大会も遂に中日、5日目に突入です!
いつものように、6:45起床です。
が、なかなか皆、起きない起きない(苦笑)
ここ2日は特に暑い!風が無く、熱がこもる感じで、ピッチ上の気温は40度近いかもしれません。
それでも、サムライ少年達は、元気に頑張っています!
【Infantil(2000)大会】
まずはお兄ちゃん組。まずは、Seleccion U.S.A.戦。リーグ戦、ただ今首位の相手です。昨日と同様、サムライ少年トリオはそのまま1-3-2-1の3バックに右からSHUNNOSUKE、中央にHARUKA、そして、左サイドにIKUMIが入ります。両者の違いは、一つ一つのプレーの精度、球際の強さ、スピードなど、少しずつの積み重ねが差となって、U.S.A.への主導権と言う形になって表れます。相手の激しいプレスに、なかなか良い形を作れないWorld Team。この試合は、自力に勝るU.S.A.が、2-0で勝利しました。
続いて、17時半から対Seleccion Russia戦。リーグで現在2位の相手です。ここでは、右のSHUNNOSUKE、中央のHARUKAは変わらないのですが、IKUMIが一つ前に出て、右ハーフでの出場となります。
IKUMIもSHUNNOSUKEも、一つ良いプレーが出来るのですが、二つ目がなかなか成功しない。ロシアの粘り強いハードワークの前に、なかなか自分のプレーをさせてもらえません。昨日、少し喝を入れたSHUNNOSUKEは、右サイドバックながら、前へ出て行く意識を強めた感はありますが、良い形で何度か持ち込むものの、最後はパスを選択肢、それが上手く行かず、もったいない感があります。それでも、本人が、「まぁまぁ出来たと思う。」と語っているように、本人の中では、自分のプレーをある程度出せている感覚は持っているようです。それでも、右サイドバックとしてのディフェンス面での仕事は、まだまだ不安定。自分の背中にいるマークする相手を見失う場面が多々あり、1失点は、そこを突かれたものでした。
一方、IKUMIは懸命に頑張っています。が、長期の怪我開けが影響しているのか、俊敏性に欠け、ドリブルで抜いたり、逆に相手を止めたりと言うプレーがなかなか出来ません。それでも、シンプルに相手をかわしてパス。フリーの味方へパスと言う形で、攻撃にリズムを作ります。また、フリーキックには自信を持っているようで、ロシア人の9番ニコラスも常に蹴りたがるのですが、IKUMI、全く譲る気配がありません(笑)。
一度ベンチに引っこみ、再びSHUNNOSUKEの交代で右サイドバックで出場したIKUMI。1点ビハインドの展開で同点ゴールを目指し、攻勢に出ていたWorld Team。がしかし、ディフェンスは常に、相手の攻撃を意識して置く必要があります。ディフェンスなら特にです。がしかし、意識が前へ前へとなっていたIKUMIの裏に走り込んだ左サイドの選手が、見事に裏に抜けて、2点目のゴールを決めます。天を仰ぐIKUMI。ディフェンスに対する一瞬の油断が、致命傷となりました。
その後も攻めまくるWorld Team。Russiaゴール前で、8番のルビーを軸に何度もチャンスを掴むWorld Team。がしかし、あと寸でのところで、体を張ったRussiaの粘り強いプレー、そして、GKピロツキー(仮名)の再三に渡る好セーブで、World Teamは遂に、ゴールを割る事が出来ません。逆に、再びIKUMIの裏を突かれる形で失点を喫し、結局、0-4で敗れる形となりました。
今大会で初めて、悔し涙を浮かべるIKUMI。自分が失点の直接の原因となった事もあるでしょうが、ようやく、自分の中で勝ちたい気持ち、勝負にこだわる気持ちが悔しさとなって表れて来たようです。IKUMIの中で、本当の戦いは、これから始まるのかもしれません。
【Alevin(2001/02)大会】
続いては、YUMA擁するWorld Team Alevin。この日の相手はPlan Marcetです。前半戦の対戦では、0-0で引き分けた相手です。
World Teamの布陣は1-2-3-1。YUMAは2バックの右に入ります。KOSEIは中盤の左に入ります。
試合は、互角の戦いながら、後ろできっちりとした仕事が出来るYUMAを置く事によって落ち着き始めたWorld Teamが、徐々に主導権を握り始めます。YUMAの球出しから左サイドのスピードのあるルーカスが縦への突破で崩すと、中央へ折り返し。一旦は相手ディフェンスに弾かれたものの、こぼれ球を拾ったルーカスがダイレクトでループシュートを放つと、そのままゴールイン!World Teamが先制に成功します。
その後も攻めたてるWorld Team。すると、今度は左サイドでボールを受けたKOSEIが同じように狙い澄ましたループシュート。GKの頭を超えたボールは、見事にゴール右隅に吸い込まれます!KOSEI、今大会初ゴールです!!!
勢いづいたWorld Team。相手の攻撃は、YUMAが的確な対処で防ぎます。但し、空中戦や浮き球の処理には改善が必要のようです。胸トラップやヘディングで処理するべきシーンも、足を高く上げてプレーしようとし、ファールになるか、体ごと突っ込んでくる相手にボールを持って行かれる場面も。そんな中、途中から1トップに入ったKOSEIに縦パスが入ると、前へドリブルし、飛び込んでくるGKを右にかわして無人のゴールへ流し込むKOSEI!見事なKOSEIのこの日2点目のゴールで、World Teamが追加点、結局、4-0で快勝を収めました!
【Benjamin(2003/04)大会】
さぁ、最後はチビッ子軍団の登場です。
まずは、Venezuela 2戦です。前半戦では0-3で敗れた相手です。怪我の具合が心配されたKEISUKEですが、やはりただの打撲で、この日は右サイドバックの定位置で、復帰を果たします。試合は、昨日の連勝で勢いのあるWorld Teamが、Venezuelaと互角以上の戦いを演じます。得点源はやはり、エースの11番アレクサンダー。そのゴールをアシストしたのはKEISUKE、右サイドを駆け上がり、「とにかく、思いっきり中に蹴り込めば何かが起こると思った。」と言うシュート性のセンターリングは、相手ディフェンスの腹に食い込み、こぼれ球をアレクサンダーが押し込んでゴール!本当に何かが起こったKEISUKEのアシストによって、試合は、1-0でWorld Teamがリードのまま、後半の途中まで進みます。ここで、我らがKOTAROが登場です。相変わらず、意欲に満ち溢れたオーラを放ちプレーするKOTARO。ボールを呼びこむ声や、勝ちたいと言う気持ちは、誰よりも強く持っていて、そしてそれをピッチで表現しています。だが、リーグ戦でWorld Teamと3位争いを演じるVenezuelaは、そう簡単な相手ではありません。スピードや粘り強いディフェンスを持つVenezuelaに対し、フォワードで奮闘するKOTAROは、なかなか良い仕事をさせてもらえません。
そんな中、終盤にVenezuelaが猛攻を仕掛け、遂に同点ゴールをWorld Teamは許してしまいます。
試合はそのまま1-1の引分け。十分に勝てる試合だっただけに、残念な結果です。
最後はSeleccion 2003戦。ここまで、リーグ戦で首位を行っている相手。がしかし、World Teamは前半戦、彼らとやって2-2で引き分けています。しかもロスタイムにフリーキックを入れられるまでは、World Teamがリードしていた試合でした。それだけに、World Teamはやってやれない事はありません。
が、この日の相手は以前よりも力が上がっていました。フル出場したKEISUKE、後半丸々出場したKOTAROも、「殆ど何も出来なかった。」と言う試合は、0-4で完敗。KEISUKE「0-9ぐらいで負けた感じ」と感想をもらした通り、テクニック、スピード、激しさ、パスワーク、全てにおいて上を行った相手に、完敗と言う内容でした。
明日はいよいよ、リーグ戦最終節となります。果たして、どんなドラマが待っているのでしょうか!?
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