Hola! Buenos dias!
今日もやってきましたEspanyol Camp。
午前中は、トレーニング。午後は、Mundialitoということで進みます。
午前中に行われたトレーニングはいつも通りのサーキット。
1.コントロール・シュートからの1対1の攻防。
2.3vs3+4サーバー ボールポゼッション。
3.シュートゲーム+1vs1
4.2対1+1サーバー
まずは、年長組。GAKUは、シュートトレーニングでコントロールから素早いタイミングでのシュートをとても誉められていました。また、ボールポゼションでも、声を出す。そして、ボールを受ける前、パスを出した後のDesmarqueがしっかりできていました。KAZUKIは、いつもながら大きな声を出して、ボールを呼び込んでいました。声も少しずつスペイン語をつかうようになってきています。InputしたものをすぐにOutputする姿勢がとても素晴らしいと思います。RYOGAは、1vs1で力を発揮していたものの、ボール回し中に腹痛を訴え、途中練習離脱。少し休んで練習に復帰しました。RYOGAは、自己評価でも課題としている「闘志」という面を全面に押し出して練習に参加していく必要があります。午後の試合に期待したいです。
一方、年少組は、本日力を発揮したのは、YUTO。ボールポゼッションでは、これまでなかなか安定したボールのコントロールができなかったYUTOが。Desmarque(マークを外す動き)を意識し始めたことで、ぐぐぐっと動きがよくなりました。これまで、トラップミス、パスミスも目立っていましたが、今日はしっかりゲームの中でボールを回せるようになりました。コーチのSergioに、「グランドを広く使おう。」「ボールに近づくな。周りのスペースを見つけろ。」ということを言われたことを意識し始めたことで、YUTOのプレーがとてもよくなりました。本人も、「今日は、最高の動きができた!」というコメントを残していました。
ITSUKIは、強烈なシュートを連発。競争形式の1vs1で、相手よりも素早くボールに走り込み、左足でゴールをねじ込みます。そのゴールを見て、コーチのAlbertも「Golaaaazoooo!」という声をあげていました。
HYUUGAは、得意の走力を活かして、今日もグランドを走りまわりますが、ボールコントロールが今日はうまくいきません。どんな状況でもボールを足元に入れてしまうために、狭いスペースでのボール回しにおいて、相手に囲まれてしまう回数が多かったです。テーマとしていたDesmarqueという部分をもっともっと意識すると、テクニックもぐぐっと生きてくるのかなという気がしました。
お昼は、プールに入って、昼食を取り、休息しました。
午後は、今日もMundialito。優勝候補は、スペインとオランダ!そこに割って入れるかブラジルという状況で大会はスタートしました。
第1試合 ブラジル対アルゼンチン ドイツ対オランダ
ブラジル対アルゼンチンは、まずはKAZUKIのゴールでブラジルがリードしました。今回の遠征中の課題ともなっている、シュートに成功します。しかし、負けられないアルゼンチンも反撃に出ます。一方YUTOは、中盤に入ってのプレー。午前中は調子が良かったですが、7対7のゲームのなかで、なかなか力を発揮しきれません。リズムの早いゲームの中で、自分のポジションニングを見失ってしまいます。それでも、なんとかボールが来れば、必死にくらいついていく姿勢が見られたのは評価できますが、ゲーム戦術という部分を試合をこなしていくなかで、学んでいく必要がありそうです。そんな、YUTOにチャンスがやってきます。するするっと後方から中央に上がっていくと、左サイドからのボールにタイミング良く飛び込みシュート!しかし、アウトサイドにあたって、ボールはわずかに外!待望のゴールかと思われましたが、残念!
ゲームは、接戦のまま進みますが、迎えた後半終了間際、左サイドをドリブルで突破したAlexが、中央にマイナスのボールをあげるとそこに飛び込んだKAZUKIがボールを冷静にコントロール。いつもなら力任せにシュートに向かったところですが、ここまでの練習の成果とシュートへの意識がKAZUKIを変えたのかもしれません。インサイドの内側を使って、キーパーの逆をついてファーサイドにシュート!ゴール!KAZUKIはこの試合合計3点をマークします。まだまだプレーにムラはあるものの、自分の色をしっかり出すことができているKAZUKI。この勢いを維持して、次なる大会に挑んでほしいです。一方、アルゼンチンのRYOGA。今日は、右サイドの中盤としてプレーしました。ゴール前に上がったクロスボールをシュート。しかし、左に外してしまいます。惜しい!しかし、ゲームでは、1アシストに成功しました。しかし、このキャンプでまだまだ調子に乗りきれていないRYOGA。普段の生活の中とは対照的に、ゲームの中でシュンとしてしまいます。試合後に課題を聞くと、「声がでない。」「闘志が足りない。」「運動量が足りない。」自己主張の強いスペイン人の中で、なかなか自分をアピールしていくことができません。何か、きっかけをつかんで殻を破ってもらいたいと思います。
さて、試合は6-4でブラジルが勝利。
そして、もう一方の試合はドイツ対オランダ。なかなか勝利のできないドイツ。なんとか勝利をしたいところでしたが、今日もオランダに攻め込まれてしまいます。そんな中でプレーするGAKU。中盤のボランチでのプレーになりますが、早いプレッシャーに対して、なかなか自由にプレーをさせてもらうことができません。周りとの連携が今一つという部分があるものの、フリーでボールを受けるという個人での準備がまだまだできていません。午前中の練習で、発揮したDesmarqueをゲームの中でどのように活かすかということを考えることが大切です。しかし、今日もGAKUは、1ゴールをマークします。その他、何度かシュートチャンスも作り出すことができました。ベースの技術はもっているGAKU。それを最大限、試合の中で引き出すために、チームに活力をあたえるようにエネルギッシュなプレーを心掛けてもらいたいと思います。
一方、オランダチームのITSUKI。ここまで、チームは順調に勝利を重ねています。センターバックというポジションでプレーしている中、大きい相手にも恐れることなく体をぶつけていこうという姿勢が見られます。また、今日のボールポゼションの感覚も残っていたのか、フィールド最後方から左足で前線に長いスルーパスを通します。ナイスパス!まだまだ、試合の流れの中に十分に溶け込むことはできていないものの、少しずつ、自分の役割、そして自分の力を発揮できるようになってきました。ゲームは、一方的な展開で、オランダがドイツに13-3で勝利しました。ストライカーのダニが爆発したゲームとなりました。
さて、もう一方の試合は、準決勝に進むための最後の切符を掴むための戦い。
ドイツ対アルゼンチンの試合となりました。助っ人として、前半は、ITSUKI。後半はYUTOも出場しました。
接戦となった戦いは、4-3でドイツが勝利。この試合で、GAKUは2ゴールをマーク!ドイツがなんとか決勝進出の切符を掴みました。この試合、途中欠席者が出たために、フィールド6対6でのゲームとなりました。スペースを得たGAKUは、これまでの試合よりものびのびとプレーしているようにも見えました。
いよいよは明日は、最終日、準決勝、決勝となります。
と同時に、エスパニョールキャンプも最終日を迎えます。
あっという間に過ぎていく時間ではありますが、強豪相手に良い経験を積むことができている子どもたち。
最後までしっかりと戦ってもらいたいと思います。
それでは、また明日!
Hasta manana!
By Yuya Takaji
自分の課題には気がついているようで安心しました。
昔からの最大の課題ですね。
日本を経つ前から、こうなる予感はしていました。
日本ではコーチや親が喝を入れてくれますが、スペインでは自分で自分に喝を入れるしかありませんね。
それができないようなら、今後もキャンプをずっと無為に過ごすしかないでしょう。
「できるか、できないか」ではなく「やるか、やらないか」なんですけどね。
すべては自分次第。
本気でもがき苦しめば、必ず殻を破れるはずです。
投稿情報: RYOGA padre | 2010/07/16 10:13
壁を破れ~ みんな一生懸命楽しめ~!!
投稿情報: HYUUGA papa | 2010/07/16 15:09
自分の目の前にある殻と壁は破るためにある!
目の前にあるのだから気持ちと努力で破れる!
みんな頑張れ~!
投稿情報: Yuto's papa | 2010/07/16 15:46
まだまだ波に乗り切れていないとはいえ、みんな確実に前進していますね。
この貴重な1週間が、必ずや来週からの大会でも実を結んでくれるものと
信じています!
投稿情報: Yuto's mom | 2010/07/16 18:17