Hola !!!
さぁ、すっかりコルネヤでのトレーニング環境に慣れて来た2人。 周囲からも、TAMA!TOYO!と名前を呼ばれます。
「同じフォワードのフランだけは、俺の事まだTAMAって呼ぶんです。」と苦笑するTOYO。そのフラン、チームの背番号9を背負うだけあって、背はそれ程では無いものの、なかなか良い選手です。
スペインの風物詩、ロンド(鳥かご)では、TOYOもTAMAもなかなかの球捌きを見せています。
そして、今週は、頻繁に紅白戦が行われました。もともと、コルネヤのトップチームは19人しかいないのですが、そこにTAMAとTOYOが参加している為、コーチのパブロを入れて22人。そう、ちょうど、11 vs 11の紅白戦が出来るのです。
レギュラー組 vs サブ組に分かれ、TAMAは4-3-3のボランチの真ん中、TOYOは3トップの中央や左をポジションチェンジしながら担当します。
そこでは、いきなり見せ場が!
TAMAが中盤で出だし良く相手のボールをカットし、スピードに乗って攻め上がり、チームメートのTOYOに絶妙なスルーパスを通します。これに素早く反応したTOYOは、相手のハードマークに遭いながらも、フィジカルの強さを見せ、豪快に右足を振り抜きます。すると、ボールはGKの頭上を抜け、ゴール上方へ突き刺さります!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
いきなり明治ホットラインの活躍で、サブ組が先制ゴールを叩き出します。
しかし、その後は自力に勝るレギュラー組が押し込みます。その中心を成すのがチームの中核ダニ。190cm近い長身にもかかわらず、足元の技術にも長けるダニは、スピード、フィジカル、そしてセンスも備えたオールラウンダー。ワントップやウイング、トップ下など、あらゆ「る攻撃的なポジションを務めます。
そんなダニが、チャビの左サイドを巧みにえぐったプレーからの鋭いセンターリングをGKの前に一瞬早く頭を出してダイビング気味にヘディングシュート。これが見事に決まり、レギュラー組が同点に追い付きます。
紅白戦は、白熱する中、30分弱で終わりました。
我らがTOYO&TAMAはと言うと、飛び入りにしては、まずまず順応してプレーしているようです。
当初は、「我々はシーズンの重要な局面、準備段階にある。レベルの面でチームに影響するようであれば、ユースチームでやってもらう。」とクラブから脅されていたのですが、何々、何の問題も無く、溶け込んでいるではありませんか!それどころか、トップチームの紅白戦実現にも貢献しているのです!(笑)
あとは欲を言えば、スペイン人と同様、もっともっと貪欲に自分を出すメンタリティーと、実行力を見せて欲しいところです。
TAMAはスピードとテクニック、そして運動量で中盤を縦横無尽に動き回り、ピッチの中央でダイナモとなれる存在。一方のTOYOは、スペイン人の当たりにも負けない強いフィジカルとスピード、シュート力でゴールを付け狙うストライカー。そうした彼らの良さを、チームの中で、如何に発揮すべきか!?そうした術をもっともっと感じ取り、身に付けて欲しいと思います。
また、今週はスペイン・スーパーカップ、カンプノウでのバルサvsセビージャ戦で、アウェイでの2-1の敗戦を覆す4-0のバルサの強さを目の当たりにし、また、ACミランと戦った親善試合、GAMPER杯では、ロナウジーニョとの再会見たさに集まった96,000人と共に、お祭り騒ぎを満喫しました。
更には、明治の監督さん、神川氏も表敬訪問に訪れ、濃厚な1週間でもありました。
by Keita Uematsu
写真のUP有難うございます。
現地の様子が少しわかりました~。
もっともっとUPして下さい。
投稿情報: 明治サッカーファン | 2010/08/29 13:03