Hola! Muy buenos dias!
ここのところ涼しい日が続いていたバルセロナですが、今日は気温も上昇!暑いです!
いつものように午前中はトレーニング、午後はゲームということで今日も始まりました。
KOTAROは、昨日のCadeteのゲームに参戦し、プレッシャーの早さを体感した様子。本人としてはやってやろうということで、仕切り直してのトレーニングとなりました。練習と試合ともにマルセロ監督とともにプレーします。マルセロ監督もKOTAROのプレーにここまで非常に満足している様子。そんな中KOTAROもいつもと変わらぬ元気な様子で、トレーニングに参加していました。
YASUは、今日はパス回しのトレーニング中心。だいぶ仲間の中にも溶け込めてきた様子で、表情もだいぶ明るくなってきました。初戦に勝利して以来勝ち星があがらないYASU。今日こそは勝ちたいところ。トレーニングから集中して取り組んでいました。
TSUBASAは、今日も練習からしっかりと声を出してプレー。なんとかチームに初勝利をもたらしたいところです。課題のコミュニケーション、そしてポジショニングに今日も注目です。
HYUUGAは、ちょっと足を痛めた模様。試合の中では小さな体のどこにこのエネルギーがあるのかというほど走りまわります。課題は、周りとの連携。トレーニングの中からその意識をもってプレーしてもらいたいです。
RUNAは、トレーニング中に昨日のUSA戦で痛めていた足を再び負傷してしまいます。足をひねって腫れてしまったために、練習を中断して病院へ移動。骨、靭帯等には全く異常はないものの、中度の捻挫でお医者さんからは1週間のドクターストップを命じられてしまいます。悔しそうな表情を見せるRUNA。しかし、今出来ることは足の回復に向けて安静にし、治療に努めること。じっとしていれば、3日後にはプレーできるのではないかという見解もありましたが、怪我の具合との相談になりそうです。
KAZUKIは、今日も精力的にプレー。形式的なパス練習から、今日はより実践に近い形のトレーニングが行われました。「ワンタッチでのターンがよくわからない・・・」ということをつぶやいていたKAZUKI。はたしてゲームの中でそのプレーを出せることができるのか。。。
一方、GAKUは今日もDavid監督のもとでトレーニング。こちらも安定したプレーぶりで監督、そして選手からの信頼を掴みます。様子を見に来ている地元のお父さんからも、「あの子はなんていう名前だい?」「GAKUだよ。」「いいプレーするんだよなぁ!」と注目を集めているようでした。
HARUTOは、再び足を故障。「どうした?」と質問すると、「昨晩ちょっと足をひねっちゃって。。。」練習の外での怪我。うーん、これは絶対に気をつけてほしいところ。サッカーをしにスペインに来ているんですから!とにかく早く足を治してほしい!明日はプレーできることを期待します。
YUTOは、おとといのゴールで少し自信をつけたのか?シュートにも力が入ります。
ITSUKIはいつもと同様にひょうひょうとしたプレーぶり。会場の看板には、しっかりと練習に取り組んでいる選手ということで、顔写真が掲載されていました。
NAOは、左右の足でシュート練習に取り組みます。ここのところFWとしてプレーしていますが、なんとか相手DFをぶっちぎってほしいところ。今日の試合も注目です。
そして、HARUKA。こちらもマイペースで自分のスタイルを貫きながら、黙々と練習に取り組みます。右足のシュートは強烈ですが、左足はまだまだ。左右のバランスを整えることを意識しながら練習に取り組んでもらいたいです。
そして、最後は、RYOGA。足の調子もだいぶ良くなった模様。今日は、しっかり踏み込んでのロングキックもできるようになっていました。この勢いでチームの勝利に貢献してもらいたいところです。
さて、今日最初に行われたのは、13時からのKOTAROの試合。横ではCadeteが試合をしていて、KOTAROはそちらの参加する予定でしたが、Infantilの監督マルセロが、なんとしても勝ちたいゲームということで、KOTAROを引っ張りだした模様。今日も、中盤の真ん中でプレーしました。
キックオフの笛と同時に相手に襲いかかるプランマルセ1996。すっかりチームの顔となっているKOTARO。今日もゲームを組み立てます。しかし、昨日の前半と違い、プレーに集中力を欠く前半。細かいミスがぽつぽつ見られました。しかし、それでも周りの選手たちと比べると落ち着いて非常にゆとりのあるプレーするKOTARO。グランドを縦横無尽に動きまわりチームプレーに貢献します。すると早速チャンスを掴んだKOTARO。右サイドにボールを展開すると、クロスが入ります。そこに飛び込んだビクトル(仮名)が今日もゴールを挙げて先制点。するとKOTAROも今日は前線のスペースにぐいぐいと入っていきます。そして、左サイドの角度のない位置でボールを受けると、すっと切り返しのフェイントを入れ、相手をかわし右足でシュート!ボールはGKの手をかすめ、サイドネットの高い位置に突き刺さります。ゴラッソ!止まらないKOTARO。今日はその後も軽やかなステップで相手をかわしシュート。2点目をマーク。さらには、仲間にも2アシスト。後半にも2点を重ね、終わってみれば3 得点2アシストでチームも11-1で大勝をおさめます。Infantilの中で自由にプレーができているKOTAROにハーフタイムに二つの課題を与えました。一つは、シュート精度。昨日からシュートを放つもののなかなか枠をとらえることができなかったシュート。今日はそこの部分もしっかりと修正していた様子。そしてもう一点は、コミュニケーションの部分。自分で自分でドリブルしていくプレーヤーが多いチームにおいて、しっかりとKOTAROの意見を伝えること。あるシーンでパスがKOTAROに出ていればもっと点を取れたかもしれない。そんなシーンで、声を呑みこんでいた前半までのKOTARO。言葉はまだまだわからないかもしれない。だけど、それを伝える姿勢が違う国で外国人としてプレーしていくためには大切だということを伝えました。
すると、後半はいたるところで声を出し、味方に自分のプレーの意図を主張するKOTAROの姿が見られました。近い未来外国でプレーしたいKOTARO。プレーはもちろん、精神的にもどんどん成長してもらいたいところです。
さて、お昼休みを挟んで、まずは、Benjamin軍団の試合が始まります。
RUNAは、足の捻挫のために欠場。試合を見学しました。本日の対戦相手は、TSUBASA、HARUKAのWorld Teamです。
キックオフと同時に、攻め込んだのは白いユニホームのWorld Team ブランコ。ここまで勝ち星が上がらないだけになんとしても勝ちたいところです。すると前半立ち上がり、右サイドからのクロスに飛び込んだ金髪のFWギジェ(仮名)が右足で蹴り込み。ゴール!さらに攻勢のWorld Teamブランコが追加点を挙げて2-0とします。
一方、センターバックに入ったHARUKAは安全第一を考え、前線へとボールを跳ね返します。しかし、1対1のシーンとなると一発で飛び込んでしまい突破を許すシーンが目立ちました。GKの好セーブに何度か救われましたが、1対1の対応課題となりました。
そして、TSUBASAがここで登場、中盤のボランチの位置に入ります。今日も声をたくさん出し積極的にボールに絡みにいく姿勢を見せますが、なかなかボールを受けることができません。ボールをコントロールする際に顔が下がってしまうTSUBASA。事前にもっと広い視野を確保しながらコントロールの体勢をつくることが必要です。
今日もWorld Teamアスール(ブルー)のFWウーヴァがゴールを決めて、前半を2-1で折り返します。
そして、迎えた後半戦。2-1のまま進んだ後半途中、HARUKAが中盤の真ん中として起用されます。なかなか足元にボールが収まりませんでしたが、右サイドでボールを受け、前を向くとゴールに向かって突進。相手とぶつかる恐怖を知らない、FWのウーヴァとペナルティエリア付近でワンツーをし、シュート!ゴール!と、しかしここで審判の笛が。痛恨のオフサイド。頭一つ分前でボールを受けたかという紙一重の判定。残念。
TSUBASAも再びピッチに戻りますが、今日は昨日のような縦に抜ける突破が見られず。
最後にはWorld Teamブランコにゴールを許し、1-3と敗れてしまいます。
試合は見学となってしまったRUNAにとっては心から喜ぶことができなかったかもしれませんが、これでようやくWorld Teamブランコも1勝をあげました。
一方敗れたTSUBASAは顔に悔しさがあふれます。なかなか力を発揮できずにイライラ感が募っているようにも見えました。がんばれTSUBASA!
さぁ、続いてはハポン vs テクノフットボール・バルセロナの対戦。昨日の全勝対決で完膚無きまでにやられ、絶望に近い敗北感を味わったハポン。果たして、今日は気持ちを入れ替えて臨む事が出来るでしょうか。
2-3-1のいつものフォーメーション。今日は左バックにHYUUGAが入り、右の紅一点ライラとコンビを組みます。中盤には右に8番のギジェ、中央に9番の巨漢アレックス、左に7番のマルク、そして、今日も1トップにはNAOが入ります。
チーム名こそ、ハポン(Japan)と命名されていますが、このチームの大黒柱の地位を築きつつあるのは、9番の巨漢アレックス。決して俊敏そうな体格ではありませんが、とにかく闘う。体を張ったプレーで守備にがっちりと貢献し、時折体重を活かしたスピードのある重戦車的なパワフルなドリブルで強引に突破し、攻撃にも貢献します。昨日は内部分裂の危機もありましたが、今日はスペイン人少年トリオが中盤を形成し、NAOは前線で走り回り、後方では、不慣れなポジションながらも、持ち前の走力で粘り強く追うHYUUGA、そして、スピードにやや難があるものの、接触プレーも恐れず、体を張るガッツあるライラの布陣は、なかなかバランスが取れています。序盤、主導権を握ったのはそんなハポン。しかし、テクノの守備を前に決定機はなかなか作る事は出来ません。
密かに負けん気の強いNAOは、チャンスでボールが来なかった時、怒って、「マルク!パスしろよ!」と叫んでいます。
一方、HYUUGAはピンチの際の守備に奔走し、懸命に相手を追いまわします。
すると、中央のアレックスが放った強烈なミドルシュートをGKが弾いたところ、そのこぼれ球をマルクが詰めてシュート!これが見事に決まり、ハポンが先制点を上げる事に成功します。
この日は、皆、チーム一丸となってハードワークをします。テクノも負けじと反撃を試みるものの、全員がしっかりとディフェンスに戻り、相手の攻撃をブロックします。
すると、カウンターから、左サイド、前線に一人張っていたNAOがボールをしっかりとキープし、ドリブルで斜めに進みながら、その後、左サイドを大外から駆け上がって来たマルクにスルーパス。これをマルクが左足で振り抜きますが、GKがパンチングで防いでセーブ。お互いにナイスプレーです。
ドリブルしたくてしょうがないHYUUGAは、しかし、ディフェンスという立場上、ここで取られたらやばいと言うことで、シンプルに近くのライラにパス。と思いきや、次のシーンでは、今度はドリブル開始。相手2人をかわし、3人目が詰めて来たところで、右のギジェにパス!が、しかし、これはめくらパスとなってしまいます。
最後尾からのドリブルは、まぁ、決まったからO.K.として、最後のパスは、周囲が見えていない表れ。HYUUGAのテーマ。周囲の状況をキャッチし、的確な判断・実行をすることが、まだまだ出来ていません。例えの話ですが、2人、3人に囲まれている。当然、周囲にはフリーの味方が必ずいるはず。そこにダイレクトではたけば、一気にチャンスになる。しかし、周囲が見えていない、もしくは見ようとしない彼は、まずはトラップして、ドリブルしようとする。当然、形勢不利な状態なだけに、ボールを奪われてしまう。今日も、そういう局面が沢山ありました。
さて、試合はその後、拮抗した展開で、1-0のまま、後半へ移ります。
後半も、交代無しに、そのままのメンバーで臨みます。どうやら、ビニシウス監督は、昨日の試合を踏まえ、闘っていた選手、チームの為に、懸命に走り、ハードワークする選手達を主に起用する方針のようです。
すると、9番の巨漢アレックスがドリブルで突進し、左サイドに開いたNAOへ。これをワントラップしたNAOは、得意の左足を振り抜くと、ボールは逆サイドのポストに当たり、大きく跳ねて行きます。惜しい!
するとここで、ようやくYUTOとITSUKIの登場です。YUTOはNAOに代わって1トップに、ITSUKIはマルクに代わって左サイドMFの位置に入ります。
これまで、常にスタメンで起用されて来たITSUKIは、危機感を持って臨みます。また、なかなかスタメンで起用されないYUTOも、発奮して、前線から相手のボールをプレスして行きます。
昨日のテクノ・エスパーニャに比べれば、比較的ボールをもたしてくれたこともあり、ハポンがやや攻勢な構図は変わりません。それでも、ルーズボールの攻防では、両チーム共に激しくやり合います。サムライ少年の中では、一番がつがつ行っているのがHYUUGA。そして、NAOも小さいながらも、懸命に体を使ってプレーしようとします。それに対し、ITSUKIもYUTOも相手からボールを奪いに行く時の姿勢が、どうしても足先だけの軽いプレーが多い。がしかし、今日は時間の経過とともに、それぞれがそれぞれの思いを抱いて、いつも以上に戦おうとする姿勢が垣間見られました。頑張れば、報われる。左サイドのITSUKIが中央へドリブルし、するすると相手のマークを外すように右サイドへ開いて行ったYUTOへパス。これを絶妙なトラップでゴール方向へ抜け出したYUTOが右足を振り抜くと、ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
YUTO得意の、体重の乗った、重い素晴らしいシュートがゴール左に突き刺さります。
応援していたGAKUも、「YUTO、ナイッシュー!」と喜んでいます。
今大会2得点目。そして、相変わらず、無表情のクールフェイス!
その後も2度、シュートチャンスを掴みますが、1度はITSUKIへのパスを選んで失敗。もう1度は、これまた強烈なシュートを放つも、GK真正面でした。
しかし、この日は明るい表情で、YUTO「今日は調子が良かった!」と嬉しそうに語ってくれました。
さて、ITSUKIはと言うと、この日は的確なパスワークを披露していました。チャンスメイクもし、YUTOへのお膳立ても何度か供給していました。そして、シュートチャンスも何度かありましたが、打ったのは1本だけ。しかし、力無くGKにキャッチされてしまいました。キック力の欠如からか、シュートレンジが広くないのかもしれませんが、技術は持っているだけに、やはり、果敢に狙って行く意識の問題が多々あるように思います。もう1ランク、相手にとって危険な選手になる為に、何とか殻を打ち破ってもらいたいところです。
試合は、この後アレックスが追加点を上げ、ハポンが3-0で勝利し、3勝1敗で2位を堅持しました。
さて、お次はAlevinのゲームです。
まずはGAKUのプランマルセインターナショナル対RYOGAのプランマルセの試合です。試合前、GAKUとRYOGAががっちりと握手を交わします。
GAKUは、3-2-1のディフェンスの中心。そしてRYOGAは今日もベンチからのスタート。
安定したボール回しを見せるのはGAKU率いるインターナショナル。攻撃の起点はいつもGAKU。後ろから丁寧にビルドアップをしていきます。最初は、横のサイドバックに散らすパスが多かったですが、チャンスと見れば、ボランチ、そしてその先のフォワードまで見れるようになってきました。くさびのパスを通す回数が、試合を重ねて多くなってきたような気がします。
先制点は、インターナショナル。左サイドからの突破によってFWのオリベル(仮名)がゴール。1-0とします。GAKUも喜びの輪に参加。しかし、集中力を切らさぬGAKU。すっと自分のポジションに帰っていきます。
安定したプレーを見せるGAKU。前半は押しこまれることがほとんどないまま終了します。
そして、後半。RYOGAは今日は左サイドのポジションに入ってのプレー。
立ち上がりインターナショナルのペースで進む展開。RYOGAは立ち上がり、少々地に足がつかずの部分もありましたが、徐々に試合のペースの中に入っていきます。球際の当たりも昨日に比べて随分と戦えるようになってきました。しかし、まだ当たる際に腰がぐっと入らない。足先だけでのあたりで、相手に当たり負けする部分も多かったように見えました。いかにボールをマイボールにできるかということを突き詰めていってもらいたいと思います。声もまだまだ普段の生活に比べると、小さい。普段のように腹から出す大きな声を出しながらのプレーを期待したいです。
本日突破のチャンスは一度。左サイドからオーパーラップをしかけ、くさびのボールから流れてきたボールで突破の形を作りましたが、これはGAKUにストップされてしまいます。
GAKUは後半は、さらに顔をあげてプレーする回数が増えてきました。監督からは、前にスペースがあるときに、もっとスペースにドリブルでボールを運び、そこからのゲームメイクを期待されているようでした。この辺りは、次節の課題になるかと思います。しかし、自分があがることで後ろのディフェンスが不安というのも一つ。そのあたりはコミュニケーションでカバーしていく必要があります。
1点を追加したインターナショナル。このまま終わるかに思えた終了間際。ロングボールをクリアしようと足を出したGAKUがコントロールミス。そのボールを相手FWに拾われ、1点返されます。「集中しろ!」と監督から叱咤されるGAKU。その後は再び安定を取り戻してのプレーとなりました。
終わってみれば、2-1でGAKU率いるインターナショナルプランマルセが勝利。
続いてはHARUTOとKAZUKI擁するワールドチーム vs セレクション・インターナショナル・マルセ・1998。
なんと、セレクション1998は、あのバルサ連合軍を3-0で下し、首位を走る強豪です。
HARUTOは昨日の夜に痛めた足の打撲の為、欠場。KAZUKIは3-2-1の左MFで先発です。
完全にチームの攻撃の要の座を掴んだKAZUKI。今日は、強豪相手にどれだけやれるかが試される試合となりました。
試合は戦前の予想どおり、セレクションの一方的なペース。3バックと中盤の真ん中の10番の巧みなパスワークで、懸命にプレスに行くKAZUKI等をいなし、ワールドチーム陣内に侵入すると、左右を広く使って相手を揺さぶり、フィニッシュを放ちます。しかし、ワールドチームも、小柄ながら、ファイト溢れるプレーを見せる左サイドバックのインドネシア人ラフィー(仮名)や、日本人の母親を持つメガネがチャームポイントのフェルナンド等を中心に、粘り強い守備、そして、相手の決定力の欠如にも助けられ、ゴールを割らせません。
この日のKAZUKIは、防戦一方の展開の中、なかなか攻撃的な仕事をする機会を得る事が出来ません。僅かなチャンスも、相手の早い寄せによって芽を摘まれてしまいます。レベルの高い相手に如何に質の高いプレーが出来るか、更に上のレベルを目指すなら、その壁を打ち破らなければなりません。
前半終了間際、遂に、我慢に我慢を重ねて粘っていたワールドチームの守備を崩し、セレクションが先制ゴールを上げる事に成功します。
すると、後半は一方的なセレクションペース。緊張の糸が切れたかのように、隙を見せ始めるワールドチームに対し、セレクションは全く手を抜く事無く、攻撃の一切緩めずに、攻め立てて来ます。KAZUKIはそれでも、カウンターから強引でスピードに乗った得意の突破からゴールを奪いますが、終わってみれば1-10。完膚無きまでにやられてしまいました。
試合後、悔し涙を流すKAZUKI。監督のアンドレからは、「この悔しさから何を学ぶかが重要だ。また明日、試合が出来るじゃないか!」と言葉をもらっていました。
さぁ、最後はInfantil大会、YASUKAZU擁するワールドチーム vs セレクション・インターナショナル・マルセ1997の対戦です。
試合は互角の攻防でスタート。YASUKAZUは、3-2-1の右MFとして、先発出場します。
右サイドで開き気味にプレーするYASUKAZU。巧みな足捌きで相手を翻弄し、1人、2人とかわし、チャンスメイクして行きます。右サイドでボールを持つと、スピードと言うよりも、細かな体の使いで相手のタイミングを外し、するするとドリブルで駆け上がって行きます。相手の逆を突くボールタッチが得意な彼は、最後はキックフェイントで相手を外し、左サイドでフリーで待つ味方にパスを供給するも、これを外してしまいます。
すると、今度はセンターバックの長身ジョセフがするすると勢いに乗って右サイドを駆け上がり、絶妙なクロスをゴール前に入れると、今度は1トップのサンティがきっちりと決めて、ワールドチーム、幸先良く先制点を奪います。
しかし、前半終了間際、セレクション1997はフリーキックのチャンスから、こぼれ球を押し込んで、1-1でハーフタイムへ突入します。
後半は良くも悪くもYASUKAZUの試合。何度も巧みなドリブルで右サイドを突破しますが、なかなかシュートを放ちません。打てるだろ!と言うところで、更に一アクションを加えてしまい、結果、相手に詰められてチャンスを逃してしまいます。もう少し、早めに、ダイナミックにシュートを打つ姿勢が、YASUKAZUの一つのテーマのようです。更には、再び右サイドのスルーパスに抜け出したYASUKAZU。GKと一対一になり、シュートするかと思いきや、フェイントでGKを右へ抜けてかわそうとします。しかし、それまでの動きでYASUのパターンが読まれていたか、GKに反応されてしまいます。周囲の味方は皆、頭を抱えています。
そうこうしているうちに、ワールドチームは一瞬の隙を突かれ、逆転となるゴールを奪われてしまいます。
すかさず反撃を試みるワールドチーム。右サイドのYASUは、ボールを持ったらドリブルで抜くことしか頭に無いようで、それを察した味方もボールをもらえる位置取りをせず、結局はさまれて奪われ、逆襲を喰らってしまいます。
後半はそうしたYASUの空回りするシーンが何度も見られ、試合はそのまま1-2で敗れてしまいます。
良くも悪くも、落ち着いてマイペースでプレーするYASU。しかし、この日はそれが、“持ち過ぎ”となって、チームにはマイナスに働くシーンが目立ちました。
彼の良さは良さで上手く利用しつつ、更に良い選手になるには、もう少し視野を広げ、プレーの幅を広げる事が必要のようです。
それでは、また明日!
Hasta luego !!!
by Yuya Takaji & Keita Uematsu
初めまして!!
キックの技術、キック力に自信がないためシュートが打てない。
ん~今までと変わらないですね・・・
ドリブルについては仕掛けれてる(?)ことは良しだが
それだけではね。
ただ、1日1日もがいて、あがいて頑張ってほしいですね。
好青年???
本当の彼はものすごいおしゃべりなんですけどね。。。
植松様、高司様 もうしばらくよろしくお願いいたします。
大会に参加している全選手が最後まで楽しめるよう応援しております!!
投稿情報: yasu_papa | 2010/07/27 08:38
滞在1週間弱ですが、ブログを読んでいるとNAOの性格やプレーの特徴をすぐに理解して下さり、かつ改善すべき点を詳細に教えてくださる素早い対応に毎日驚いています。
本人が帰ったら一緒に見て勉強したいと思います。
いつもありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
投稿情報: NAO | 2010/07/27 16:07
樹のしっかりと練習に取り組んでいる選手として掲載されている
顔写真を見てみたかったです。
樹の何事に対しても地道に頑張れるところがきっと評価につながったのでは?
エスパキャンプで修了証がもらえたように、海外では頑張った子供達を
誉めて能力を伸ばすというところが、本当に素晴らしい教育方針だなと思います☆
残念ながら日本の教育では、優秀な子供しか評価されないですからね...
そういう意味ではスペインへ渡ったsamurai少年達は、
人として大きく成長しているに間違いないですね!
samurai少年animo!
投稿情報: ITSUKI | 2010/07/27 16:17
日本では、、HYUUGAだけは、DFラインからでもドリブルで仕掛けて抜いていくので、、その感覚が残っているのでしょうね。残念ながら日本ではDFが ゆる~いので、、どんどん抜けてしまうんですよね。。
スペインの激しいDFをあいてに、、ドリブルを更に磨くのが一番!!
でも、、せっかくなので、、選択肢を少~し増やそうね(笑)。。
真剣な方には怒られるかもしれませんが、、HYUUGAにとってサッカーは
遊びなんです。ドリブルが一番楽しい奴なんで。パスの楽しさも洗脳していただけると、、少しはまともになるかも!??
投稿情報: 日向父さん | 2010/07/27 17:39