さぁ、いよいよ本日は大会最終日!各チームの最終順位が確定する決着の日です!
皆暑い中、ここまで良く闘い抜きました。悲喜こもごも、勝利の喜び、ゴールの嬉しさ、そして、負ける悔しさ、、、色んな事がありました。泣いても笑っても、これが最後。さぁ、サムライ少年達は、どんなプレーを見せてくれるのでしょうか!?
【Alevin(2001/02)大会】
さぁ、まずは、YUMAとKOSEI擁するWorld Team 2001/2002が9―15位決定戦を戦います。ここでは、7チームが10分間一本の総当たり戦を行い、その雌雄を決します。
さて、ラインナップと結果は、、、
● 0-1 AC Milan 2001
● 0-1 AC Milan 2002
○ 1-0 Seleccion Russia 2001
○ 1-0 Seleccion Russia 2002
○ 2-1 Venezuela 2002
○ 2-1 Plan Marcet 2002
10分一本と言う、短い時間で行われた各試合は、いずれも1点差の接戦。ポルトガルにあるAC Milanスクールの2チームにいずれも敗れたものの、特筆すべきは、「リーグ戦では、10回以上は泣かされた」と言う、ラフプレーのRussia 2002に遂に勝利した事。YUMAは、得点こそ無かったものの、4勝2敗の成績に、貢献すべく、奮闘していました。
Alevin World Teamは、大会11位でゴールインです。
【Infantil(1999/2000)大会】
続いては、SHUNNOSUKEとIKUMI擁するWorld Teamが5-8位決定戦に出場です。対戦相手は、今回、何と、1999年Infantilリーグで別会場で別行動を取っていたSeleccion 2000と言う選抜チームに入っていたKOSHIRO擁するチームとの対戦です。
今大会初となった注目の日本人対決。2000年選抜には、何と、ベルタと言う女の子もいます。
試合は、お互い、5位決定戦ながら、決勝進出へ向け、このセミファイナルに意地をぶつけ合います。大会の前半戦と比べ、すっかりと逞しく戦えるようになったWorld Teamは、それまでの勢いを発揮し、懸命に挑みます。一方、同じ2000年生まれのチームは、1999年のチームばかりの強豪リーグで揉まれ、そして7チーム中3位と言う結果を掴み取っただけあって、中盤のKOSHIROとベルタを軸に、試合の主導権を握ります。SHUNNOSUKEもIKUMIも懸命にプレーしますが、なかなか、思うようなプレーを繰り出す事が出来ません。なかなか上手く行かないイライラ、そして、負けたく無い気持ちから、この試合ではIKUMIの闘争心が爆発し、相手を激しく止めるシーンも。ラフなプレーに、審判も、「次やったら退場だ!」と息巻くほど。しかし、これくらい戦う気持ちがあって丁度いい!最後の最後で、IKUMIの眠っていた闘争心が遂に目を覚ました印象です。がしかし、徐々に押し込む2000年選抜。そして、ミスなども絡み、World Teamは次々に失点を重ねてしまいます。結局、試合は0-6でWorld Teamが2000年選抜に敗れる結果となりました。
そして、続いては7―8位決定戦に回ったWorld Teamが、Venezuela 1と対戦です。リーグ戦で2度戦い、1分1敗とまだ勝った事の無い相手。新生World Teamの力がどこまでアップしたのか、試される最終試験です。
試合はいつものように1-3-1-2で、HARUKAが2トップの一角、そして、IKUMIとSHUNNOSUKEが両サイドバックを務めます。その他、ルディ、オスカル、ロベルトもいます。
最後の試合だけに、皆、気合が入っています。試合はシーソーゲームの白熱した好ゲームとなります。HARUKAがゴールを決めれば、Venezuelaが引き離す。そんな展開の中、試合終了間際にWorld Teamが2-2の同点に追い付く劇的な展開で、試合はPK戦へ。キッカーはただ一人。SHUNNOSUKEとHARUKAが遠慮がちにする中、一人、「俺蹴りたい!」と手を上げたのはIKUMI。がしかし、チームの思いは、このチームでHARUKAやIKUMIと共に重要な得点源の働きをしたオスカルに。だが、そのオスカルがゴールを決める事が出来ず、試合はVenezuelaの勝利となりました。
これで、Infantilの大会が終了。World Teamは13チーム中、8位と言う成績となりました。
ちなみに、優勝したのは1999年選抜。そして、KOSHIRO擁する2000年選抜は、5位決定戦でKOSHIROのゴールに絡む活躍も実らず、3-4で敗れ、6位と言う成績になりました。
【Benjamin(2003/04)大会】
さぁ、最後はBenjamin大会。これで、いよいよ大会の全日程が終了です。5-8位決定戦に回る事になったKEISUKEとKOTARO擁する我らがWorld Team 2003/04。ここまで、大会を通じて4度対戦したPlan Marcet 2004と何と5度目の対決です。ここまでの戦績はWorld Teamの2勝1分1敗です。
KEISUKEはいつものように右サイドバックで先発、そして、KOTAROも揃って1トップで出場します。
勢いがあったのはWorld Team。エースのアレクサンダー等がここでも爆発。KOTARO、KEISUKEも懸命に走ります。
試合は、4-2でWorld Teamが勝利!5位決定戦のいよいよファイナルへ進みます。
そのファイナルの相手はVenezuela 2。リーグ戦では2度対戦し、1分1敗とまだ勝った事の無い相手です。しかし、この試合で、とてつもなく嬉しいニュースが飛び出します!ここまで、唯一ゴールを決めていなかったKEISUKE。何度かチャンスがあったものの、不運もあり、そのチャンスを逃していたこの男に、遂に待望の一発が生まれます!
カウンターの展開から、ボールが綺麗に、そしてダイナミックに繋がれていくと、最後はゴール中央のKOTAROから右サイドを駆け上がったKEISUKEへ。そのKEISUKEはボールを受けると、前にあったスペースにドリブルで持ち込んで、右斜め45度の角度からシュート!KEISUKE「ちょっと蹴り損ねた」と言うボールは、しかしながら十分な強烈さで低い絶妙な弾道でファーサイドのゴールに突き刺さります。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!
ゴール、ゴール、ゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール de KEISUKE !!!
KEISUKEの見事なゴールにより、World Teamが先制点を叩き出します!
KEISUKEも、そして、ゴールが無く、悔しい思いをしていたKEISUKEの事を知っているチームメイトも、そしてアタビ監督やエドゥコーチも、皆大喜びです!!!
試合は、その後、自力のあるVenezuelaが反撃、たちまち2点を奪われ、逆転に成功します。
負けたく無いWorld Teamは懸命に走ります。KOTAROが、KEISUKEが、闘争心を剥き出しにして、凄い形相を浮かべ、闘っています。負けたく無い。勝ちたい。懸命に、必死に歯を食いしばって走っています。
がしかし、彼らの健闘も実らず、ダメ押しの追加点を奪ったVenezuelaが、3-1で勝利しました。
World Teamは5位と言う結果でした。
さぁ、これで、闘いは終了です。
最後は、大会恒例のエキシビジョントレーニングを父兄に披露し、表彰式、選手全員にメダルと成績表が渡されました。
共に戦った戦友達と別れを告げ、帰路へと就きました。
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