籍が・・・・
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/20 08:31