6月18日
水曜日のエスパニョールの練習にて、監督のAlbertから試合へ招かれたMASATOU。
車を走らせることおよそ30分。見えてきました。2面ある緑のピッチ。
初戦の対戦相手のGAVAとの試合に挑みます。
ミーティングで4-2-3-1の3のサイドとしてプレーすることを命じられたMASATOU。ミーティングでAlbertから攻撃時、守備時の細かい指示を受けます。ちょっと緊張した面持ちのMASATOU。
ベンチからのスタートとなったMASATOU。エスパニョールペースで試合が進むかと思われましたが、GAVAも後ろから攻撃をしっかりと組み立ててくる攻撃的なサッカーを展開します。
しかし、徐々に個人の能力で局面を打開し始めたエスパニョール。右サイドからのクロスをしっかりと頭で合わせて先制点をあげます。
そして、15分過ぎたあたりでMASATOUが投入されます。左のエクストレモの位置に入ります。やや中央よりにポジションを取るMASATOU。サイドバックに入ったボールを積極的にプレスをかけに行きます。試合前にたくさん水をまいていたのが影響していたのか、MASATOU、ボールがなかなか足につきません。
しかし、徐々に落ち着きを取り戻すと、少しずつパスをつなぎ始めます。
指示も出ていた左サイドバックとの連携も少しできていました。
この試合、さらに追加点を加えたエスパニョールが0-2でGAVAを下します。
この試合では、後半にかけて少しずつ積極性が見られたMASATOUでしたが、まだまだエスパニョールの選手たちと比べると攻撃の方向性に欠けているような気がしました。パス、ドリブルに注目してもゴールに向かうという意識が欠けているのかなと言う気がしました。このメンバーの中でする緊張感というものもあったのでしょうが、次の試合に期待したいところです。
FC BARCELONAです。対戦相手には、おなじみのジョルジオスの顔もあります。
MASATOUにとっては、ESPANYOLのユニホームをまとって、BARCELONAと戦うことができるという最高の舞台となりました。
MASATOU「あいつ、バルサTVで見たことある。超うまいんだよな~。」
という相手と対戦することになりました。
こちらの試合もベンチスタートとなったMASATOU。しかし、バルサはやはりバルサ。立ち上がりからバルセロナのフットボールを展開してきます。ピッチにいっぱいにポジションをとる選手たち。パスサッカーを展開します。MASATOU注目の黒人のピボテは、伸長も180近くはあるのではないでしょうか。グランド中央で、パス、ドリブルを行い、攻撃の軸となります。そして、後ろから上がってきたディフェンスの4番が左足でシュート。地面を這うシュートは、エスパニョールゴールに突き刺さります。開始2分早くもエスパニョールゴールを許してしまいます。
なかなか攻撃をしかけることができないエスパニョール。バルサに翻弄されます。すると、2点、3点とあっという間にゴールを奪われてしまいます。なすすべのないエスパニョール。すると怪我で交代をした選手に代わりMASATOUがピッチに入ります。
1トップに入ったMASATOU。ボールを奪いに前線からプレスをかけにいきます。しかし、バルサのディフェンス陣も1人、2人のプレスはなんでもないとばかりに、簡単にエスパニョール陣地へとボールを運んでいきます。
MASATOU「ボールがなかなか取れないし、走っても簡単にかわされちゃう・・・。」
とい、コメントを残していました。
しかし、エスパニョールも反撃に出ます。MASATOUが奪ったボールを中央にパス、そこに走り込んだ選手が倒されファール。ゴール正面からフリーキックを得ます。直接狙いに行ったボールが壁で跳ね返り、こぼれ球をミドルシュート!このボールが低い弾道でゴール一直線!エスパニョール1点を返します。
しかし、攻撃のチャンスもここまで。
最後までボールを追いかけたエスパニョールでしたが、内容的には完敗。
してやられました。
試合後、MASATOU「やっぱり、バルサはうまい。個人ももちろんだけど、チームとしてものすごく強い。もう一回やりてー!」
と話していました。
明日も遠征に向かいます!
そして、監督のAlbertはMASATOUのプレーを見て、「まだまだエスパニョールに入って試合をするには、力が足りないな。もっと練習しないといけない。」と話していました。
MASATOUの挑戦は、続きます!
By YUYA TAKAJI
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