早くも、GINPEIがバルセロナに降り立って、1週間が経とうとしています。彼の3週間の挑戦も、こうしてあっと言う間に過ぎて行く事でしょう。そこには、立ち止まっている暇など少しもありません。常に、全身全霊を懸けて、突き進んで行かなければ、実りのある経験は勝ち取れません。
この日はグラマネットでのトレーニング。今のGINPEIに必要な事は、言葉の壁よりも何よりも、自分のプレーを積極的に出して行く事。自分は、退路を断ち切って、ここに居場所を掴み取りに来たんだと言う強い意志と覚悟が、ここまでの練習参加で感じ取れません。消極的にプレーし、無難なプレーに終始する、委縮した姿がそこにあります。
この殻を破らない事には、道は開けません。
スピードはあるはず。確かな技術は持っているはず。でも、全てが“はず”止まり。受け入れているクラブの監督、コーチ陣は、その持っているはずの力量を、まだ見ていません。
図々しく、ふてぶてしく、積極果敢に自分を表現する。今のGINPEIに必要なのは、そうした“エゴイスティック”な面です。性格を変えろとは言いません。でも、ピッチの上では、もっと豹変しなければ、ここでの居場所を掴むのは難しいでしょう。
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