先日、イングランドのニューキャッスルまで、我らがサムライブルー、日本代表U23がグループリーグ第2戦、モロッコと戦う試合を応援に行って来た。
このチームには、Movement Global Footballがマネージメントをしている山口螢選手が不動のレギュラーとして活躍している事もあり、彼の晴れ舞台をしっかりと目に焼き付けて置こうと言うのも、その目的の一つでした。
バルセロナからニューキャッスルまでの直行便も存在はしたものの、同日の便で試合前に辿り着ける便は存在しなかった為、エールフランスでパリ経由での渡航となった。気温30度のバルセロナから、22度のパリを経由し、辿り着いたニューキャッスルは、何と12度。日没には、一桁台まで気温が下がると言う。確かに、世界地図を見れば、ニューキャッスルはバルセロナよりも遥かに北に位置し、スコットランドの国境までも、車で1時間強の距離だ。
そんなエリアだけに、チケット売り場で声を掛けた地元の人のスコティッシュ・イングリッシュに、何度も「Perdon ?」を使ってしまった。
暑がりの私としては、実に心地良い気候。緑も多く、しっとりした雰囲気は、灼熱のバルセロナとは趣を大きく事にする。
今回の試合会場、ニューキャッスルのホームスタジアム、セント・ジェームズは、およそ56,000人収容のフットボール専用スタジアム。ピッチとスタンドの距離も近く、実に見やすいスタジアムだ。
ちなみに、チケット代は一番良い方の席にもかかわらず、30ポンド(約3,600円)と言う安さ。おまけに、日本戦の後のスペインvsホンジュラスも含まれているから、お得感満載だ。
試合はご存知の通り、試合終盤に永井がスピードを活かした飛び出しからループシュートを決め、日本が1-0で勝利、第3戦目を待たずして、決勝トーナメント進出を決めた。
我らが螢は、守備面での仕事ぶりは文句無し。残念だったのは、0-0の場面で得意の2列目からの猛烈な飛び出しに、永井がしっかりと見ていてくれて、GKと一対一になるシーンがあったが、シュートを大きくふかしてしまった点。彼だからこそのチャンスのシーンだったとは言え、やはり、ああいうシーンで決めて来る選手になって行って欲しい。
会場には、TOKIOの国分太一さんもいた。
続く2試合目では、スペインがホンジュラスに0-1でまさかの敗戦。グループリーグ敗退が決まってしまった。チャンスは幾度とあったものの、決定機で、尽く運に見放されてしまった。
La Roja(赤い軍団/スペインA代表の愛称)と比べ、La Rojita(スペイン下部カテゴリーの代表の総称)の実は、まだ青かったと言う事か。
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