6月19日
さて、エスパニョールへの参加も本日で最後となりました。
昨日、FC Barcelona、Gavaと試合を行ったEspanyol Alevin A。本日は、Prat,Vilanovaの2チームと試合です。
初戦は、Vilanovaとの対戦。2-0で勝利をおさめたEspanyol Alevin A。
MASATOUは、ベンチからのスタート。そして試合の中盤から出場します。4-2-3-1の右サイドとして登場。足元でボールを受けて、簡単に仲間へとボールをはたきます。
試合途中、センターバックのセルジかから「裏にもっと抜けてくれ」という要求が出ます。
そして、裏へ飛び出したMASATOUに絶好のスルーパスが飛びだし、シュート!!!というタイミングで後ろからスライディング。PKか!?と思われたこのプレー。しかし、ファールはなしの判定。MASATOU残念。チャンスを不運な判定で逃してしまいます。
まだまだおとなしい印象のMASATOU。ボールを奪いに行く姿勢。体のぶつかりあいでは、だいぶ闘う意識が見についてきたように見えますが、「声」がどうしても出ません。
そして2試合目。今度は、Pratとの対戦。こちらは2-1で激しい戦いになりました。
立ち上がり試合を有利に運んだのは、Prat。Espanyolを倒してやろうという強い気持ちがプレーに表れます。
そんな勢いに押されたEspanyolが先制点を許してしまいます。
1点ビハインドで迎えたEspanyolでしたが、点を取り返すべく、裏へ裏へと長いボールを使って、前線の選手を走り込ませます。なかなか点が取れずに苦しんだEspanyolでしたが、猛攻からついに一点もぎ取ります。
すると、ここでMASATOUが投入されます。
この試合もディフェンス面、それから競り合いという部分では少しずつ力強さも見せ始めたMASATOUでしたが、まだまだ声は聞こえてきません。また、ボールを持った際の判断。仲間からも「早くボールを動かせ。」という声が飛びます。このあたりがMASATOUの今後の一番の課題になりそうです。
一方、攻撃の際は、サイドライン際から長いスルーパスを前線に通したり、ゴールへ向かう意図のあるパスも見られるようになってきました。
試合の中でできること、できないこと。この辺りをしっかりと自分の中で整理して、一つ一つプレーの幅を広げてもらいたいと思います。
試合後、日本対オランダ戦ということで、急いで試合観戦に駆けつけます。
オランダ人ひしめくBARにたった3人の日本人。完璧なアウェーの状況の中、勝利の雄叫びをあげたかったところですが、残念ながら0-1で敗北。
MASATOU「せめて引き分けに持ち込みたかった・・・。」
と少し、悔しそうでした。
By Yuya Takaji
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