この日の夜は、El Clasico !!! 世界中のサッカーファンが、最も見たい対戦カード!
そんな超ビッグゲームを、何と2000年生まれのIKUMIと、2001年生まれのFUMITOは、その若さで体験してしまいましたぁ!!!(何と贅沢な!)
しかも、国王杯(la Copa del Rey)の準決勝2ndレグ。勝った方が決勝に進出すると言う、緊迫した大一番。
結果はご存じの通り、攻守に渡ってバルサを凌駕したレアル・マドリードが、1-3で勝利しました。
この結果にメレンゲのFUMITOは大喜び!一方、バルサファンのIKUMIは、「レアルのファンに変わろうかな」と、カンプノウでは禁句の一言を発していました(笑)。
この試合は、明らかにがむしゃらにでも“勝ってやる”と言うマドリーの気迫が、バルサのそれを上回っていたように思います。マドリーの方がより走り、より激しく戦っていた。一方、バルサはいつも通り戦うのは良いのですが、バルサ対策の陣形を敷いて来たレアルの牙城を崩せず、攻撃に精彩を欠いていました。メッシも完全に封じ込められた感があります。一方、バルサはレアルと違い、相手のストロングポイントである炎のカウンターに対するケアーに甘さがありました。
そうしたハートの部分と、戦術的な部分での準備にくっきりと差が出来た試合だったなと。そういう意味で、今回は改めて、監督の存在の大きさを感じました。
余談ですが、今回試合を裁いたウンディアノ・マジェンコ主審とバルサは相性が悪く、試合前からそれが話題にはなっていましたが、確かにバルサ側からすると不当に映るジャッジもあったものの、その部分を必要以上に被害妄想として、言い訳にしてしまっているようにも感じました。
いずれにせよ、こんな“不甲斐ない”バルサを見たのは久しぶり(グアルディオラ以前までさかのぼる)に見たような気がします。一気にサイクルが終わりかねない事態だけに、今のバルサには、選手を奮い立たせる“劇薬”が必要なのかもしれません。
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