【MGF速報】
Juvenil Liga Preferente grupo 4
何と、突如GINPEIにチャンスがやって来ました。テクノフットボールのJuvenil Bに所属するGINPEIは、本来ならJuvenilの5部リーグを戦うところですが、今週の練習のパフォーマンスが評価され、Juvenil(ユース)の1軍であるJuvenil Aのリーガ開幕戦に招集される事になったのです。しかも、いきなり右ウイングで先発です。
気合十分のGINPEI。
がしかし、試合に入ると、共に開幕戦の緊張感からか、3部リーグとは思えない、球の蹴り合い、ボールの奪いに終始する、およそフットボールとは言い難い展開になって行きます。そんな中、なかなかボールを呼び込めないGINPEIは、殆どボールを触る事が出来ません。時折ボールが入っても、簡単にパスを叩いて、その後のリターンがもらえず、見せ場を作る事が出来ません。それならば、自分の持ち味であるスピードを活かす為に、強引でも縦勝負を挑めば良いのですが、対峙した体格の良い左サイドバックになかなか良い仕事をさせてもらえません。Juvenil1年生のGINPEIは、明らかに華奢た体格で、空中戦や、球際の攻防で非力さを露呈してしまいます。気持ちが空回りし、それがプレーに表れてしまいます。
そして、前半32分、右サイドが上手く機能していないと見るや、GINPEIは屈辱の交代を命じられてしまいます。
試合は後半に4ゴールを決めたテクノフットボールが、敵地でCalellaを破り、開幕戦勝利を収めました。
チームの勝利とは裏腹に、悔しい表情をにじませるGINPEI。
がしかし、まだシーズンは始まったばかり。少なくとも、2軍の選手が、いきなり1軍の開幕戦に抜擢された事は、それまでの彼のトレーニングぶりが認められた証拠。再びチャンスをもらう為に、引き続き精進あるのみです。
コメント