Alevínリーグ Primera División Grupo 2
リーガ第18節、ホームにエスパニョールを迎えた大一番は、2-2のドローとなりました。相手のエスパニョールは2001年生まれの1歳年下。しかし、試合は殆ど互角の戦いとなりました。コルネヤとしては年上としての意地。エスパニョールとしては、プロ1部リーグ下部組織としての意地。その意地と意地が激しくぶつかり合う、激しい激闘となりました。このレベルになると、技術を持っているのは当たり前。小手先のテクニックだけでは通用せず、気持ちのぶつかり合い、プライドのぶつかり合い、球際の激しい攻防、そして、フィジカルの戦い、体のぶつけ合いと言う、綺麗事だけでは済まされない勝負となる事が多く、監督としても、必然的に、“闘える戦士”を起用する事になります。
そして、この試合に対し、残念ながらKOSHIROはベンチ外となってしまいました。線が細い故に、どうしてもパワー不足の感が否めない彼ですが、それでも、体をぶつけて戦う、なぎ倒されても向って行く闘志があれば、そういう扱いは受けなかったはず。スペインで同年代のトップクラスの中に混ざって喰らい付き続けたかったら、フィジカルコンタクトを恐れていてはやれません。幾ら技術があっても、勇敢に戦えない選手は、一線級が集う戦場に立つことは許されない世界なのです。
一方、ベンチ入りメンバーに入ったYUKIも、その点は課題。小柄ゆえにフィジカルコンタクトを苦手としている部分はあるとは言え、そこに恐れを抱いてはいけません。
この日のYUKI、果敢に仕掛けようとするも、風邪によるコンディションの影響からか、いつものキレを発揮出来ません。YUKIには、もっと自分のスピードに自信を持って、大胆に、図々しく、巧みにその武器を使えるようになって欲しいところです。それでも、2点目の同点ゴールをアシストしたシーンは、ジャニスとのワンツーから左サイドを駆け上がったお得意のパターンで、お見事!こういうシーンをもっと自分で多く作り出せる選手になってもらいたいものです。
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