僅か3回ながら、同じ年のエスパニョールのカンテラで練習をする事が出来たYUKI。締めくくりとなったこの日は、何と、1歳年上のInfantil A との交流戦。25分 x 3本で行われたこの試合に、Infantil Bのラファ監督はYUKIを2本目と3本目でフルに使ってくれました。
ボランチでプレーしたYUKI。しかし、対戦した1歳年上の13歳軍団は、まるで別物。プレースピード、フィジカル、全てにおいてInfantil Aが圧倒します。ボールポゼションで殆どの時間帯を支配し、YUKIはもちろん、Infantil Bのイレブンはボールをなかなか奪う事が出来ません。
そして、次々とフィニッシュに持ち込まれて行きます。
着々と加点される中、ラファ監督は、「これは練習だ!恐れず、1点を取りに行け!」と指示。すると、ボランチの位置で防戦一方だったYUKIも、機を見て上がると、後方からのフィードをフォワードが落としたボールを右サイドの位置でタイミング良く受けると、そのままクロスを上げます。これがピンポイントでフォワードの頭にピタリと合い、ゴール!!!YUKI、アシストを決めます!
しかし、試合は何と2-11で終了。
上には上がいる事を痛感したYUKIは、「自分のサッカー人生の中で、一番の衝撃」と語る程、驚きを見せていました。しかし、と同時に、目指すべきものを見出したかのように、引き締まった、充実した表情も見て取れました。
いよいよYUKIの4週間の大冒険も、終幕に近づいて来ました。
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