2000年生まれのサムライ少年、KOSHIROとYUKIがバルセロナに来て、早くも6週間が経過しようとしている。この1ヶ月半の彼等を見ていて思う事は、フットボールの面で、随分と逞しくなったと言う事だ。スペインの中でも恐らく最高峰のレベルの選手達が揃っているエスパニョールの同じ歳のカンテラの中に混ざって、いつの間にか、彼等が違和感無く溶け込んでいる事に気づいた。それは、長い時間を共に過ごし、スペインの少年達と仲良くなったと言う意味では無く、フットボールのプレーぶりが、彼等の中で、遜色無く映る様になって来たと言う意味だ。
彼等が来た当初、2人は、カンテラの選手達の激しさ、スピード、巧さ、キック力、パワー、強かさなどの前に、戸惑いと、遠慮と、そして多くの「日本病」を露呈していた。明らかに、その中では下手から数えて1、2番目の少年達だった。
KOSHIRO「本当に毎日が楽しい。特にカンテラの練習はエスパニョールもコルネヤも面白い。」
YUKI「カンテラの練習は1時間半、凄く集中してやるし、レベルが高いからめちゃ疲れるけど、やりがいがある。」
自分の持てる力を100%出さないと、付いて行けない世界。毎日毎日が真剣勝負の中で、自分のポテンシャルを最大限発揮しようと彼等なりに頑張っている姿が、そこにはある。
元々センスを持ち合わせている2人。そんな2人が、これまで以上に真剣に、必死になって努力して来た、その毎日の積み重ねが、僅か6週間とは言え、随分と彼等を印象の異なる姿に映しているのだろう。
本当に、純粋無垢な少年のエネルギーは素晴らしい。
彼等には、どんどん突き進んで行って欲しい。
がしかし、彼等2人にはもっともっと期待したいと思っている貪欲な私としては、長所をどんどん活かし、そして弱点を克服すべく、これからも厳しく追求して行きたいと思う。
by Keita Uematsu
TT
みなさん本当にありがとうございます。
自分の好きなやりたいことに思う存分時間をかけて、日々過ごせることが今後必ず逞しく育っていく糧になるはずです。
楽しいからぶち当たった壁も苦痛と思わず、前向きに必死に、打算的でなくただ無心に自ら全ての力を出し切ってチャレンジする経験をしている彼ら。そしてチャレンジしていつの間にか乗り越えていくことを経験した彼らの成長力は、自分で乗り越える機会を親、先生が取り上げてしまっている環境で育てられている今時のこども達にない強さとなって彼らを支えてくれるはずです。
強い奴らと闘い続けなければ知ることのできないことがたくさんあるはずです。強いやつらと闘うために必要なことをしっかり体で感じ取って日々力をだしきる。とにかく有り余っているパワーをフットボールに全てぶつける日々を送ってがんばってほしい。男としてやらねばならないときに全力を出し切ることとはどんな状態なのか体感してほしい。大好きなフットボルならそれが知ることができるはずだ。
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/21 17:06
金髪くんは、来季新戦力候補?
闘うチャンスがあれば、勝てよ。
投稿情報: koshiro papa | 2010/05/21 17:10
2人共、相当成長しているのでしょうね。私だけではなく、チームの保護者の方も非常に注目していますよ。日本の代表として頑張ってほしいですね!。
投稿情報: TSUBASA PAPA | 2010/05/22 16:11