いつの間にかキャンプも4日目。いやぁ~、時が経つのは本当に早い!
と言うわけで、この日の午前中は、初日の続き、再び“Mundialito”。ミニワールドカップの開催です。
そこでは、何と!バルサの至宝アンドレウ・フォンタスがキャンプ地に遊びに来てくれました!現在21歳の左利きのこのディフェンダーは、今シーズンからバルサのトップチームに昇格する事になった、カンテラ(下部組織)生え抜きの選手。スペインU21代表のメンバーでもあります。数年後、バルサのセンターバックはピケとフォンタスのコンビと言われている程の逸材です。
もっとも、先シーズンまでの主戦場はバルサBだった為、彼の存在を殆ど知らなかった7人は、ややピンと来ない様子です(笑)。きっと、数年後、“あっフォンタスだ!”と、バルサの試合をテレビで見て思う事でしょう。
さぁ、試合は、、、
まずはTAKUKI擁するウルグアイvs KOSHIRO&SHUNのフランスの対戦です。この試合、チームバランスの良いウルグアイが、終始攻勢に試合を進めます。メンバーが揃っていながら、どこかちぐはぐなフランスを尻目に、好機をものにしていったウルグアイが、3-0で勝利します。
続いて、SHOKI擁するアルゼンチンvs ITSUKI擁するブラジルの対戦は、互角の展開の中で、試合はシーソーゲームとなり、結果、2-2で引き分けました。初日の試合で殆どと言って良い程攻撃参加をしなかったITSUKIは、この日、それを課題として挙げていました。そして、その言葉通り、果敢にオーバーラップしようと言う姿勢が見られました。
一方のSHOKIも、攻撃参加を課題に挙げていましたが、なかなか思うようにいかない様子です。
さて、ちびっこリーグでは、趣向を変え、コーチがキーパーに入る形で6人ずつの3チームに分かれる形を取り、RYUGEN擁するイタリア、RYUSEI擁するスペイン、そしてもう一つのドイツに分かれての戦いとなりました。いきなり対戦したイタリアとスペイン。RYUGENとRYUSEIの両ストライカー対決となりました。そこでは、日に日に持ち味を発揮出来るようになって来ている2人が、共に大暴れします。RYUSEIがゴールを決めれば、RYUGENが取り返す。シーソーゲームの展開は、何とRYUGENのハットトリックによって、イタリアが勝利します!
視線を上級生の方へ移しましょう。
そこでは、TAKUKI擁するウルグアイvs SHOKI擁するアルゼンチンが戦っています。この試合、チーム力ではウルグアイに分があるようです。前線で、ボールを持った時に、如何に状況判断を伴ってプレー出来るかをテーマに挙げているTAKUKI。周囲とのコンビネーションも、少しずつ向上しているようです。そして、TAKUKIの見事なゴールもあり、ウルグアイが4-1で勝利を収めました。
さてさて、ブラジルvsフランスはゴールの応酬。そんな中、「結構調子が良かった」と自己分析するKOSHIROが、得点を決めます。一方、チーム事情により、左サイドバックを務めるSHUN。不慣れなポジションで、なかなか効果的なプレーを繰り出す事が出来ません。
試合は、4-4の痛み分けとなりました。
ちびっこカップでは、RYUGEN擁するイタリアが、RYUGENの2ゴールで勝利したとの情報が入って来ました。これで、RYUGENは今日2試合で5ゴールの荒稼ぎです。得点感覚を取り戻して来たようで、明日の決勝戦、そして、スペイン留学後半部分の大会での活躍が期待されます。
一方、RYUSEIも2試合目に2ゴールを上げ、チームの勝利に貢献しました。RYUSEIも今日、計3ゴールと、見事な活躍ぶりです!!!
さて、この日の第3試合、ブラジルvsウルグアイ。今、最もチーム状態が良いのがウルグアイ。この試合も4-1でウルグアイが勝利。今日は3戦全勝となりました。
一方のフランスvsアルゼンチンは、何と10-3でフランスの勝利。アルゼンチンは守備が崩壊。その一旦を担うSHOKIも、悔しい思いで一杯です。一方、SHUN「やっと今日、やりたかったトップ下が出来ました。仲良くなったセンターバックのマルクが、僕の気持ちを察してくれて、ポジションチェンジを働きかけてくれたんです。」
一方のKOSHIROは、「俺も今日は多分右サイドバックだったんだと思うけど、そんなの関係なく、自由に動いてやった。」との事でした。
さぁ、こうして、2回戦総当たりの“Mundialito”のグループ予選の結果は、
1位 ウルグアイ 5勝1敗 勝ち点15
2位 ブラジル 2勝2分2敗 勝ち点 8
3位 フランス 2勝1分3敗 勝ち点 7
4位 アルゼンチン 1勝1分4敗 勝ち点 4
と言う結果となりました。その為、明日のキャンプ最終日、決勝トーナメント準決勝は、ウルグアイvsアルゼンチン、ブラジルvsフランスの対決となりました。
また、ちびっこ大会の方では、再びイタリア、スペイン、オランダが総当たりし、最終的なチャンピオンが決まります。
午後は、アクティビティー。ちびっこ組が馬乗り。そして、上級生組がミニオリンピック競技大会に参加しました。350m走。水風船投げ。三段跳び。50mダッシュ。そして、4人組による350mリレーが行われました。際立った活躍を見せたのは、350m走でのSHUN。見事、2位にランクインしました。また、SHOKIも4位の検討を見せました。また、SHUNは三段跳びでも3位に入賞しました。
練習後、キャンプ場へ戻ると、そこでは、バブルパーティーが行われていました。これに反応したのが、RYUSEI、RYUGEN、KOSHIRO、ITSUKIの4人。皆、泡まみれではしゃいでおりました。
仲良くなった外国人の仲間とポジションのチェンジを持ちかけられるというのも、ここでしかできないこと素晴らしい
コミュニケーションが取れてきているのかな
攻撃的ポジションを担ったアルゼンチン戦10点も取れたということは、攻撃に自分の味を出すことが出来たのでしょうか?明日の試合に期待します。
ちなみに、SHUNはレアルファンなのですが、今日直にあったファンタス選手が影響でバルサファンになるのでは?
頑張れ7人の侍ボーイ
投稿情報: SHUN 父 | 2011/07/16 10:06