個人留学2010秋 KAKERU & SHOGO 【 vs Marianao 】

  ¡ Qué pasa nen !

　コルネヤの練習着も購入し、すっかりチームの一員として活動しているKAKERU。

　毎日、「このままここに住みたいっす。コルネヤの２軍、もしくは１軍のトライアウト受けたい！！！」を連発しているKAKERU。

　そして、「絶対にコルネヤでの僕の居場所を掴みます！」と意気込むSHOGO。

　週末、２人は、バルセロナ市から車で20分、サン・ボイ市のMarianao 戦に挑みます。

　と、ここで、通常、単なる練習生では出場する事が出来ないプレシーズンマッチに、KAKERUも特別に参加出来る事に！！！

　２人は先発出場し、SHOGOは先週と同様に右サイドバック、そして、KAKERUは左サイドバックに！２人のサムライ少年が両翼を固めます。

　試合は、パスワークがスムーズに行かないコルネヤを尻目に、ホームの声援を受けたMarianaoがリズムのある攻撃で、何度もコルネヤゴールを襲います。しかし、そこはチームの大黒柱、センターバックの巨漢イヴァンを中心に、コルネヤが凌ぎます。

　SHOGOもKAKERUも無難なプレーぶりで、チームの守備に貢献します。

　しかし、スピードにやや難を見せるSHOGOと対峙した左ウイングの小さな18番の選手は、かなりの俊足。果敢にSHOGOの裏のスペースを突いて来ます。何度か突破を許してしまうSHOGO。しかし、イヴァンのカバーリングで何とか事無きを得ます。

　一方、「全くやった記憶が無い。」と言うサイドバックに挑戦するKAKERU。「でも、使ってもらえるだけまし。」と奮闘、なかなかプレーを披露します。まだ合流して間もなく、チームメイトの特徴も掴めず、また、サイドバックとしての動き方が良く分からない、そうした戸惑いはあるものの、相手の右ウイングとの競り合いで、スピード、フィジカルで共に譲らず、また、ヘディングで競る際も高い打点のヘッドで相手のボールをはじき返します。KAKERU、身体能力は高そうです。

　しかし、そのKAKERU。左の位置でボールを受けると、中へドリブルで切り込み、横にいるボランチへパス。しかし、そのボランチの近くには２人の相手がおり、たちまち囲まれてボールを奪われ、逆襲を喰らってしまいます。

　そんな展開から、Marianao はKAKERUの裏のスペースに絶妙なスルーパスを通すと、右ウイングがトラップからシュートを決め、Marianao が一点を先制します。

　一方、右サイドのSHOGOは、相手18番に気を使いながらも、懸命にアピールしようと、前回よりも攻撃参加を意識します。しかし、“　今は上がるタイミングじゃないだろ！”と思うようなシーンで無理やり駆け上がり、逆に奪われたボールをSHOGOのいない左サイドで展開され、ピンチになるシーンも。SHOGOの気合、やや空回り状態です。

　しかし、タイミングの良いパスカットから持ちあがり、右サイドへ開いたFWへパス。ここから絶妙のクロスボールが上がり、もう一人のFWがヘディングシュートをすると言う、前半最大のチャンス生まれます。

　GK「いいぞ！SHOGO！！！」

　この試合、同じようなシーンが２、３度あり、一つの得意パターンを構築したようです。本人も、「マイコンになる！」と、右サイドがまんざらでも無い様子。しかし、右サイドの狭いゾーンに固執してしまうシーンも目立ちます。中へ斜めにドリブルすれば、もっと良い展開になり得たシーンもあり、もっともっとプレーの幅を増やす必要がありそうです。

　一方のKAKERU。マイボールになった展開でも、センターバックの近くにポジションを取ってしまい、監督のAlexから、「KAKERU、Abrete ! （開け！）」の指示が飛びます。

　コルネヤはなかなかボールを繋ぐ事が出来ず、相手の枠になかなかシュートを飛ばす事が出来ません。

　前半を1‐0で折り返すと、後半の18分1本目、SHOGOはベンチに退きます。一方、KAKERUはそのままのポジションに。

　すると、前半よりも自信を掴めたのか、積極的にオープンスペースを突いてオーバーラップを仕掛け、縦に突破しての左足のセンターリングや、中にドリブルで入って行ってのミドルシュートを放つシーンも！

　しかし、シュートは不発で、GKに難なくキャッチされてしまいます。

　が、後半、尻上がりにフィット感を向上させるKAKERU。対峙したスピードのある相手ウィング相手にもスピード負けしません。また、体のぶつかり合いでも動じず、そして、高い打点のヘディングも健在です。

　圧巻は、カウンターからMarianao に逆襲を食らうも、相手18番をふっ飛ばしながら攻撃を死守、泡やPKかと思うほどの迫力あるシーンを演出し、チームのピンチを救いました。

　後半の最後の18分にはSHOGOが再び登場、果敢なオーバーラップを試み、猛アピールを繰り出します。

　

　しかし、試合はMarianao が一点を追加し、2‐0でコルネヤが敗れてしまいました。

　

　  

尚、KAKERUは夕方、憧れの地、カンプノウを訪れ、リーガエスパニョーラ第二節、バルサvsエルクレス戦を観戦しました。試合はまさかの0‐2でのバルサの敗戦となりました。

　by Keita Uematsu

　

　

Comments

[投稿情報: koshiro papa]

ｋａｋｅｒｕ　ｓｈｏｇｏ
今はやりのサイドバックがんばって。
１対１の強さを見せつけてやれ。
ｋａｋｅｒｕもこのまま入団しちゃおうぜ！

[投稿情報: koshiro papa]

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今の自分より上がある環境を探して戦うチャレンジを目指すことがすばらしい人生だとおじさんは思っています。