【MGF速報】
L'Hospitalet ( top team ) 9 - 1 SAKUYO
この日の相手はSegunda A (3部)のセミプロリーグに所属するL'Hospitalet。週末には、彼らの試合を見学し、素晴らしい試合を披露してもらった相手。間違い無く、J1下位からJ2上位の力を持っているチーム。今遠征で、最も実力のあるチームと言えるでしょう。
試合は、格上のオスピタレットが、前からガンガンにプレスを掛け、SAKUYOに時間とスペース、そして余裕を与えない追いこみ作戦に出て来ます。
スピード、パワー、テクニック、高さ、どれをとっても相手が数段上の中、SAKUYOは殆ど何も出来ず、ボールを弾き出す事しか出来ません。
そんな中、オスピは来シーズン、エスパニョール(1部)入りが決まっていると言う10番の左利きのゴメスを中心に、圧倒的なボールポゼションで攻め込んで来ます。
普段、日本の高校生レベルでは、むしろボールポゼションで優位に立つSAKUYO。引いた相手に戦う事が多いだけに、前から5~6人でプレスを掛けて来る戦術に戸惑います。
また、一つのボールの処理ミス、一つのパスのずれ、もしくはパススピードの無さ、一つのトラップの置きどころのずれ、全てが即、相手ボールになってしまいます。一つ一つのプレーのスピードと正確性、精度を上げていかないと、このレベルの相手には通じません。
松本コーチ「これ程のレベルの相手とは、日本でまずやる事は無い。」と語る程、次元の違うフットボールを見せつけたオスピ。
試合は終盤にSUMITAが意地の1発を左足ミドルで決めたものの、9-1で大敗を喫しました。
しかし、これ程の相手とやれる事は滅多に無い中で、今回の試合は、貴重な体験となった事は、間違いありません。高校生の彼らに、果たして今回の試合が、どのような経験値となるのでしょうか!?
是非、今後の成長に向けての、良い“スイッチ”となる事を願います。
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