この日、エスパニョール・スクールリーグに参加したTSUBASA。今回の留学では、2度目の試合となります。
この日は、6部リーグにChicaとして参戦、Didac Vilaに2-4で敗れました。この試合、敗れたものの、TSUBASAはなかなかのプレーぶりを見せていました。今回彼を見ていて気が付くのは、パスを叩くタイミングが速くなった事。ワンタッチプレーも出始め、チームの攻撃にリズムを与えます。また、ボールを失わず、相手のボールをしっかりとマイボールに奪い返す力も、相変わらずの発揮しています。更には、後半、右サイドから中へ切れ込んでの左足のシュートも決めるなど、 素晴らしいプレーが目立ちました。
続く、第二試合、2部リーグのCorominasにも参戦したものの、殆ど出場機会を与えられず。
そして、この日最後となった5部リーグでは、Eloyの一員として、COROMINASと対戦です。ここでも、攻守に渡り、縦横無尽に動き、神出鬼没のプレーぶりで、ゴールこそ無かったものの、5-2の勝利に貢献しました。
この日、全体的に、良いプレーが多かったTSUBASA。しかし、ここは1歳、2歳年上とは言え、エスパニョール・スクール。目指すところは、もっとずっと高い位置にあるはず。そう考えると、良いプレーは当たり前。この中で、より高いレベルでも十分に通用するプレーに磨きを掛けて行く事が重要です。
そういう意味で気になったのが、ボールを早く離し過ぎる点。これは、判断力との兼ね合いなのですが、自分で行けるところでも、簡単に叩き過ぎる傾向がありました。結果、味方にボールが繋がり、一見、悪く無いプレーなのですが、「そこは自分で勝負だろ!」と言うシーンで、自分で行かず、他人に頼ってしまう、自ら勝負する部分で、勇気を持って行けない。そういう、やや“弱気”と映る場面がありました。パスが悪いと行っている訳では無く、状況に応じ、自分で判断し、行けるところはもっと果敢にプレーすべきだと言う事です。自分が行くよりも、可能性がアップすると判断した上でのパスならO.K.ですが、時に、安易に楽な方を選んだ結果のパスが見られた点が、今後の修正点だと思います。
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