4週間、長いようで、あっと言う間に、その月日は経過しました。
今回、スペインにフットボールの修行に来た明大の3人、SHINYA, HAYATO そしてMASAに、とうとう帰国する日がやって来ました。
同級生同士で来ていた今までとは違い、今回は新4年、新3年、新2年と学年の異なる3人。上下関係のある体育会系の中で、どのような雰囲気になるのか、興味がありました。
蓋を開けてみれば、お調子者!?(笑)の最年長SHINYAがムードメーカーとなって、それをクールな弟分達がフォロー!?すると言う、なかなかバランスの取れた構図が成立していました。
そして、次第に、上下関係の無い、「皆がアミーゴ」と言う文化のスペインの中で、異国から来た同士として、徐々に、そうした年齢の壁を忘れ、3人がそれぞれ伸び伸びと普段の生活やプレー面において、自分を表現していたように思います。
そんな彼らが、この4週間で、何を感じ取ったのでしょうか!?最後に、彼らへのインタビューを掲載し、本編を締めくくりたいと思います。
3人には、この経験を自分なりに活かし、次に繋げて行って欲しいと思います!
SHINYA「4週間本当にあっという間でしたが、サッカーに対する考え方が色々あり、とても良い時間が過ごせました!まず一つ目は、フットボールをやり一番感じたことは、やっぱりサッカーは得点を多く取った方が勝つスポーツで、その得点をとるという気持ちや、単純にゴールを目指すという姿勢、ゴールまで行くスピード、質は日本のサッカーより遥かに迫力があるし、そこの部分にすごくエネルギーを使っている気がしました!(自分の課題として)浮き彫りになったのは、ほとんどすべてなのですが、やはり一対一(攻撃も守備も)、また、ボールを止めて蹴るの正確さと速さ、判断力の速さと質のレベルをもっと上げなければと思いました。
一方、明治の方が良いと思った点は、守備の組織力だと思います。チャレンジandカバーや、一対一の対応などは明治の方が少し、優れてると思いました。
正直、自分の通用する点は、わかりませんでした。それほどスペインのフットボールの質が高かったです。
短期的な目標は、とにかく明治に帰って、スペインで感じたものを織り交ぜながらプレイして、公式戦に数多く出場して、結果を残すことです。また、長期的な目標は、プロサッカー選手になることです。サッカーをしてお金をもらうということが、スペインにきてどれほど大変で、そして魅力的なことだなと思ったからです。また、何回かはスペインでサッカーをしましたが、今回の留学でスペインのプロリーグで本気でサッカーをしたいと思いました。それが目標です。」
HAYATO「スペインの選手はみんな基本技術がしっかりしていると、どの選手を見ても思いました。その中で、自分自身がFWとして大きく感じのは、シュートの上手さやゴールへの意識の高さや、トラップの質などを感じました。
一方、日本の方が、ポジショニングや1×1の準備が粘り強いと感じました。
短期的の目標は明治に帰って、とにかく試合に出て活躍することが目標です。長期的な目標は、まずプロになって活躍することです。
短い間でしたが、ありがとうございました。試合観戦や観光など、そして、オスピタレットという素晴らしいチームで練習をさせて頂き感謝しています。この経験を活かして日本でも頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。」
MASANOBU「スペインの方が、球際の強さ、本気でボールを奪い返す迫力、深さが日本より激しいと感じました。また、その激しいプレッシャーからボールを失わないためのボールキープの仕方や基本的なパス、トラップの技術が高いと1ケ月練習参加した中で1番強く感じ、これからの課題になりました。
一方、日本でやっていて、自信を持った部分もあります。それは、全体的な守備の粘り強さです。FWの全線からの守備にしてもMFの守備にしても日本人(明治)の方が頑張って走って追うことができてると思います。特にDFの1対1の対応は日本人(明治)は我慢して守備ができてると思います。
今回の留学で、まだまだ自分に欠けているものが沢山あると感じたので、もっとサッカーに取り組みたいです。そして、明治で試合に出てタイトルを獲得するために勝つことが目標です。そして、海外でプロ選手としてサッカーすることのイメージがこれまではっきりしてなく、日本でまずプロ選手を目指してと考えていたが、今回1人でチームに参加したことにより、日本人が海外チームで試合にでることの難しさを痛感し、だからこそ、自分の中で海外に挑戦したい気持ちが強くなりました。」
ありがとう!Muchas gracias ! SHINYA ! HAYATO ! MASA !
Hasta la proxima !!!