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2011/07/24

コメント

itsukity

Plan Marcet 2000のメンバーに恵まれ試合に勝利でき良かったですね。
又、先発出場できて良かったね。
でもITSUKIのプレーには納得いきません...GOALを狙いに行かなきゃ!
主人いわくITSUKIはスルーパスを見方に上手く出せたりするのが好きらしいと聞きました。(そんな話を聞いてがっかり)ITSUKIはこのままでは明暗の暗のままでキャンプが終わってしまうね。「ITSUKI can do it!」
その一歩を踏み出さなきゃ!インド帰国のカウントダウンが始まってるよ。
Do your best!

SHUN 父

挑戦、全てそのために、スペインへ渡ってサッカーをしているはず?
挑戦できていますか?
スペインでしか出来ない事、生活、サッカー、コミュニケーション全てにおいて後悔のない体験をしてほしいです。
挑戦だよ!挑戦!

Shoki mama

殻に閉じこもっていたら何の危険もない。でもね、見える物は闇しかない。殻を破ったら明るい世界が待ってます。恐れずに自らの意思で殻を破って!もう残り少ないですよっ。このまま終わってしまって悔いは残らないですか?

こうせい父

Hola!!こうせい父inバルセロナです^^

うちはこうせいを預けて、家族でバルセロナ旅行を楽しんでます。
とはいえ毎日、試合は観戦してます!

参加人数が多くて、植松さんははたから見ていてもすごくお忙しそうです。

そんなわけでちょっと速報をベンハミンカテだけでも。

りゅうせい君のお父さん、こんにちは!たくましいパートナーのおかげで
こうせいも引っ張ってもらってます。
りゅうせい君はたくましいですよ!コーチから別のポジションを指示されても
「いや、俺はトップで」と突っぱねる自信と強さがあり、こうせいも刺激を受けて
ると思います。

こうせいは田舎少年団のお山の大将なので、スペインサッカーのスピード、当たり
判断、すべてに戸惑ってまさしくチンチンにされてます^^>
やー、きた甲斐がありました。

ベンハミンのワールドチームは植松さんがご指摘のとおり「俺ひとりでやってやる!」
って子ばかりでチームになってません。右サイドの素晴らしいサイドアタッカーの
子を筆頭に(国籍不明)ワントップのりゅうせい君、左サイドのベネズエラ小僧、
真ん中のこうせい、ツーバックにガタイが大きいロシア人(親父さんがエキサイトして応援して、毎回しかりとばしてるのがすごい迫力^^)
と左ききのシュバインシュタイガー(のような子)あとベンチの子たち。

日本だとうちの団でも小3くらいの子は
「ボール持ったら一人でいけるとこまでいけ!」
って感じなんですが、ここではそんなサッカーまったく通じません。りゅうせい君もこうせいも単独突破を試みますが、それで点をまったく取れません。右の突貫アタッカーだけがサイドの利をいかして何点か単独で取れましたが。。。
センターハーフをまかされてるこうせいが、もう少し捌きをなんとかすればいいんでしょうが大人のサッカーをしろっていきなり言われても・・・って感じのようです。


試合詳細は詳しく植松さんがお書きになると思います。お待ちください。

速報だけ。3日目、初日大敗のエスパニョールに1-2で連敗。
プランマルセに2-1で勝利。エスパニョールがプランマルセに1-2で負けた
波乱があり、1敗のエスパを2敗の俺様軍団ワールドが追う展開で、4日目の今日。
 
第1戦、エスパニョール戦。1-6の3連敗。下の小学2年主体らしい相手チームに
まるで歯が立たない。写真見てわかるとおり相手はこうせい、りゅうせいの頭ひとつ
小さい子たち。ただ技術、判断、スピード、すぺて違います。
植松さんの査定で、相手は通常のスペインベンハミンリーグで主力が2部程度。
あとは3部の力の子たち。こうせいも曲りなりにも田舎のJリーグのアカデミー生
なんですが・・・これが日本とスペインの差だと、はっきりわからせてくれました。
 
こうせいはこの負けでガクッと自信を失ってる感じです。りゅうせい君と同じで
同学年相手に負けたことほとんどないですし、まして年下にやられた経験なんて
ないですから。これから立ち直って足を引っ張らずにがんばれるのか逆に楽しみです^^

第2戦は大乱戦の末4-6でバルセロナに勝利。りゅうせい君はハットトリック
だと思います。右サイドの突貫サイドアタッカーと息があってきました。
こうせいもアシストがあったし、俺様軍団にチームとして変化の気配は見られます。

あと残り4節。エスパニョールが7勝1敗。それを追ってワールド4勝3敗1分。
同率勝ち点でプランマルセが3勝2敗3分。バルセロナが7敗1分。
エスパニョールの年下チビたちになんとか一矢報いてほしいです。

他のおにいちゃんたちの試合も見て、全体の印象。当たりが弱すぎる、みんな!
ちょっとしたタックルですぐうずくまる。線が細い。こっちの審判は笛ふきません。
「早くたて、ハポネ、こら!」ってオーラです。
もっとみんな戦ってほしいです。


田舎チームの父コーチ、審判として、ここから改善しなくちゃって思います。

小3で(いやもっと下からか・・・)
このレベルの試合を日本でやれる環境ってどうしたら?って思うと
暗澹とします。都会ならともかく静岡の田舎ではたぶん地域トレセンを小1くらいから作ってトレセン同士でリーグ戦でもやっていけないとこのレベルの試合を体験できない。
たぶん小6になっても少年団では俺様プレイは変わらない。

結局、少年団どおしで試合をしてもレベル差のあまりにあるチームメイトを抱えて
試合を繰り返しても、スペインの子たちの判断、試合経験に追いつけない。
また土のグラウンドでやってるこうせいとスペインの子たちではタックルが違いすぎ。

田舎少年団のコーチとして、どうしたらいいのか?わかりません。。。。

りゅうせい ちち

こうせい父様、こんにちは!この度のBenjaminカテゴリーレポートありがとうございます。りゅうせいはこうせい君に出会えて幸運だったと同時に、私もこのキャンプを通じて、こうせい父とこういった関係を持てたことを大変うれしく思います。それにしても、親子でバルセロナ旅行とは羨ましい(涎)

りゅうせいがそれ程トップにこだわっていたとは意外でした。今までは、左トップ→センターバック→トップ下と様々なポジションをしてきたので、どこでもできると思っていたのですが、昔コーチが言った「何年色々なポジションをやっても結局、自然と最初にはまったポジションが一番得意なんだよね」という言葉を思い出してしまいました。おそらくワントップといっても、右サイドのサイドアタッカーの存在により、デルピエロゾーンでのプレイに終始しているのでと推測されます。

エスパニョールが小学2年主体とは・・・、愕然、ガクガク!!!今のところ、3連敗。が、チームとして変化の気配は見られているとのことで、第4戦目は楽しみですね。

追伸:植松さん、参加人数が多い中での詳細なレポート、ありがとうございます。こうせい君のゴールを一緒に喜んでいる写真は素晴らしいですね。今後は、カメラワークにも注目していきたいと思います。

こうせい父

りゅうせい ちち様、こちらこそです!帰国したらこれを機会に交流しましょう。

さて

こうせい父、末端の少年団コーチとして本場スペインのサッカー環境を目の当たり
にして考え込んでしまい、眠れないのでちょっと考察をメモ代わりに書かせて
もらいます。

 
2つ上のこうしろう君、たくき君、りょう君、いつき君の戦う小5アレビンカテの
同じチームにエスパニョールのカンテラ所属選手のフォワードがいます。
また対戦相手でアレビンカテを全勝で独走するチームに女の子のようなFWがいて
彼はバルサカンテラにスカウトされてる1部リーグチームのエースだそうです。

この2人を見て思うのは、決してスーパーな選手には思えないということ。
確かにうまいが、ひらめきやアイデアを感じるわけでもなく、堅実にボールを
失わず、アタックするときはする、ボールをはたくときははたくという判断が正確。
そんなプレーヤーに思えます。
ブラジル人のクラッキのようなわくわくするようなプレイをするわけではない。

やはり5才から同じレベルの子たちとリーグ戦を戦ってきてる、「サッカーの経験」
の違いだと思います。

これは今年から小野元技術委員長が鳴り物いりで導入した全小大会ふくむ8人制
サッカーや地域のリーグ戦での経験とやはり違います。

「同じレベルの子同士で組んだチーム同士の真剣勝負の場」

が圧倒的に少ないんです。

こちらで1年間2部を戦ったこうしろう君のお父さんにお話を聞くと、
7人制のスペイン少年サッカーでチームは15人前後の選手を春にセレクションします。レベルに合わない子はそもそもチームに入れない。
平日2日か3日、クラブで練習して週末の真剣勝負のリーグ戦を年間30試合。
ここでベンチに入れる12人ほどにあぶれた3人ほどの子は週末に招集もされません。
試合に出れない子は活躍の場を求めて、また春に2部から3部に落としてチームを
探したり、活躍した子はスカウトされ上位リーグやチームに移籍していく。
こんなプロと変わらないシビアな環境が5才から続いているそうです。

静岡では・・・

少年団は学年横割りで誰でも入ってこれるし、トレセンは小4からあるが
月に1,2度練習して年に数回ほかのトレセンと試合する程度。
これを少なくとも地域トレセンがクラブ代わりとなって1部、2部、3部トレセンを
つくり、週末にリーグ戦を年間30試合行うくらいにしないとダメでしょう。
ましてエスパルスのアカデミーのようにセレクションして子どもを取っても
静岡県の縛りで大会には参加できない、こんな状況では差が開きます。

こちらでは例えばこうしろう君のチームメイトでコルネヤの町に住んでる子は
たった2人。みんな活躍の場を求めてバルセロナ中に散らばって戦っているそうです。

グリーンカードの導入、去年から強化された手を使ったプレイへの厳しい判定、
これらも逆行してるように思えます。

とくに去年から徹底して各地域の審判講習で指導されている手を使うプレイを
厳しく指導して笛を吹く、ってことですが自分としても違和感がすごくあったの
ですが絶対おかしいです。
日本の子達が末端で「ボール持ったら自分で行け!」とドリブルを強化されても
ディフェンスが手も使わない、タックルも浅い、そんなディフェンダー相手
でのドリブルしか身についていないのでこっちで通用しないんだと思います。

アルゼンチン人のような手でディフェンスを掻き分けるようなドリブルをしたら
静岡ではカードもらいそうなほど接触プレイにうるさくなってますから。

またタックルの浅さですが、ほぼすべてのサッカー場が人工芝か天然芝のスペインの
環境を求めるのは日本のどの地域でもまだ不可能ですから、
例えば試合で着るユニフォームのひざ、ひじ、腰などにパットを入れた特製の
ユニフォームで土のグラウンドでも躊躇せずにスライディングにいく腰からぶち当てる、そんなアイデアを考えたらどうか?と思いました。

練習の密度ですが、日本のほうが長時間でこちらは短いが凝縮してると聞いて
ましたが、このサマーキャンプを見るかぎり「そうかな?」って感じです。

まあ、朝から晩までサッカー漬けのこのキャンプですから練習密度の調整をして
いるのでしょうが、日本の練習が決してぬるま湯のわけではないな、と思います。
これは通常のクラブの練習を見てみないと判断できませんが。

あと、これは個人的にすごく興味があるところでリフティングに代表される
クローズドトレーニングをスペイン人はほとんどしてないというところについてです。
いま、福岡でバルサスクールを開校してる元バルサスクールコーチの村松氏が
以前東京で講演をされたとき

「スペインでセレクション前にリフティング技なんて披露してる子がいたら
要注意人物としてマークされ、まず合格しないでしょう。」と
リフティングを重要視する日本人をある意味バカにしていました。

僕は静岡学園の井田コーチの理念に賛同し、リフティングをとても重要視して
指導してきています。
こうせいも小2で4000回以上インステップで突き、頭、アウトサイドなど
ほぼどこでも自由に突けますし、
背中に止めたり、頭で止めたり、フリースタイルのような技術ならかなりの
テクニックをもっています。試合でもまた抜き、シャペウで相手をおちょくる、
そんなプレイをほめて大事にしてきました。

まさしく村松さんの指摘する「リフティングは上手いがサッカーが下手な日本人」
の典型のような子です。

でも、確かにそうかもしれませんがアレビンカテゴリーのエスパニョールの子や
バルサにスカウトされた子のような「サッカーは上手いがたいしてワクワクしない
スペイン人のサッカー」ってところも今のところ僕は感じてます。

静岡学園の井田元コーチがいつも言われているように、

「パスを覚えさせれば確かにサッカーは上手くなる。チームも強くなる。
だけどマラドーナやメッシのような選手は出てこない。もっと徹底的な
テクニックの習得がすべてだ!」

というような考えも、またありなのではと思います。

日本人のまじめさで会得したボールコントロールを真剣勝負の場、間合いで
戦わせる環境がないことが欠けてる要素で、福岡の村松さんのように
リフティングなどを否定することとは違うのでは?と「現時点では」思っています。

そんなわけで、父コーチもまたスペイン少年サッカーの世界に刺激を受け
毎日いろいろ考えさせられているところです。

さあ、昨日こころが折れたこうせいが立ち直るか、ふてくされるか、そんなところ
も父として見所です^^
りゅうせい君はトップとして点を取り自分の位置をものにしています。

昨日みたいに途中で心が折れたら、容赦なくベンチにさげりゃあいいのに、と
個人的には思っているところです^^>

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