アッと言う間に、KAZUKIの1週間の挑戦は過ぎようとしています。
「1週間は短い。本当にアッと言う間。もっともっと居たい!」と語るKAZUKI。
そんなKAZUKIの最初で最後のエスパニョールスクールリーグです。
2005年チームのTintin Marquez(ティンティン・マルケス)の一員として第一試合を戦ったKAZUKI。1-2-3-1の右サイドや1トップでプレーしました。
ここでのKAZUKIは、繰り出すパスにやや正確性を欠き、なかなか相手ゴールを脅かす効果的なプレーを示す事が出来ません。また、日本人ならでは、球際の攻防でも弱さを発揮、更には、特に浮き球のボールをコントロールする際、相手の素早い寄せを背負うと、トラップに乱れが生じます。実戦の中で、如何に局面局面に応じた適切なプレーを選び、そして繰り出すか。その部分で、KAZUKIは課題を露呈する形となりました。
試合終了間際には、相手との競り合いでやや右足を痛めてしまいました。
試合は2-1でTintin Marquezが勝利しました。
続く2試合目。今度のチームValverdeが所属するリーグは、4部リーグです。流石に周囲のフィジカル、スピード、技術のレベルも先ほどとは大分違う様子です。
やや足に違和感があるものの、「行けます!」とKAZUKI。後半から出場します。主に右サイドでプレーするKAZUKI。ワイドに開いてボールを受けると、ドリブルで抜こうとしますが、相手の長いリーチにボールを引っかけられてしまい、なかなか思うようにさせてもらえません。また、スルーパスに抜け出し、サイドを突破するも、センターリングは相手にはじき返されてしまいます。すると試合終盤には、ゴール前で絶好のチャンスを掴むも、シュートは何と枠の外!決定機を逃してしまいます。また、終了間際には浮き球をミドルシュートするシーンもあったものの、ボールは大きくクロスバーの上を越えてしまいます。
なかなか満足の行くパフォーマンスを示すことが出来なかったKAZUKI。しかし、「試合出来て、楽しかった。」と清々しい表情を浮かべ、感想を語ってくれました。
試合後には、同年代、2002年生まれのエスパニョールのカンテラ、Alevin Bの公式戦を観戦しました。「やっぱり、皆当たり前のように上手い!」とKAZUKIは感嘆の表情を浮かべていました。
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